Pro Shop インストール・レビュー トヨタ タンク(オーナー・赤平誉也さん) by  LEROY(ルロワ) 後編 | Push on! Mycar-life

Pro Shop インストール・レビュー トヨタ タンク(オーナー・赤平誉也さん) by  LEROY(ルロワ) 後編

コクピットにも独自のカスタムを施した赤平さんのタンク。見どころとなったのはワンオフしたセンターコンソール。DAPやダイレクターをビルトインした使い勝手が魅力。愛知県のLEROY(ルロワ)が高音質とデザイン性を兼ね備えた取り付けを実施した。

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Pro Shop インストール・レビュー トヨタ タンク(オーナー・赤平誉也さん) by  LEROY(ルロワ) 後編
  • Pro Shop インストール・レビュー トヨタ タンク(オーナー・赤平誉也さん) by  LEROY(ルロワ) 後編
  • タンクにスペース効率を考えたインストールを施してフロント3ウェイ+サブウーファーのマルチアンプシステムを完成させた。
  • ブルーの人工スエードを使ったバッフル面をデザインしたアウターバッフル。ブラムのマトリックスシリーズのミッドバスを採用。
  • 純正ドアポケットは残しつつアウターバッフル化した処理で実用性と音質、そしてデザイン性を両立させている。
  • 細身のAピラーにブラムのツイーターとミッドレンジをインストール。ピラー加工も含めてインパクト十分な仕上がりだ。
  • フロント3ウェイ化がインストール当初からのテーマ。帯域バランスと立体感を表現するのもひとつのテーマとなった。
  • 助手席下を見ると4台のパワーアンプ(モスコニPICO2)がコンパクトに取り付けられる。パネル底面にはDSPウルトラも設置する。
  • フロントシート間にはセンターコンソールがワンオフされる。DAPやダイレクターの操作性を考えた実用的なインストールでもある。

コクピットにも独自のカスタムを施した赤平さんのタンク。見どころとなったのはワンオフしたセンターコンソール。DAPやダイレクターをビルトインした使い勝手が魅力。愛知県のLEROY(ルロワ)が高音質とデザイン性を兼ね備えた取り付けを実施した。

ブルーのバッフル面を備えたアウターが鮮烈
ミッドバスの取り付けは高音質でデザイン性満点

タンクにスペース効率を考えたインストールを施してフロント3ウェイ+サブウーファーのマルチアンプシステムを完成させた。タンクにスペース効率を考えたインストールを施してフロント3ウェイ+サブウーファーのマルチアンプシステムを完成させた。ブルーの人工スエードを使ったバッフル面をデザインしたアウターバッフル。ブラムのマトリックスシリーズのミッドバスを採用。ブルーの人工スエードを使ったバッフル面をデザインしたアウターバッフル。ブラムのマトリックスシリーズのミッドバスを採用。純正ドアポケットは残しつつアウターバッフル化した処理で実用性と音質、そしてデザイン性を両立させている。純正ドアポケットは残しつつアウターバッフル化した処理で実用性と音質、そしてデザイン性を両立させている。

タンクに対して高音質かつカッコいいカスタム処理を加えてオーディオインストールを目指した赤平さん。フロンスピーカーは立体感や帯域バランスを考えて3ウェイ化することを早くから決めていた。選んだブランドは質感の高さや価格的にもバランスが良かったというブラム。中でもマトリックスシリーズの3ウェイを選んで希望であったリアルサウンドを再生することを目指した。

取り付け面でもいくつもの見どころがある。ミッドバスはドアにアウターバッフル化して取り付けられている。デザイン上のポイントになったのはそのカラーリング。ラゲッジやセンターコンソールにも用いられているこのクルマのテーマカラーでもあるブルーの人工スエードを使ったバッフル面が鮮やかだ。

形状的にはドアポケットをスポイルすること無くドア前部のみで完結させる限定的なアウター形状としているのも独特。音質と実用性さらにデザイン性を兼ね備えた取り付けスタイルと言えるだろう。バッフル面はスピーカーに合わせてテーパー処理が施されるなど、細部に渡って繊細なデザイン処理が施されるのも見どころ。

Aピラーへ中高域スピーカーをインストール
ピラー加工などは高い技術力を感じさせる部分

細身のAピラーにブラムのツイーターとミッドレンジをインストール。ピラー加工も含めてインパクト十分な仕上がりだ。細身のAピラーにブラムのツイーターとミッドレンジをインストール。ピラー加工も含めてインパクト十分な仕上がりだ。フロント3ウェイ化がインストール当初からのテーマ。帯域バランスと立体感を表現するのもひとつのテーマとなった。フロント3ウェイ化がインストール当初からのテーマ。帯域バランスと立体感を表現するのもひとつのテーマとなった。助手席下を見ると4台のパワーアンプ(モスコニPICO2)がコンパクトに取り付けられる。パネル底面にはDSPウルトラも設置する。助手席下を見ると4台のパワーアンプ(モスコニPICO2)がコンパクトに取り付けられる。パネル底面にはDSPウルトラも設置する。

横並びクリック拡大コクピットのデザインで圧巻なのはAピラーのツイーター&ミッドレンジの取り付けスタイルだ。二股に分かれたタンクのAピラーの前側のピラーにブラム・マトリックスシリーズのツイーター&ミッドレンジをビルトインしている。細身の構造を持つピラーなのでユニットのビルトインは処理的にもデザイン的にもかなりハードルが高かったと想像できる。しかし見た目にもスマートでデザイン性も豊かなピラーインストールを施したのはさすがの技術力だ。

スペース効率を考えてパワーアンプは助手席下にインストールする。しかもモスコニのPICO2(2チャンネルアンプ)を4台使って3ウェイ+サブウーファーをマルチアンプシステム化するというかなり力の入った仕様。シートをスライドさせると4台のアンプがボードに設置されているが見える。このスペースに4台のパワーアンプをインストールするのは小型モデルだからこそ可能になった手法だ。さらにアンプラックの下層にはヘリックスのプロセッサーであるDSPウルトラをインストールしている。コンパクトなクルマを考慮したスペース効率の高い取り付けスタイルとした点にも注目だ。

ケーブル類にはすべてM&Mデザインを採用するなど、周辺機器にまで徹底して高音質パーツを用いる気の配り方。気に入ったユニットの持てるポテンシャルを存分に発揮させることに注力する姿勢が見て取れる。コンペなどにも積極的に参加するオーナーならではの高音質化にかける意気込みも表れるシステム構成だ。

ワンオフのセンターコンソールには
DAPやダイレクターを美しくビルトイン

フロントシート間にはセンターコンソールがワンオフされる。DAPやダイレクターの操作性を考えた実用的なインストールでもある。フロントシート間にはセンターコンソールがワンオフされる。DAPやダイレクターの操作性を考えた実用的なインストールでもある。DAPとしては重量があるウォークマンNW-WM1Z。がっちりと固定するためにはコンソールにビルトインする方法は絶好。DAPとしては重量があるウォークマンNW-WM1Z。がっちりと固定するためにはコンソールにビルトインする方法は絶好。センターコンソールの中程にはダイレクターもビルトインされている。こちらも運転席から操作しやすい取り付けスタイルとしている。センターコンソールの中程にはダイレクターもビルトインされている。こちらも運転席から操作しやすい取り付けスタイルとしている。コンペにも積極的に参加する赤平さん。高音質とインストールデザインの両面のレベルアップに力を入れるオーナーの一人だ。コンペにも積極的に参加する赤平さん。高音質とインストールデザインの両面のレベルアップに力を入れるオーナーの一人だ。

横並びクリック拡大コクピットまわりのインストールで他社には無い個性的ポイントとなっているのがワンオフしたセンターコンソールだ。タンクのフロント2座のセパレートシートの間をピタリと埋めるように設置されているセンターコンソール。シートの高さに抑えられたフラット形状のコンソールで前後方向に長く設計され、シート前縁から後方まで伸びている構造だ。ここにウォークマンのNW-WM1Zをセット、さらに後方にはヘリックスのダイレクターをビルトインしてある。

センターコンソールのワンオフはDAPの使い勝手、ダイレクターの操作性を高めるのが目的で、運転席に座ったオーナーが手元にすべての操作系がまとまっていることが何よりのメリットだ。そもそもセンターコンソールをワンオフしたきっかけはウォークマン(NW-WM1Z)だった。DAPとしてかなりの重量があるため一般的なホルダー固定では心許ない。そこでDAPをがっちり固定する意味からコンソールを作り付けてセットすることを思い立ったという。

デザイン面でもレザー仕上げのコンソールに対して天面にブルーの人工スエードを使ってフィニッシュ。ここにDAP、ダイレクターがピタリと収まる凹みを作り、ケーブルまでをきれいに処理しているためオーダーメイド感満点のコンソールとなった。

将来的にはパワーアンプのグレードアップも含めてシステムの変更によってさらなる高音質化を目指している赤平さん。大好きなボーカルのリアル感、質感を追求してこれからも高音質を追求していく。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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