【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 02「好みの音の探し方・スピーカー編」#05「カーオーディオイベントに積極参加すべし!」 | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 02「好みの音の探し方・スピーカー編」#05「カーオーディオイベントに積極参加すべし!」

カーオーディオの製品選びの極意をご紹介している。現在は、スピーカーの選び方について、多角的に考察している。今週は、「カーオーディオ・イベント」の活用方法について考えていこうと思う。イベントも、好みのスピーカーを探すための絶好の機会だ。

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カーオーディオ・イベントの様子。2016年4月に開催された、「ACM群馬」。

カーオーディオの製品選びの極意をご紹介している。現在は、スピーカーの選び方について、多角的に考察している。今週は、「カーオーディオ・イベント」の活用方法について考えていこうと思う。イベントも、好みのスピーカーを探すための絶好の機会だ。

好みのスピーカーを探すためには、いろいろと聴いてみるしか方法はない。いろいろと聴くためには、これまでご説明したとおり、まずはプロショップのデモボード、デモカーを聴き、さらにはショップでの試聴会イベントを利用したいところだ。そして方法はもう1つある。それが「カーオーディオ・イベント」だ。

ところで、「カーオーディオ・イベント」とはどのようなものなのかと言うと…。

「カーオーディオ・イベント」の多くは、なんらか、“コンテスト形式”になっていることが多い。音を競う“サウンドコンテスト”もあれば、音と取り付け技術の両方を競う場合や、ルックスだけを競う場合もある。

そして大抵の「カーオーディオ・コンテスト」では、協賛メーカーやショップがブースを出し、デモカーを展示している。デモカーの数は、店頭で行われる「試聴会イベント」よりも多いケースがほとんどだろう。これを見逃すべきではないのだ。

加えて、コンテスト参加車両の中にも、「試聴可」の車両がある場合も多い。また、サウンドコンテストの中には、お互いのクルマを試聴しあって順位を決めようとするものもある。そのような場合は特に「試聴可」の車両の数が多くなる。

ただし、コンテスト参加車両の試聴に関しては、少々注意が必要だ。常時試聴が可能な車両と、オーナー立ち会いの場合にのみ試聴が可能な車両と、そしてそれに加えて試聴不可の車両もある。「カーオーディオ・イベント」の会場に着いたなら、ますはその見分け方を、主催者に確認しよう。

なお、「好みのスピーカーを探す」という観点でデモカーなり、コンテスト参加車両を聴いていく場合、使用してるスピーカーが何かということに加えて、使用アンプについてもそれが何なのかを確認しておこう。カーオーディオの音の良し悪しは、スピーカーだけで決定されるものではない。使っているアンプによっても音色は変化するし、取り付け方やチューニングによっても音色は変化する。聴いた印象=スピーカーの性能、ではないのだ。

そのことを頭に入れつつ、そしてパワーアンプは何を使っているのかをチェックしつつ、「そのスピーカーとアンプとの組み合わせではこんな音だった」、ということを感じ取るようしたい。そうしていくと、スピーカーとアンプ、両方についての印象を積み上げていくことができる。

さて、今週は以上だ。次週からは、新章に突入する。お楽しみに。

《太田祥三》

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