◆歴代ボクサーエンジンのなかでもトップクラス ◆スポーツ走行の洗練度を高めた電子制御ダンパー ◆この性能を400万円前後で手に入れられるのは魅力的
◆マニアックなクルマとしては異例の販売台数 ◆洗練されたハイテクコンパクトスポーツ ◆ファミリーカーとしても通用する懐の深さ
カーボンニュートラルの観点からも、コンベンショナルなガソリンエンジンだけでいいという訳ではない……想像されるとおり、今回ダイハツがeSMART HYBRIDを登場させた背景はこうだった。
すでに確定しているデータでいうと、2021年上半期の輸入車SUVカテゴリー中、『Tクロス』(T-Cross)は登録台数ナンバー1だった。“たられば”ながら、その勢いが下半期まで続けば、2020年に続き2年連続の首位ということになる。なかなかの人気ぶりだ。
◆受け継がれた2.5リットル直列5気筒ターボ ◆ニュルではコンパクトサイズ最速の7分40秒748をマーク ◆慣れてしまえばペースは上がるばかり ◆昭和世代には刺さる“羊の皮をかぶった狼”
インパネまわりのしつらえが洗練されていて、コンパクトカーにありがちな、安っぽさをなくそうとして逆にちゃちくなる小細工が感じられない、うまい仕上がりである。
二酸化炭素排出量問題は年々、注目が高くなるほか、昨今の原油高はドライバーを直撃する。カタログ燃費の新基準(WLTCモード)で、リッターあたり28.0km(以前のJC08だと34.8km)という数字は、後光がさして見えるほどだ。
なんとなく電気自動車の世界が現実味を帯びてきたような気がする。もちろん、日本はまだまだEV化が進んでおらず、世の中はハイブリッドが支配的だ。
◆レヴォーグの基本を譲り受けてさらに高性能に ◆まるでFR車に乗っているかのような走り ◆500万円以下で買えるのは相当なバーゲンプライス
◆ハイパフォーマンスカーとして完成させた3つの価値 ◆SUVのような出立ちも視点を変えれば ◆2.4リットルターボと組み合わせる「CVTの逆襲」 ◆サーキット走行を楽しむならMT車を待つべき ◆2ピニオン式となったパワーステアリングで、バランスの良い特性に