受注生産のベースグレードと「ジュリアスーパー」の価格差は97万円。両車は同スペックのエンジンを搭載するから、「シンプル、ベーシックなスタイルがいいよね」と考えるユーザーは、ベースグレードを選びそう、だ。
切れ長のヘッドライトと、厚みを少なくしてすっとした印象のリアのテールライト。伸びやかに描かれたボディデザインに油断させられるけれど、実際の数字は全長4900mm、高さは2000mm。いつも使っている駐車場に入れてみて改めて、大きさを実感する。
日本でも1996年の発売以降、定番として愛されている『ポロ』である。ほとんどのクルマが、モデルチェンジをするたびに、「室内空間」「衝突安全性」を言い訳に大きくなる。ポロは頑なに固辞していたけれど、ついにその波はポロにまで押し寄せた。
一目見て、大きくなったなぁ…と言うのが第一印象。何てったって、3ナンバー車である。『ポロ』にとっては初めての1700mm越えのワイドボディを持つ。
日産の『セレナ』に「e-POWER」が追加された。e-POWERとはエンジンで発電した電気でモーターを駆動するシリーズハイブリッドのことだ。
昨年、日本市場にレンジローバー『ヴェラール』が登場した時、試乗したのは3リットルのV6ガソリンエンジン搭載車。それから少し遅れて昨年末にインジニウムの名を持つ2リットル直4ターボディーゼルを搭載するモデルが、ラインナップに加わった。
ロールスロイスのなかでも最上級とされる『ファントム』が2018年、14年ぶりにフルモデルチェンジし8代目となった。
「おおっ!さすがのハンドリング!とっても扱いやすいなぁ~」と、ハンドリングのいいクルマが好きな私は大満足! すっかりいい気分で、ゆるいワインディングロードと高速道路のドライブを堪能させていただきました。
『ボクスター』はポルシェが1996年にラインアップに追加したオープン専用モデル。
メルセデスの内燃機関の今後を左右するかもしれない大事なエンジンが、新しい『S450』に搭載された。
ジープというブランドに対して、我々が抱くもの。それは力強さであったり、無骨さであったり、無類の走破性であったりする。
日本カーオブザイヤーを受賞したボルボ『XC60』を800kmほどテストに連れ出してみた。意外にもダイナミックモードを選択すると、ワインディングをスポーティに走る一面が見えてきた。
2013年12月の登場以来、今年1月までに累計31.1万台を販売したという『ヴェゼル』。今年2月にマイナーチェンジを受け、外観では直列のLEDヘッドランプが採用されるなどした。
トヨタ『ランドクルーザープラド』を800kmほどテストしてみた結果、腰高感のないしっかりとした乗り味を感じる一方、2.3tに達するボディの重さに対するトルク不足を感じる結果となった。
日産『エルグランド』に「NISMOパッケージ」を装着した車両でサーキットを走る。19インチタイヤにNISMOスポーツサスを組み合わせた走りに、モータージャーナリスト桂伸一氏は「コンプリートカーではないが、走りの質と振動少ない乗り味でライバルを凌ぐ」と絶賛。
VWのディーゼルゲートが発覚したのは、今から2年と少し前。ちょうど前々回の東京モーターショーの時期であった。当時すでにVWでは、『パサート』のディーゼル導入を決めていた。それがこの問題でご破算になった。2年たってようやく、VWディーゼルが日本市場で日の目を見た。
昨年12月に日本にも導入が開始された2代目ジープ『コンパス』。今回試乗した「ロンジチュード」は3グレード体系の真ん中で、前輪駆動モデルである。なお試乗は30分程度であったため、基本的には第一印象であることをお断りしておく。
『カリフォルニア』のデビューから十年。後継モデルの車名もまた、海の存在を感じさせる地名に由来するものとなった。“カリフォルニア”がアメリカ人の夢を実現する場所ならば、“ポルトフィーノ”はイタリア人が最も憧れるセレブ御用達の夢のリゾート。
閉め忘れた給油口か!? と思ったら違った。左リヤフェンダーにあるのは、何とサイドエアインテークだった。「往年の5ターボみたいじゃないか!」と拡大解釈してみたり。ミッドシップではないが、リヤエンジンの証ではある。
ソフトトップ、タイヤ、トランスミッションのギヤ始め、Vスペに標準装着だった“ナルディウッド”も! NA型初代ロードスターのレストアサービスでは、単品の購入も可能という復刻パーツおよそ150品目も用意されているという。
トヨタ『ハイラックス』の名前を聞いて、懐かしく思う方も多いだろう。2004年まで日本で販売されていた、ピックアップトラックのハイラックスが復活した。筆者もその名を懐かしく思う一人なので、700kmほど試乗に引っ張り出してみた。