2015年秋から限定300台で発売されている『ポロ ブルーモーション』に試乗した。パワーユニットは3気筒の1リットルターボ、95ps、16.3kgm。つまり、1リットルにして標準車の1.2リットルターボの5ps増しで、トルクは同一。
「低重心パッケージ」と言うけれど、全高は先代より20mm低いだけだし、フロア基準面は10mm下がっただけ。運転手しか乗っていないときに、それはどれだけ効果があるのか…? そんな疑問は、新型『プリウス』に乗ると雲散霧消してしまう。
フィアットブランドとして最新かつ最高の安全装備を搭載したという『500X』。しかし、その走りの味付けはかなりプリミティブなものだった。
2011年の日本導入から4年、VWの7人乗り大型ミニバンの『シャラン』が新しくなった。
『パナメーラS E-ハイブリッド』とともに、現在ポルシェが販売している、もう一台のプラグインハイブリッド車=PHEVが、この『カイエンS E-ハイブリッド』だ。
残念ながら、メルセデス『A180』の発表会に行けなかった。何でも生パフュームが見れたそうだ。残念! それだけ大々的にやるからにはさぞや大きく変わったと思っていたが、実物を見て少々肩透かしを食らった。
ポルシェはミッドシップスポーツの『ケイマン』&『ボクスター』にも、「GTS」の称号を掲げるモデルを用意している。
昨年行われたビッグマイナーチェンジで、ポルシェは991型『911』のカレラ・シリーズに搭載される水平対向6気筒エンジンを排気量縮小するとともに、自然吸気からツインターボへと進化させた。
2013年に発売されたコンパクトSUVの『マカン』は、ポルシェの成長にさらに大きな加速度を生み出したモデルだ。今回はそのベースグレードである、シンプルに「マカン」と呼ばれるモデルを試乗してみることにした。
メルセデスベンツ『S300h』は2.2リットルのディーゼルターボを搭載したハイブリッド車だ。
ポルシェが「E-Performance」と表現するコンセプトは、自動車の運動性能と環境性能をより高いレベルで両立させることを目的としている。
メルセデスベンツの最上級セダン、『Sクラス』に新たに「S300h」の名を持つハイブリッドモデルが追加された。なんとディーゼルエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドがこのS300hだ。
東南アジアなどを中心にMPVとして高い人気を保っているのが『キジャンイノーバ』だ。元々は多目的車として登場した『キジャン』から2004年にバトンタッチしたモデルだが、その新型車が2015年11月に登場。生産地であるインドネシアで試乗する機会を得た。
フォルクスワーゲングループジャパンは、e-モビリティ主力のパワートレインと位置付けるプラグインハイブリッドシステムを搭載した『ゴルフGTE』を投入した。
実は単にアウディ『A1』と同じ1リットル3気筒ターボエンジンを搭載した『ポロ』だという以外、一切の予備知識なくこのクルマに試乗した。で、どうだったかというとA1で感じた感触はまさにそのままだった。
東京モーターショーで発表されたスマート『フォーフォー』。デビュー以来、ラインアップを充実しながら製造し続けられているスマートだが、フォーフォーは約8年ぶりの登場である。
サルーン作りを得意とするメルセデスに対し、BMWは『3シリーズ』や『5シリーズ』といったミドルクラスのモデルの方が駆け抜ける歓びを表現するイメージにリンクする。それだけ、『7シリーズ』の存在感は薄かった。
やはりボルボの十八番(おはこ)だなぁ…が第一印象。ベースの『V60』に対し最低地上高を+65mmの200mmとし、フロント・ロアクロスメンバーの追加、『XC70』用サブフレームの採用(リヤ)など、入念に仕立ててある点は見逃せない。
メルセデスベンツの『Gクラス』はもともと軍用車としてデビューしたヘビーデューティなモデル。今は装備を充実した上級化が進み、日本に輸入されるモデルも高級なSUVとなっている。
フィアットのアイコン的な存在ともいえる500(チンクエチェント)。そのファミリーに新たに加わった『500X』は、SUVライクなアクティブなスタイリングと後席ドアが生み出す実用性を備えたクロスオーバーモデル。
『MINI クラブマン』は、ミニ史上最大となるボディサイズを誇るモデル。リヤゲート部には観音開きのドアを備え、独特のスタイリングを誇っている。