新しいパワーユニットには、新しいデザインであってほしい。クルマを所有する喜びのひとつが、まわりから認知してもらうことだとしたら、注目を浴びるデザインは必須項目といえる。
現在、国内で販売されるアウディの唯一のプラグインハイブリッドが『A3スポーツバックe-トロン』だ。最大出力110kW(150ps)の1.4リットルターボエンジンに、最高出力80kW(109ps)の電気モーターを組みあわせたシステムは、最大約50kmのEV走行を可能としている。
グリルから“2枚歯”がなくなり、DSウイングとロゴで、新たに立ち上げられたDS Automobilesブランドをアピールする外観。小さなボディに主張の強いメッキのグリルはどうかな?とも思ったが、いやどうして、何なく魅せてしまうところはDSの一員だ。
マツダ『アクセラ』が商品改良され、新たに『デミオ』などと同じ1.5リットルディーゼルが追加され、そちらに話題が集まっているが、やはりディーゼルの主役は、アクセラに関する限り「22XD」のような気がする。
『X5 xDrive40e』は、BMWが『i8』に続くプラグインハイブリッド(PHEV)として設定したモデルだ。これに続いて様々なPHEVが登場している。
運転席に座ったとたんに目が点である。これがボルボなのか。ボルボが社命をかけて追求する安全性。インテリアのデザインやスイッチの位置やカタチなど、計算された理念のもとに作られてきたはずだというのに、この凄まじい変わりよう。
今冬発売予定の『プリウス』のリーディングカー、『プリウスPHV』の新型プロトタイプに試乗した。
明るい運転席からの景色に、グレーでゆったりとした空間を演出するシートが心地いい。二列目三列目での居心地が家族のおもてなし度を左右するとあれば、ここは手を抜くわけにはいくまい。
VW『パサートGTEヴァリアント』は、車格こそ違うものの『ゴルフGTE』と同様の1.4リットル直噴ターボTSI+電動モーターというプラグインハイブリッド・システムを搭載している。
正直、何故こういうことをするのか? 三菱という自動車メーカーは、コンプライアンスもガバナンスもまるで無いように感じてしまう。とはいえ、『アウトランダーPHEV』乗れば非常に良いクルマなのである。
フロントのエンブレムにあるツマミをひねると、エンブレムごと開いて顔を出す充電ポート。エネルギーチャージはまるで、ペットにごはんをあげるような感覚だ。
ごついボルボが戻ってきた。そう感じさせてくれるのがポールスターの存在である。すでに何度かレポートしているように、ポールスターは新たなボルボの高性能部門。しかし、ごついボルボとはそれを指すわけではない。
総走行距離約470kmという比較的短い距離のドライブではあるが、市街地、高速道路、郊外路、山岳路といろいろな道でパフォーマンスを試すことができたので、リポートをお届けする。
実はコンパクトカーに搭載されるディーゼルエンジンは、AdBlueを使っていないものが多かったりします。それはそれで素晴らしいことだと思うのですが、AdBlueを使うとディーゼルエンジン特有の後処理、つまりNoxやPMの処理がものすごーくラクになるんだとか。
ほとんどのプラグインハイブリッドカーは、「EVモード」「ハイブリッドモード」を選択できるようになっている。VW『ゴルフGTE』も同様でありEVモードを選択すれば、最高出力80kW(109ps)/最大トルク330Nmのモーターでの走行が可能だ。
リヤフェンダーの膨らみはリヤエンジン(厳密にはミドシップだったが)繋がりで、往年の『5ターボ』のモチーフを引用したもの。そう聞かされると、意外にもマニアックな要素に、ほほぅと軽く感心させられた。
まだ発売前だが、スバル『インプレッサ』のプロトタイプに試乗する機会を得た。場所は修善寺のサイクルスポーツセンター。クローズドのコース内のことである。
PHVばかりを一堂に会して行われた試乗会。そんな中でひときわ目を引く存在なのがBMW『i8』であった。
グレード名でも判るように「C350eアバンギャルド」は『Cクラス』のラインアップでは、V6、V8搭載のAMGに次ぐ最上位モデル。しかもアバンギャルドだから、目の前に停められているだけでも、見るからにほどよいスポーティムードが伝わってくる。
日産『セレナ』の属するセグメントをMセミキャブ市場と呼ぶのだそうだ。このセグメントにおいて、セレナは先代C26の時代からトップを快走した。
BMWの主力モデルである『3シリーズ』。使いやすいサイズ、充実した装備、高速走行での安心感、そして、なによりも人とクルマが一体となれる気持ちの良い走り。そんな3シリーズの魅力をそのままに、プラグインハイブリッドとしたのがBMW『330e』だ。