『ソリオ』のCMにパパイヤ鈴木のダンスで壁を後ろに押し出すような振り付けがあったり、カタログの表紙では掌で“5”を表していたり……と、無駄なく商品特徴をアピールしているあたりは流石である。わかりやすいクルマ、という訳だ。
僕が知る限り、フランス人は欧州で最も「小さいクルマ」が好きな国民である。その証拠にフランスは自動車先進国にもかかわらず、高級車やスーパーカーなどのメーカーがない(例外的にブガッティのような超エクスクルーシブなブランドはあるが)。
“Intelligent Sport”を車名としたレクサス『IS』は、日本では1999年登場の『アルテッツァ』を名乗った初代から見ると21年。今回のモデルは、名目上は2013年に登場した第3世代のマイナーモデルチェンジ版だ。
◆ステーションワゴンのヒストリー ◆排気量の小ささに衝撃を受ける ◆セダンよりファミリーカーに適しているのは間違いない
11月半ば、鈴鹿サーキットで『シビックタイプR リミテッドエディション』の試乗会が開催された。本来、春に開催予定だったが、コロナ禍の影響で大幅に遅れ、ようやくそのパフォーマンスを体感できるチャンスを得た。
最近はSUVの人気が高く、その上級車種として注目されるのがトヨタ『ハリアー』だ。2020年6月に現行型へフルモデルチェンジされ、2020年10月と11月には1か月に1万台近くが登録された。
ボルボは今後、内燃機関だけの動力源を持つクルマを作らない…そう宣言してからだいぶたつが、日本市場のモデルはついにすべて電動車に切り替わった。
◆マツダ2の課題が出発点になった ◆運転感覚はマイルド、だが特徴が分かりにくい? ◆新しいマツダ車の始まりを明らかに示唆している
VW『T-Roc』は今年日本に上陸したモデル。だから、つい最近乗ったじゃない…というツッコミを頂きそうだが、新たなサービスが展開され、そちらの体験がてら再試乗である。
試乗車は「プレミアム」。従来モデルにも設定があったグレードで、ネーミングのとおり“コンパクトな上級車感覚”が味わえる仕様である。シャイニンググレー・メタリックの実車は、暗すぎず、しっとりといい色味が存在感のある雰囲気だった。
◆2020年5月に登場したフリード モデューロX II型 ◆3種のフリードを比較、エアロバンパー効果を試す ◆ダイレクトな乗り味と絶妙なバランス感覚
◆ノーマルのフィットとモデューロX プロトタイプを比較 ◆注目はエアロバンパーの3つのフィン ◆走りの質感が大幅に向上
◆2.5トン超のEVをどう正当化できるか? ◆クリーンなEVとは走行以外の実践でもある ◆莫大なマスに支えられた静けさと走り
◆なかなかシブいモデルチェンジである ◆機能重視のデザインになったインテリア ◆CVTでも「かなりイイ感じ」なRS
◆奥の深い運転感覚に驚いた ◆グレード構成と価格は早急に改善する必要アリ ◆一見するとライバル車と同等か少し安いが…
『Cクラス』と同等のプレミアムミドルサイズSUV……というのが『GLC』の位置づけだ。さらに『GLCクーペ』は、クーペとしてのスタイリッシュなフォルムとSUVらしい存在感を両立させたモデルである。
◆やはり一番BMWらしいクルマといえば
◆あえて初代から「変えないこと」を選んだ2代目 ◆見えないところで大きく変わったメカニズム ◆オリジナルとプレミアムツアラー…タイヤサイズで変わる乗り味
◆メルセデスベンツ最大のラグジュアリーSUV ◆インテリアの質感、操作にも優雅さ ◆走りもやはり“Sクラス”
どんなにデザインがよくても走りがすごくても、狭すぎるとあっという間にそっぽを向かれることもよくわかっている。だから、後席は脚が組めるくらい広いし、身長170cmの私が座っても天井は見上げるくらい余裕がある。
◆「RS」は逆境の時代の新しい光 ◆「S660」のパワートレインをそのまま…ではなかった ◆「RS」をMTで走らせる醍醐味 ◆MTビギナーにもトライして欲しい1台