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【carrozzeria】フラッグシップスピーカーRS1000シリーズ新登場! #3: 一聴した印象はスピード感と情報量の多さ

「原音を忠実に再生する」という永遠のテーマを掲げ、「トランジェント」「ワイドレンジ」「無共振化」を極限まで追求し、約10年ぶりのフルモデルチェンジを遂げたNew RSスピーカー。

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【carrozzeria】フラッグシップスピーカーRS1000シリーズ新登場!

「原音を忠実に再生する」という永遠のテーマを掲げ、「トランジェント」「ワイドレンジ」「無共振化」を極限まで追求し、約10年ぶりのフルモデルチェンジを遂げたNew RSスピーカー。

9月29日のニュースリリースに触れ、その音に期待感が湧き速く聴いてみたいと切望していた折、ショップ向けの発表会に潜入することが叶ったのでそのサウンドを報告したい。


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製品・技術紹介の後、待ちに待った試聴。まずは、スピーカーシステムの基本となる「2ウェイスピーカーシステムTS-Z1000RS」とRS1IIシリーズとの聴き比べから。一聴した印象はスピード感と情報量の多さ。アーチストの技量が数段上がった感。平林牧子のJazzピアノでは低音のスピード感と情報量が際立つ。ピアノは瑞々しく余韻もたっぷり。ウーファーのダイアフラムをクロスカーボンとした効果、トゥイーターとのスピード感が揃った効果は大である。コンプリートな2ウェイシステムであり、ハイエンドへの入門フロント2ウェイシステムとして充分すぎる音調と言える。

庄司紗矢香のJ.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタは、 弦と弓が当たる瞬間音やそのシーンがイメージ出来る感。ストラディヴァリウス「レカミエ」の多彩な音色や余韻、スタジオの広さや空気感さえ描き切る。サイモン・ラトルのマーラー:交響曲第2番「復活」の第3楽章。ティンパニの強打につづいて、ヴァイオリンはなめらか。低弦が歯切れのよいリズムを刻み、管楽器が快活な主題を奏で爆発的に盛り上がる。フォルティッシモのリアリティも混沌とせず情報量も豊。RS1IIとは雲泥の差と言っても過言ではない。


音楽の姿を目の前に描き出す::RS1000シリーズ・スピーカーが満を持して新登場! #3: 一聴した印象はスピード感と情報量の多さ

次はトールボーイエンクロージャーで4ウェイシステムを聴く。サブウーファーとウーファーは100Hz 24dB/oct.、ウーファーとミッドレンジは1,250Hz 18dB/oct.、ミッドとトゥイーターは6,300Hz 18dB/oct.で繋いでいる。この音をクルマでも聴きたい。ショップの技の見せ所である。が第一印象。

井筒香奈江の「逢いたくて逢いたくて」は、声の抑揚や温もりが描かれ、ヴォーカルが迫り来る感。ギターのピックの当て方や強弱のコントロールの絶妙さもリアルに描く。チック・コリアはライブの臨場感やエネルギー感タップリ。ヴィクトリア・ムローヴァの「ペザント・ガール」。弦に弓の走る様やステージの奥く行きや空気感さえ描き切る感。

試聴インプレッションを書き綴ったが、言葉では表しがたい音がこのスピーカーには有る。是非、お店に出かけるなりして試聴して欲しい。

SHOP VOICENew RSを聴いた印象は!?


中江賢治さん

サウンドステーション ウイニング代表 中江賢治さん

第一印象は高域の厚みとエネルギー感、瑞々しい音が良かったと言う。インストールはユニットが小さくなりピラーに2ウェイが着けやすくなった。最悪スピーカーが離れても、トゥイーターの能力が高いので繋がりが良いと思う。今までのクロスオーバーの常識を越えて下から上まで試してみたい。

ユニット一つ一つの能力が良さそうなので4ウェイが魅力的。インストレーションの幅が広く、一寸無理しても繋がりが良さそう。リング・トゥイーターの癖を心配したがオールマイティに聴けるのでJポップも良く鳴りそうだ。2ウェイシステムは充分能力が有るので、まずは2ウェイからスタートし、3ウェイ、4ウェイへと徐々にステップアップすることを薦めたいと言う。


吉岡正浩さん

サウンドステーション ガレージショウエイ店長 吉岡正浩さん

細かいところは細かいが! 好みもあるのでディスプレイとデモカーで新しい音を楽しみたい。クルマに付けて調整してみて楽しみたいと言う。ユニットがコンパクトになり取り付けやすく、方向の自由度も高いのでトゥイーターとミッドレンジをAピラーに取り付けたい。コーン紙がカーボンになった良さ、音の反発力などの良さを活かした調整が大切になる。ピークをどう抑えるか! どうスピーカーの良さと付き合うかが大切になってくると言う。

《太田祥三》

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