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[音響機材・チョイスの“勘どころ”]Part2「AV一体型ナビ」を選ぶ際に気にすべきポイントとは…?

愛車のサウンドシステムをバージョンアップさせたいと考えているドライバー諸氏に、製品選びの“勘どころ”を紹介している当コーナー。今回は、「AV一体型ナビ」を選ぶ際のポイントを説明していく。

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市販「AV一体型ナビ」の取り付け例(アルパイン デモカー)。

愛車のサウンドシステムをバージョンアップさせたいと考えているドライバー諸氏に、製品選びの“勘どころ”を紹介している当コーナー。今回は、「AV一体型ナビ」を選ぶ際のポイントを説明していく。

さて、ひと言で「AV一体型ナビ」といってもさまざまなタイプがあり選択の際に着目すべきポイントも人により変わってくるがが、ここではカーオーディオシステムの核とするという前提に立ったときの選択法について考えていく。

まずは、基本項目から。昨今は、スマホを音楽の再生機として使うドライバーが増えているが、そうであるならば以下の2点のチェックはマストだ。1つが「Bluetooth対応」で、もう1つが「HDMI入力端子の装備」だ。

それぞれがどういうことなのかを説明していこう。まず、Bluetoothに対応しているとスマホの音楽を聴くときの利便性が相当に高まる。便利になるポイントは3点ある。「ワイヤレス接続が行えること」、「都度の接続が自動で行われること」、「曲送り等の基本操作を車載機で、あるいはステアリングリモコンで行えること」、これらだ。

無線接続が行えればコードが邪魔にならない。さらには1度ペアリングをしておけば、クルマに乗り込みエンジンをスタートさせて「AV一体型ナビ」が起動すれば自動で繫がる。スマホはポケットの中に入れたままでもOKだ。そしてBluetooth接続は相互通信であるがゆえに車載機器側からも信号を送れるので、基本的な操作は車載機器側から行える。

次いでHDMI入力端子について説明しよう。これが備わっていると、スマホのミラーリングを行える。映像を車載機器に映し出すには「テレビキャンセラー」と呼ばれる機器の使用が必須となるが、それを導入すれば走行中に車載ディスプレイにYouTube等の動画を映し出せるようになる。結果、同乗者のエンタメ環境がぐっと充実する。

なお、最新の「AV一体型ナビ」ではほとんどの機種がBluetoothに対応している。とはいえ、一部のベーシック機の中には対応していない物もあるので、リーズナブルな機器を選ぶ際には対応を念のため確認しよう。

一方HDMI入力端子の対応もかなり広がっているが、これについてはベーシック機では未対応の機種がまだ多くある。スマホのミラーリングを行いたいと思うなら、これのチェックもお忘れなきように。

今回は以上だ。次回以降も「AV一体型ナビ」のチョイスにおけるポイントを解説していく。乞うご期待。

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《太田祥三》

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