シーズン開幕!「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」注目車両レビュー Part 2 | Push on! Mycar-life

シーズン開幕!「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」注目車両レビュー Part 2

4月2日、「海とのふれあい広場(大阪府堺市)」にて開催された「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」リポートの後編をお贈りする。今回取り上げるのは、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした計8台。

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シーズン開幕!「まいど大阪 春のプチ車音祭 2023」 注目車両レビュー Part2
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  • ダイハツ テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.
  • ダイハツ テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.
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  • ダイハツ テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.
  • ダイハツ テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.
  • ダイハツ テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.

4月2日、「海とのふれあい広場(大阪府堺市)」にて開催された「まいど大阪 春のプチ車音祭2023」リポートの後編をお贈りする。今回取り上げるのは、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした計8台。

それぞれの車両に搭載されていた機材の陣容と、それにて鳴らされていたサウンドについて詳細にお伝えしていく。

◆ダイハツ テリオスキッド(オーナー/堀田雅雄さん)by M.E.I.

堀田さんはダイハツ『テリオスキッド』で参加した。ちなみに当車では、“アナログ的チューニング”が各所で実行されている。例えばオリジナルのパッシブクロスオーバーネットワークが使われていて、また各スピーカーユニットの取り付け方にも工夫が多々盛り込まれている。

メインユニットにはカロッツェリアのサイバーナビXシリーズを使い、アステル&ケルンのDAPもソースユニットとして併用。プロセッサーはリゾルトだ。そしてパワーアンプにはアークオーディオのSEシリーズのモデルを3台採用。そしてモレルの精鋭にてフロント3ウェイ+サブウーファーを構成している。その音は、厚みがありきめ細やか、かつ力強い。小さな音の1つ1つにも芯がある。低域のパワー感にも良さが出ていた。

◆トヨタ カローラスポーツ(オーナー/大西宏昌さん)by ウェイブトゥポート

カーオーディオ歴は10年になるという大西さんは、トヨタ『カローラスポーツ』で参戦した。なお大西さんがこのクルマにオーディオ機器を搭載し始めたのは去年の11月。車両の買い換えのタイミングでシステムも一新させたとのことだ。使用機材は以下のとおり。

ソースユニットがオーディオテクニカのメディアプレーヤー、プロセッサーがヘリックスのDSP ULTRA。パワーアンプにはクワトロリゴのA級2chモデルとAB級2chモデルとを1台ずつ採用し、サブウーファー用としてアークオーディオのモデルも使用。スピーカーはESBのユニットにて2ウェイを組み、サブウーファーにはモレルのモデルを選択している。試聴してみると耳当たりの良さがまずは好印象。滑らかで聴き疲れしない。安らげるサウンドが展開されていた。

◆トヨタ プリウス(オーナー/小池晃司さん)by レジェーラ

小池さんは、トヨタ『プリウス』で会場に駆け付けた。小池さんのカーオーディオ歴は20年以上。普段はジャズや女性ボーカルを聴いているという。コンテストの課題曲を以後のリファレンスとして聴き続けることも多いとのことだ。使用機材は次のとおり。

ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーがヘリックスのDSP ULTRAだ。パワーアンプにはカロッツェリアXの2chモデルと4chモデルとを1台ずつ使い、さらにはサブウーファー用として2chD級モデルも採用している。スピーカーはすべてカロッツェリアの1000RSシリーズのモデルで固めた。その音は、正統的Hi-Fiサウンド。S/Nが高く高解像度。そして帯域バランスも音色も至って自然。1音1音の輪郭もシャープで、質感も良好だった。

◆ホンダ オデッセイ(オーナー/山本章弘さん)by ガレージショウエイ

山本さんは、あきらちゃん&あさひちゃんと一緒にホンダ『オデッセイ』で来場した。使用機材の布陣は以下のとおりだ。ソースユニットがアイバッソオーディオのDAP、プロセッサーがヘリックスのDSP ULTRA。パワーアンプにはザプコの6ch機とカロッツェリアの2chモデル×2台が使われている。スピーカーはフォーカルとモレルのユニットからなる3ウェイに、カロッツェリアのパワードサブウーファー(外部アンプで駆動)を足してフロント4ウェイを構成。さらには、カロッツェリアのサブウーファーも使用する。直近では電源強化が図られたとのことだ。その音は、まずは深みと余韻が印象的。低域の情報量が多いからだろうか臨場感も高い。ボーカルがしっかりと前に出ていて、音場のリアリティも良好だった。

◆BMW X1(オーナー/日隅伸逸さん)by イングラフ

カーオーディオ歴は7年になるという日隅さんは、BMW『X1』で参戦した。なおこのクルマのシステムが完成したのは昨年末。クルマを買い換え一気に作り上げたとのことだ。使用機材は以下のとおり。

ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPを選択している。パワーアンプにもブラックスの最上位モデルを2台採用し、サブウーファー用としてカロッツェリアXの2chモデルをセレクトした。スピーカーはイートンの旗艦シリーズのモデルでフロント3ウェイを組み、サブウーファーにはブラックスのモデルがチョイスされている。その音は、濃厚で充実感が高い。深みもコクもある。しかしながら誇張はなく至って自然。ハイレベルなステレオサウンドを堪能できた。

◆トヨタ プリウス(オーナー/谷口大雅さん)by ジパング

谷口さんは、7年前から手をかけているというこのプリウスで参加した。ちなみに現在のシステムが完成したのは去年の暮れ。3ウェイ化が果たされたとのことだ。使用機材は以下のとおり。

ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAを選択している。パワーアンプにはカロッツェリアXの4chモデルを2台採用しフロント3ウェイはブラムの上位機種にて構成。サブウーファーにはカロッツェリアのモデルをチョイスした。サウンドチューニングにおいてはボーカルの再現性に特にこだわったとのことだ。試聴してみると、深みがあり旨味が濃い。また、ハリもあり艶もある。そしてボーカルの再現性も高い。充実したハイエンドサウンドが展開されていた。

◆日産 セレナ(オーナー/原 昌弘さん)by Jクラブ

原さんは8年前から手をかけているというこの日産『セレナ』でエントリーした。以来こつこつとシステムアップを重ねてきて、現在の形が完成されたのは今年の1月。パワーアンプを換装したとのことだ。使用機材は次のとおり。

カロッツェリアのサイバーナビXシリーズをメインユニットとして活用し、プロセッサーにはヘリックスの上位モデルを組み合わせている。パワーアンプにはカロッツェリアXの4chモデルを2台使用し、フロントスピーカーにはブラムを、サブウーファー(ステレオ使い)にはスキャンスピークのモデルをチョイス。試聴してみると、1音1音が凛としていて情感が伝わってくる。全体的にはふくよかでコクがあり余韻も美しい。じっくり聴いていたいと思わせる濃厚なサウンドを満喫できた。

《太田祥三》

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