【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 03「DSP編」#02「タイプ解説その1」 | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 03「DSP編」#02「タイプ解説その1」

カーオーディオライフにおける楽しむべきポイントの1つである、“製品選び”について、その極意をご紹介している。現在は、「DSP」についてのあれこれを解説している。その2週目となる今回は、「タイプ解説その1」をお贈りする。

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ダイヤトーン  サウンドナビ・NR-MZ100PREMI

カーオーディオライフにおける楽しむべきポイントの1つである、“製品選び”について、その極意をご紹介している。現在は、「DSP」についてのあれこれを解説している。その2週目となる今回は、「タイプ解説その1」をお贈りする。

「DSP」は、大きくわけて3タイプがある。

1・メインユニットに内蔵されているタイプ
2・パワーアンプを内蔵しているタイプ
3・単体DSP

今回は、1の「メインユニットに内蔵されているタイプ」について解説していく。

まずはこれが向いているケースについて考えてみる。ズバリそれは、「オーディオを交換可能な場合」だ。逆に言えば、純正オーディオを取り外せないケースではこのタイプは向かない。

このタイプのメリットは2点。1つは“リーズナブル”であること、そしてもう1つは“省スペース”であることだ。メインユニットさえ導入すれば、「DSP」を後から買う必要がなく、そして取り付けスペースに頭を悩ませる必要もないのである。

どんな製品があるのか、具体的にご紹介しよう。もしも、カーナビが必要だと言うのならば、選択肢は1つだ。『ダイヤトーン サウンドナビ』、これを選べばOKだ。

同機は、「DSP」機能がとにかく優秀だ。三菱電機独自の機能である“マルチウェイタイムアライメント”も搭載されている。この機能を活用すれば、仮にスピーカーが純正のままであっても、ハイエンドシステムと同じように“タイムアライメント”機能を扱える。そして同シリーズは、カーナビとしても高機能。良いナビと、良いオーディオメインユニットの両方がほしいと思うなら、これを選ばない手はない。現行モデルは以下の2機種。スタンダードグレードとなる『NR-MZ100』(税抜価格:17万円)と、ハイグレード機である『NR-MZ100PREMI』(税抜価格:24万円)の2機種だ。

そしてもう1つが、CDプレーヤータイプ。こちらは、1DINスペース内に収めることが可能で、しかもリーズナブル。代表機種は、カロッツェリアの『DEH-P01』(税抜価格:10万円)、ならびに同『DEH-970』(税抜価格:3万5000円)だ。性能は間違いなく前者のほうが上だが、後者のコスパの高さは尋常ではない。ライトに本格システムを組んでみようと思うならば、後者で十分、役目を果たせる。

さて、今週はここまでだ。次週もさらに考察を深めていく。次回も乞うご期待。

《太田祥三》

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