【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 02「好みの音の探し方・スピーカー編」#01「店頭“デモボード”を聴く その1」 | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 02「好みの音の探し方・スピーカー編」#01「店頭“デモボード”を聴く その1」

カーオーディオにおいてのユニット選びの勘どころを解説している。これまでは、スピーカーのタイプ解説を行ってきた。今週からは、“好みの音”の探し方をお伝えしていこうと思う。スピーカー選びのポイントは、その音が、“好きか・嫌いか”、この1点に尽きる。

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ヴァイブス(石川県)のデモボード。

カーオーディオにおいてのユニット選びの勘どころを解説している。これまでは、スピーカーのタイプ解説を行ってきた。今週からは、“好みの音”の探し方をお伝えしていこうと思う。スピーカー選びのポイントは、その音が、“好きか・嫌いか”、この1点に尽きる。

“好きな音”を、どのように探していけば良いのかを、じっくりと解説していく。

さて、“好みの音”を探すには、いろいろな製品を試聴するしかない。試聴する方法はいくつかある。その中でもっとも手っ取り早い方法とは…。それは、お近くのプロショップまで足を運ぶことである。

プロショップに行くと、“デモボード”なるものが設置されている。カーオーディオのスピーカーは、箱に取り付けなければ音を聴くことができないので、音を聴けるように、各製品を箱にセットし、比較試聴ができるようにしている。それが“デモボード”だ。

ただし、聴けるスピーカーの数には限りがある。“デモボード”に設置されているスピーカーの数は、多いところでも十数個といったところだろうか。とはいえ、たとえ5、6機種であったとしても、初めの1歩としては、大いに参考になるはずだ。

聴くときには、各製品の音を聴き比べるというよりも、各ブランドの音色傾向を掴む、という意識で臨むのが良いのではないだろうか。聴こえてくる音を、そのブランドの音として感じると、“デモボード”に入っていない製品についても、なんとなくイメージが掴めてくる。同一ブランドの別グレードの製品の音が、おぼろげながらでも想像できるのだ。

また、プロショップに行く際は、自分の愛聴CDを持っていくことを、くれぐれもお忘れなきように。普段聴いている楽曲ならば、音の違いがわかりやすい。ジャンルは何でも良い。とにもかくにも、自分の好きな作品で試聴をするべきなのである。

今週はここまでとさせていただく。次週も、“デモボード”で試聴する際の、聴き方のコツを、さらに詳しくご紹介していこうと思う。まだプロショップに行ったことがない、という方は特に、次週の当コーナーを、ぜひぜひチェックしていただきたい。

《太田祥三》

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