軽自動車、以前は自分では絶対に買うことの無いクルマ、と思っていた。しかし、子育て真っ最中の娘は軽自動車ユーザー。グッと身近になって、よく観察してみると最近の軽自動車、まぁよくできている。本当にあれやこれや感心することだらけだ。
『スペーシアカスタム』を買うのに100の理由があるとしたら、その筆頭は威風堂々としたフロントグリルだろう。まるでトヨタ『アルファード』のミニチュア版のような大迫力、である。
ホンダアクセスは、量産モデルと同じ生産ライン上で、カスタマイズパーツを装着するコンプリートモデル『モデューロX』の第4弾として、『フリード モデューロX』をラインナップした。
『インプレッサ』ベースのライトSUVとして初代『XV』(当時はインプレッサXV)がデビューしたのが2010年。およそ1年半で生産は終了し、2012年より2代目に移行。今回試乗した3代目は、2017年4月に発表されたモデルである。
このところ、各自動車メーカーとも、新構造のプラットフォームデビューが相次いだ。スバルのSGP、トヨタのTNGA、そしてスズキのハーテクトなどなど。いずれの場合も軽量化してなお、剛性を上げているのが特徴だ。
エンジンの排気量が経済力を示し、大きさを追い求めた時代は、いまや旧石器時代並みの遠い昔である。技術進化と価値観の変化は常にアップデートしなければいけないけれど、アウディの、しかもSUVに1リットルのエンジンが搭載されるとは、ちょっと予想外に早い展開である。
「エグゼクティブラウンジZ」のお値段、素の状態で何と750万8160円である。これにもし何か付ければ、即800万円。そして乗り出しは900万円になる。一番お高いメルセデスのミニバンよりも高価だ。それでもなぜ人気となったのか。
カタログも『ジュリア』とは別に用意される「クワドリフォリオ」。プライス自体、他グレードとは別格ながら、乗ってみれば「なるほど、そういうことか!」と唸らせられた。
発表会の時にも社長自ら「ちゃんと名前があるのだから…」と、軽自動車『ハスラー』との差別化を盛んに訴えていたが、これ、どう見ても僕には大型ハスラーにしか見えない。
北海道で行われたマツダの雪上試乗会。一般道では2リットルガソリンエンジン搭載の『CX-3』と、2017年12月14日に発売になったばかりの『CX-8』(いずれもAWDモデル)に試乗することができた。
日本で選べるCXラインは「3」「5」「8」の3モデル。括りの上ではSUVだが、ただの“大中小”ではなく、各々、独自のキャラクターを打ち出しとしている点がポイントだ。
世界的に人気の高まるSUV。ついにフェラーリまでがSUVを作ると言い始めた。そんななか、日本人にとって『クロスビー』のこのサイズは、まさに待っていましたの登場である。
ルノー・ジャポンが200台限定で導入した『トゥインゴGT』。ルノー・スポールの手が入ったこのクルマが広報車としてラインナップされていたので、テストに借り出してみた。
これは「無限航続距離PHV」と呼べるかもしれないなぁ。新型『プリウスPHV』の技術説明を聞いてまず僕は、そんな無茶な発想に至ったのだ。というのも…。
フォルクスワーゲン(VW)はベーシックモデルなモデルを作るメーカーとして有名な存在で、それは世界的にも認知されている。『up!』、『ポロ』、そして『ゴルフ』とベーシックモデルらしいクルマを数多くしているVWだが、じつは高級志向のクルマも用意する。
フォルクスワーゲンを代表するベーシックモデル、『ゴルフ』の新バージョンとして完全電気自動車の『e-ゴルフ』が追加された。
タイプRの存在が光るホンダ『シビック』だが、その根底には標準タイプの高い基本性能がある。
おやっ!?と思わせられたのは乗り味だった。SUV(BMWでは“SAV”と言う)であってもBMWらしい走りの味…従来のそんな“趣”が、やや違う感触に思えたから、だ。
2代目となった日産『リーフ』。今回のフルモデルチェンジはプラットフォーム、駆動系、さらにはドアパネルまでが先代のキャリーオーバー。基本的な乗り味には大きな変化はないが、全体として熟成度が上がっているという印象を受ける。
ミニバンからの撤退を表明しているマツダが、多人数乗車モデルとして用意したのがSUV。すでに北米向けとして3列シートモデルの『CX-9』を導入しているが、日本向けとして用意されたのがそれよりも少し小さいボディを持つ『CX-8』だ。
先代のイメージを踏襲するデザインだが、3代目となった新型『X3』に近づくと、ボディがさらに大きくなったことを実感する。