ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2017を獲得したプジョー『3008』は、プレミアムメーカーを目指すというプジョーの新しいベンチマークになることを目指し開発された。実際にテストしてみると、斬新なi-Cockpitなど、新しいプジョーを感じさせるものだった。
『グレイス』という車名を聞いて、すぐにクルマを思い浮かべることができる人はどれほどいるだろうか。2014年に登場した歴史の短いモデルだからしかたがないが、ベースはアジア地区などで発売されている「シティ」で基本構造が同じ車種。
デビュー当初に乗せてもらったのは、ガソリン仕様の2リットルエンジン搭載車。あれから『X1』には試乗していなかった。今回はディーゼル仕様の「xDrive」(4WD)である。
アメリカのベストセリングセダン、トヨタ『カムリ』、別名“ビューティフルモンスター”。別名に値するほど美しいかどうかは別にして、先代より遥かに存在感のあるスタイリングに生まれ変わったのは間違いない。
2017年に行われた『フィット』のマイナーチェンジは、ホンダセンシングの採用に注目が浴びがちだが、実はそのほかにも様々な変更が行われていた。
大ヒットモデルであった『レガシィ・ツーリングワゴン』の後を継ぐという重責を担った『レヴォーグ』だが、順調に販売を伸ばし現在に至っている。
『カムリ』の日本での存在感は希薄だが、北米のミドルサイズセダン市場ではホンダ『アコード』と熾烈なトップ争い繰り広げている。
1997年に登場した『ハリアー』は、プレミアム・クロスオーバーSUVの先駆けとなったモデル。現行モデルは3代目となるが、2017年6月にマイナーチェンジを受けた。
スズキ『スイフト』にハイブリッド仕様が追加された。現行モデルにはすでにハイブリッドモデルあるんじゃないの? そう、仰る通り、現行モデルにはすでにハイブリッドの設定はある。
発表から3年と少し経ったスバルの『レヴォーグ』が大幅な改良を受けた。新型はすでに7月3日に発表されているが、今回の試乗はクローズドコースにて行われた。
マイナーチェンジでヨーロッパ風味に進化したトヨタ『ヴィッツ』。エクステリアだけでなく、その走りにもヨーロッパ流の味付けが施された。ショックアブソーバーに新構造のバルブを採用することで、操縦安定性をアップ。
2シーターFRの12気筒フェラーリは、真のフェラリスチのためのモデルである。実際、その最新モデルを買う顧客の約4割は過去にV12モデルを買った経験があるオーナーたちで、購入理由として真っ先に上がるのが“性能”だった。
試乗車のグレードは「RS ホンダセンシング」。今日的な打ち出しは当然ハイブリッドだろうが、132ps/15.8kgf・mを発揮する1.5リットルi-VTECエンジンを搭載、シリーズでは高性能版に位置づけられるモデルである。
ランドローバー『ディスカバリー』と言えば、かつてはファミリー向けオフロード車として、メーカー自身もキャメルトロフィーなどのアドベンチャーレースに盛んに参加して、タフさをアピールしていたモデル。
セダン?何それ?そんな若者が増えているんだそうだ。つまりセダンという自動車の形状を知らない若者である。
『グレイス』はホンダ最小のノッチバックセダン。『フィット』をベースとするモデルだけに、フィットのハイブリッド系パワーユニットに改良に合わせ、グレイスも変更を受けた。
野球帽のツバをうしろに回して被った少年みたいなルックス。とはいえベースの『500』とは帽子の被り方が違うだけでなく、より本気のスポーツカーに仕立てられているのが『アバルト595』の特徴だ。
『WRX』シリーズは元々は『インプレッサ』のスポーツグレードとして存在していたWRX系を独立させ2014年に登場したモデル。なかでもSTIは思いっきりスポーティに振ったグレードだ。今回「WRX S4」とともにマイナーチェンジを受けた。
「RS」のネーミングは古の時代からホンダ高性能モデルに使われた伝統のもの。中年以上のおじさんが思い出すのは『シビックRS』であろう。
出だしでつまずいてしまった、3代目のホンダ『フィット』。改良を重ね、久しぶりに試乗したマイナーチェンジモデルは、その商品力を大幅に引き上げていた。
パッケージングは、あえての★2つ。理由は、1905mmというその立派な横幅である。洗車していても、ボンネットの真ん中までスポンジを持つ手が届かない。この堂々たるサイズのワゴンを乗りこなすには、少しばかり勇気がいるというものだ。