晩秋の恒例イベントがホットに開催!…『まいど大阪 秋の車音祭 2023』注目車レビュー Part 1 | Push on! Mycar-life

晩秋の恒例イベントがホットに開催!…『まいど大阪 秋の車音祭 2023』注目車レビュー Part 1

第20回目となる『まいど大阪 秋の車音祭 2023』が、11月5日、大阪南港ATCピロティ広場(大阪府大阪市)にて開催された。当日は夏を思わせる陽気となり、競技も気温の上昇に呼応して白熱。各地から集った強者により、ハイレベルな闘いが展開された。

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晩秋の恒例イベントがホットに開催!『まいど大阪 秋の車音祭 2023』 注目車レビュー! Part1
  • 晩秋の恒例イベントがホットに開催!『まいど大阪 秋の車音祭 2023』 注目車レビュー! Part1
  • アウディ RS5(オーナー/紙谷祐亘さん)by AVカンサイ宝塚店
  • アウディ RS5(オーナー/紙谷祐亘さん)by AVカンサイ宝塚店
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  • アウディ RS5(オーナー/紙谷祐亘さん)by AVカンサイ宝塚店

第20回目となる『まいど大阪 秋の車音祭 2023』が、11月5日、大阪南港ATCピロティ広場(大阪府大阪市)にて開催された。当日は夏を思わせる陽気となり、競技も気温の上昇に呼応して白熱。各地から集った強者により、ハイレベルな闘いが展開された。

そんな実力オーディオカーの中から、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした注目車両をセレクトし、今回から3回にわたって紹介していく。各車に搭載されていた機材の陣容からサウンドインプレッションまでを、詳細にリポートする。

◆アウディ RS5(オーナー/紙谷祐亘さん)by AVカンサイ宝塚店

カーオーディオ歴は約30年になるという紙谷さんは、アウディ『RS5』でエントリーした。搭載されている機材の顔ぶれは以下のとおりだ。ソースユニットにはアイバッソオーディオのDAPを使い、プロセッサーにはリゾルトのM-DSPをチョイス。パワーアンプにはクワトロリゴとモスコニを選定している。そしてフロントスピーカーがモレルのイレイトカーボンプロ、サブウーファーもモレルだ。さらにはセンタースピーカーにはブラムのモデルを採用し、リアスピーカーも市販品に換装済みだ。

「今回は天気に合わせて派手目な音に仕上げた」とのこと。実際に聴いてみるとその音は、濃厚で緻密。そして滑らかで繊細。それでいてエネルギー感も高く説得力も強い。充実したハイエンドサウンドを楽しめた。

◆トヨタ ハイエース(オーナー/山本啓一さん)by イースト

山本さんは普段の足として、そして家族とのレジャビークルとして活用しているというこのトヨタ『ハイエース』で参戦した。ちなみに当車にシステムを積み始めたのは昨年の春ごろで、現状の形が完成したのは今年の春とのことだ。使用機材は次のとおり。

ソースユニットにはDAPを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP.3Sを採用している。パワーアンプにはキッカーの4ch機を2台使用し、フロントスピーカーはツイーターとミッドウーファーがクワトロリゴの20周年記念モデルで、ミッドレンジもクワトロリゴで統一した。そしてセンターコンソールにキッカーのサブウーファーを積んでいる。試聴してみると、音場が広大で奥行きも深い。そして厚みもありパンチ力もある。低音のパワー感にも良さが出ていた。

◆レクサス RX350(オーナー/亀田 徹さん)by カーオーディオクラブ

亀田さんは今年の10月に完成したばかりだというこのレクサス『RX350』でエントリーした。なおシステムは前のクルマから主要機材を移設して作り上げられているが、その際、電源強化が図られレギュレーター等が追加されている。使用機材の布陣は以下のとおり。

アステル&ケルンのDAPをソースユニットとして活用し、プロセッサーにはブラックスのハイエンド機、BRAX DSPをチョイスした。パワーアンプにも同社の上級モデル、MX4が2台採用されている。そしてフロント3ウェイとサブウーファーは、ディナウディオのエソター2で統一した。そのサウンドは、深みがあり濃厚。情報量も多く、音の密度感が至って高い。かつ生命力もあり打ち出し感も強い。手応えあるリアルサウンドを堪能できた。

◆BMW M4(オーナー/綾部尊章さん)by AVカンサイ堺店

綾部さんはBMW『M4』で参加した。なお、当車の現在のシステムが完成したのは当イベントの2日前。プロセッサーが新調されさらにはパワーアンプが1台追加されたとのことだ。使用機材のラインナップは以下のとおり。

ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPをチョイスし、新しくしたプロセッサーにはリゾルトのM-DSPが選ばれている。そして新調されたパワーアンプがブラックスのグラフィックシリーズの4ch機で、それ以外はカロッツェリアXの2chモデルが使われている。フロント3ウェイスピーカーはモレルの上級機で構成し、サブウーファーはダイヤトーンのSW-G50だ。その音は、繊細できめ細やかにしてエネルギー感や躍動感も十二分。ハイレベルなHi-Fiサウンドを満喫できた。

◆日産 アリア(オーナー/山下秀幸さん)by オートステーションK2

山下さんは、今年の5月にシステムを完成させたというこの『アリア』で参戦した。クルマを新調し、スピーカーを移設して一気に作り上げたとのことだ。使用機材の陣容は次のとおり。

ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、パワーアンプ内蔵DSPには、ヘリックスのP-SIX DSP ULTIMATEをセレクトした。そしてスピーカー群はモレルで統一。ツイーターにはスプリーモピッコロllを、ミッドレンジにはCDM880を、ミッドウーファーにはイレイトカーボンを、そしてサブウーファーにはウルティモチタニウムを採用している。その音は、S/Nが高くクリアでヌケが良い。それでいてパワー感もあり低域のドライブ感も良好。また中音にはハリとツヤがあり、余韻の美しさにも特長が出ていた。

◆トヨタ カローラツーリング(オーナー/山下さん)by ジパング

山下さんは、3年前に手をかけ始め以来こつこつと進化させてきたこのトヨタ『カローラツーリング』で参戦した。なお現在の形に仕上がったのは今年の8月。そこでスピーカーが新調されケーブル類のビルドアップも敢行された。使用機材は以下のとおりだ。

ソースユニットにはソニーのウォークマンが選ばれていて、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPが選択されている。パワーアンプにもブラックスのMX4 PRO×2台が採用された。そして積み替えられたスピーカーが、ZRスピーカーラボのエクストラヴァガンスだ。サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSを使用する。試聴してみると、サウンドステージが立体的で音色や声が至ってリアル。解像度・鮮度感も高い。質感の良さにも好感が持てた。

《太田祥三》

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