もう何度書いたかわからないが、初代『X5』の姿を初めてみた時のインパクト(大きな声ではいえないが“なんちゃってSUV感”)は未だ鮮烈に残っている。が、今やプレミアムSUV界の大御所であり、もしも紅白歌合戦に出場が決まれば、当然トリを務めるべきモデルである。
横浜で行われた日産『セレナ』の最初の試乗会では「ハイウェイスターG」に試乗したのだが、今回、九州での試乗会ではハイウェイスターではない普通のグレード「G」をチョイスした。
“GTE”の呼称は『ゴルフ』に続くもの。EV/ハイブリッド/GTEの3つの走行モードをもつ点も同じ。とはいえモデルが違い、『パサート』らしい走りっぷりに仕立てられている点に、まず感心した。
2015年6月から導入されている『ゴルフGTI』の6MTモデル。DSG搭載のGTIと同様に220馬力のエンジンを搭載する。
『i8』が日本市場に導入され、早3年が過ぎた。これまで僕らは仕事で触れたり見かけたりするチャンスはあったが、一般的には街中でそうそう見かけないだろう。テスラ『モデルS』のほうが断然、見かける。よってi8のミュータントぶりはいまだ健在…そういえる。
“GTE”というとむかし自分で乗っていた初代『シロッコ』がGTEだったよなぁ…などとふと思い出した。当時はボッシュKジェトロニックを意味し、現代の“E”はエレクトリックドライブを表わす。僕くらいの人生の長さでも、いろいろな経験ができるものだ…なとと思ったりして。
全幅1800mm、全高1550mmとまさに日本市場を見据えたボディサイズと500万円を切る車両価格。加えてBMWであり、多用途車系となれば売れる素性は十分。が、さらにPHEVになり、しかも4WDも。もうユーザーの心を鷲掴みにしないほうがおかしい…そんなクルマである。
アラフィーな私にしてみれば、某ドイツ車の懐かしきバンを彷彿させるたたずまい。でも、もっと下の世代にしてみれば、すごく新鮮でキュートなクルマに映るはず。
『ムーヴ』の派生モデルとして登場した『ムーヴキャンバス』は、ダイハツのラインアップのなかで女性向けのモデルの減少に対応したとアナウンスされた。
デザインや室内空間が人気で好調な売れ行きを続ける『カングー』に、新しいパワートレインが搭載された。1.2リットルの直噴ターボ仕様エンジンと6速デュアルクラッチ(EDC)の組み合わせがそれ。最近の時代環境にマッチした最新のパワートレインである。
マツダ『ロードスター』のプラットフォームを用いてFCAがデザイン、FCAのエンジンを搭載するなどしたモデルがアバルト『124スパイダー』。マツダの工場で製作される、国産のイタリアンブランドだ。
2015年9月に8代目となった現行パサートのスポーティモデル、Rラインのエンジンが2リットルに変更された。
EVモードで走りはじめて数分。いちばん感心したのは、心が穏やかになるような乗り心地の良さ。どこにもゴツゴツ感がなく、落ち着いていてなめらかで、まるで舗装したばかりの道をずっと走っているよう。
スポーティさと上質さの抜群のバランスが『3シリーズ』の魅力だと思っていたが、この『330e』はひと味ちがった。
ファミリー派から愛されている『セレナ』の5代目は、先代からのキープコンセプトだ。誰が見てもセレナと分かるデザインだが、2トーンのボディカラーを設定するなど、新しい試みも行っている。
『i-MiEV』で培ったEV技術を用い、2013年1月に登場した『アウトランダーPHEV』。前後異なるツインモーターを使ったフルタイム4WDシステム、通常はEVとして十分使える航続距離など、先行するトヨタ『プリウスPHV』よりその実力は抜きん出ていた。
ドアを開けようとハンドルに手をかけると、裏側が手にやさしい曲面で、しかもそれだけでコトン!とロックが解除された。ボタンを押しながらとか、ある部分に触れながら…といったややこしさがなく、実に人に優しい設計のクルマだ、と思えた。それだけでも。
『NSX』と聞いただけで身震いがして心拍数が一割上がる。ぐっと低いボディ。やる気まんまんな顔と、周囲の視線を釘付けにする後ろ姿。とにかく目立つ。試乗中に高速道路を走っていたら、何台のクルマに並走され追っかけられ、覗き込まれたことか。
ダイハツ『ムーヴキャンバス』はデザインや女性が嬉しい実用装備満載の”CAN=できるミニバス”がコンセプトの軽自動車である。
ファミリーミニバンの激戦区、Mクラスボックス型でこのところ最も売れているのがトヨタ『ノア』&『ヴォクシー』軍団だ(2013年は日産『セレナ』)。
ボルボは日本ではプレミアム性を強調しているが、基本的には多くの人に向けたファミリーカーのメーカーだ。ただ、同時にスポーツ性も追求していて、かつて世界耐久選手権で「240」が活躍したし、「850」の時代にはエステートで英国のツーリングカー選手権に参戦