乗り味ばかりか価格まで。いや、その前に見た目の印象も、ずいぶん柔和になった。攻撃顔ではなく、受けとめる側に回った、そういう柔らかさだ。
日産から登場した久々の新型車である『キックス』。2017年に2代目『リーフ』が出て以来なので、約3年ぶりといった具合だ。試乗車そのものはもう少し前から用意されていたのだが、なかなかきっかけがなく10月も終わろうかという時期にやっと試乗することになった。
1941年に誕生したジープブランド。わわわ!約80年間。それよりも驚くのが、ず~っと売れ続けているということ。特に日本市場では、ず~っとずっと右肩上がりで販売台数を伸ばしている。それはこのコロナ禍にあってもというのだから、ジープ恐るべしなのです。
ワークスが勢ぞろいする「2020年ワークスチューン試乗会」での目玉となったのは、間違いなくこの1台『S209』だ。世界209台限定、しかも北米でしか売られないモデルに日本で試乗することができた。
世界で初めての量産FCV(燃料電池車)であるトヨタの『MIRAI(ミライ)』が12月に第2世代にバトンタッチする。そのプロトタイプは2019年秋の東京モーターショーで公開された。実車を見たときに、後輪駆動と知らされ、驚いたものだ。
TRDは『コペン GRスポーツ』にエアロパーツなどを装着したモデルを用意。今回の2020年ワークス試乗会では、ノーマル、パフォーマンスダンパーのみ装着、エアロパーツなどを装着という3段階の仕様が並べられた。
ファミリー層をターゲットにしている『Bクラス』は、SUVの『GLB』に仕立てられても、やはり「いざってときは三世代家族が乗れる」3列シート7人乗りである。
◆力み過ぎないデザイン
◆“最新のメルセデスベンツに乗っている”と実感できる
◆ディーゼルの扱いに一日の長がある
◆ノーマルとは異なる迫力のスタイリングと装備
◆ツインリンクもてぎでハンドリングを試す
◆シビック&フィットの無限パーツも
日産自動車の軽トールワゴン『デイズ ハイウェイスター』で3400kmほどツーリングを行ったので、インプレッションをお届けする。
トヨタから『ヤリスクロス』の試乗車を借り出して我が家の駐車場に…クルマを止めて家に向かって歩き出すと…?なんか似てるな。
◆「TSI 1st」に試乗
◆プレーンで“道具らしさ”があっていい
◆昔ながらのドイツ車、VW流の乗り心地
このあうんの呼吸の動きが、本当にしみじみ信頼できる。ドライバーをこんなに甘やかしていいのか? いいのだ、きっと。
このクルマの試乗は箱根で開催された試乗会の時のもの。同時に新しいスポーツバックにも試乗した。スポーツバックの方はクワトロで、しかも搭載エンジンはTDIだった。だから、通常の『Q3』は、ガソリンエンジンとFWDという組み合わせで乗った。
◆「205」へのオマージュも
◆シートに吸い付くような着座感が上出来
◆50km/hあたりから、さらにフラットライドになる
イタリアのメルフィというところで生産されるフィアット『500X』とジープ『レネゲード』。プラットフォームを共有する言わば兄弟車である。
今や日産が国内で販売しているモデルのなかで、MTの設定があるのは『フェアレディZ』、『ノートニスモ』、『マーチニスモ』の3機種のみ。
折角の試乗会なのに雨である。それも時折雨粒が写真に映り込むだろうなぁ…という程度の。気を取り直して撮影ポイントを探しがてら、乗り出してみた。
配布された資料に、ターゲット層は、30代~40代のファミリー層、30代~40代の独身男性(自分のライフスタイルを確立していて、アクティブ)と書かれていた。それから“販売店の反応:非常に好評”とも。かなり売れ線のクルマであることは確かなようだ。
◆インテリアは上質なセダン感覚
◆伸びやかなパワーフィールが気持ちいい「e-SKYACTIV G」
◆ドライバーが主人公を演じることができる
◆自然体のアプローチから生まれた『MX-30』
◆フリースタイルドアと、気持ちいいインテリア
◆“心地いい系”のセッティングと静粛性