SPAと呼ばれるプラットフォームを用いた2代目の『XC90』が登場したのは、日本市場では2016年のことだから、今回の変更はほぼ10年ぶりということだ。
今回のワンポイント確認は、「見栄をはりにくいパサートは、恋愛相手として受け入れることができるか」である。国産車はお見合い、輸入車は恋愛。そう言われていたけれど、マッチングアプリの時代に見合いも恋愛もないだろうと言われそうだ。
恥ずかしながら2022年以降、アウディに試乗したモデルはたった2台しかない。そして2023年には1台も乗っていない。
試乗車は新型『ゴルフ』のTDI R-Line。カタログには“スポーツマインドあふれる多彩な専用装備を施した”とあり、1.5リットルのガソリンターボ(150ps/25.5kgm)にも同一グレードが設定される。
フェラーリ『12(ドーディチ)チリンドリ スパイダー』をポルトガルで行われた国際試乗会で走らせた。このクルマは昨年クーペで話題となったモデルの“屋根開き版”だ。
改めてご紹介すると、車名『ATTO 3』の“ATTO”は、1 秒の100京分の1を表わす物理学で測定可能な最小の時間の単位の“attosecond”に由来するのだそう。
マツダ『CX-60』が日本市場に登場してから早3年。当初から不具合、リコールなどが相次ぎ、その評価は必ずしも芳しいものではなかった。
試乗車は“eTSI Style”。カタログによれば例のイルミネーション付きエンブレムは標準装備のようだが、明るい陽射しの中の試乗につき、迂闊にも目視しそびれた。照明が入るロゴというとかつてのMacのノートを思い出すが、クルマでは“日本初のエンブレム”だそう。
最高出力95ps、最大トルク180Nm…。トルクだけを見ると、実は軽自動車のニッサン『サクラ』よりも低いのである。(パワーは軽自動車なので64psだ)
昨年暮れにマイナーチェンジが施されたミツビシ『アウトランダー』。バッテリーの容量が変わって、EVとしての航続距離が伸びた。
100%電気モーターで駆動するバッテリー式電気自動車(BEV)はオフロードや雪道など路面摩擦の低いコンディションに強い。内燃機関に比べて圧倒的な高精度で出力を制御できるため、グリップを失う要因となるホイールスピンを最小限に抑えることができるからだ。
2025年1月、マイナーチェンジされたフォルクスワーゲン・ゴルフの日本での販売が開始された。都内臨海部で開催された試乗会で乗った2車種のうち、ガソリンのステーションワゴンのフィーリングをお届けする。
ホンダが2024年10月に発売した電動軽商用バン『N-VAN e:』を荷運びを兼ねて短距離ロードテストする機会を得たのでレビューをお届けする。
クラウン3部作(ほどなく4作目のエステートも走り出す模様)の中で、とくにサブネームが与えられていないのがこのセダン。発売は2023年11月のことだったが、改めて乗ってみると、なるほど「これぞクラウン!」と思わせられる。
“クロスオーバー”の名が与えられたこの『クラウン』。すでに街中でもお馴染みのクルマだが、意外や運転席にベテランと思しきオーナーが乗っている場合も多く、昔のVANのキャッチコピーではないがyoung at heartな人が少なくないことが伺える。
実用車の鑑、走る質実剛健、王道……。これまでそんな風に数えていないが数えきれないほど書かせててもらってきた『ゴルフ』が“8.5”へと進化した。今年、日本において誕生50周年、これまでに100万台以上が販売されたのだそうだ。
これまでおよそ30年近く世界中のオフロードコースを走ってきた。ジープやレンジローバーブランドと仲良くしてきたからだろう。ジープの聖地ルビコントレイルやレンジローバーをテスト&評価するイースナーやソリハルのオフロードコース等を幾度となく走った。
“スポーツ”の名が与えられたこの『クラウン』。フェラーリ『プロサングエ』風に見えなくもない、クラウンとしては弾けたダイナミックな造形は、何度見(?)してもとにかくインパクトは絶大。
日本にやってくる3モデル目のBYD『シール』。今度は過去2台とは異なり、セダンである。セダンの市場がシュリンク(縮小)している今、一体どのような展開を見せるか楽しみなモデルでもある。
アルピナに乗るのは久しぶりだった。今回の『B3 GT』は、従来の『B3』をさらなる高みへと導いたモデルである。
フルモデルチェンジされたフォルクスワーゲンの『ティグアン』に試乗した。日本に輸入されるモデルは、マイルドハイブリッドの「eTSI」とディーゼルの「TDI」の2種のパワートレインが設定された。