先に断っておくと、『CT6』は『CTS』の派生モデルなんかじゃない。ややこしい話だけれど、キャデラックのモデル命名法が、このCT6デビューを機にまったく変わったのだった。
特にスズキの信奉者ではないが、最近のスズキが投入するモデルはどれも気概に満ちていて、乗り甲斐があるクルマばかりだ。新しい『イグニス』 もその例外ではない。
アウディ『RS3スポーツバック』は、本国では先代モデルから設定されていたが、日本では今回の2代目モデルが初登場。アウディのスポーツ部門を受け持つクワトロ社が開発から生産までを手がけたモデルだけに、走りのパフォーマンスは極めて高いレベルにある。
E-Fourすなわち4輪駆動車は、『プリウス』ファンには待たれていたモデルだっただろう。北国のユーザーに限らず、最近では地域を問わず予期せず雪に見舞われることも。そうした際の備えとしてもより心強い。
一昨年のカーオブザイヤーに輝いた『デミオ』。つい先ごろ、早くもマイナーチェンジが施されたのだが、それは別の機会で報告するとして、今回紹介するのは贅肉をそぎ落とし、走りに徹した「15MB」である。
ずいぶん自動車らしくなった…が第一印象。新しい4ドア版は、『スマート』らしい飄々としたキャラはそのままに、合理的に実用性をカタチにしたクルマに仕上げられてきた。
『アルト ターボRS』がデビューした際に、その痛快さと価格の安さから、それを絶賛した。ただ、設定されたトランスミッションが5AGSだけというのにどうしても引っかかっていたのだが、それが『アルトワークス』として実を結んだ。
テスラ『モデルS』のカスタマーにとって、最もエキサイティングな瞬間。それは、運転席と助手席の間にレイアウトされる17インチサイズのタッチスクリーンに、アップデートソフトウエアが提供されたことを意味するアイコンが示された時ではないだろうか。
「日本ではボルボ創立88周年を記念した」という限定モデル。“T5”と呼称される高性能2リットル4気筒ターボ(245ps/35.7kgm)+8速ATを搭載。「T5 R-デザイン」をベースに仕立てられたスペシャルモデルだ。
『キャスト』3兄弟のなかで、ひときわ威勢のいいモデルがこの「スポーツ」。「スタイル」が標準仕様だとしたら、よりファンな走りをコミットする(!?)のがコチラ、という訳だ。
東京モーターショー15に出品され注目を浴び、2016年に市販されたばかりのスズキ『イグニス』に試乗した。
新型プリウスの大きなハイライトのひとつが、『プリウス』初の「E-Four」、つまり『エスティマハイブリッド』などでもおなじみの電気式4WDシステムが、よりコンパクト化され 用意されたこと。
フォード日本撤退のニュースが駆け巡って早2週間が過ぎた。実は2月第2週に開催が決まっていたニューモデルの試乗会がキャンセルされた。その試乗会が予定されていたモデルが、『エクスプローラー タイタニアム』だ。
2016年1月末に北海道で開催されたレクサスブランドのウインター試乗会で『NX300h』に試乗した。
オフロードや雪道を苦にしないタフな道具感をセールスポイントに、世界中で高い人気を誇っているのが日産『エクストレイル』だ。自慢の4WD技術とハイブリッド車の実力を知るため、厳冬の蓼科高原でチェックしてみた。
何があってもVWの『ゴルフ』が名車であることは、これまでの歴史と評価が証明している。ラテン系に較べ情感こそ抑えられ気味ではあるが、その定規のような理念、キャラクターはVWの持ち味だ。
マツダ『CX-3』が、市場デビューから僅か10か月で早くも改良を受けた。これまでの常識から行くと非常に早いタイミングでの改良と言えよう。
2008年の登場以来、初のマイナーチェンジ。電動ソフトトップ付きの『500C』の上級モデル、「ツインエア ラウンジ」に試乗した。
“爽快スポーツフィール”がもともとの持ち味である『V40』。それに同社新世代のクリーンディーゼルと、ボルボにとって高性能の証でもある「R-デザイン」を組み合わせて仕立てられたモデルが試乗車だ。
試乗したのは、17インチの大径タイヤのカッコ良さからも選ばれる、リチウムイオンバッテリーを搭載する「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」。
全幅1620mmが1625mmにわずかに大きくなったとはいえ、日本の道でめちゃめちゃ使いやすいサイズであることに変わりはない。