再生力をガチで競う『第7回ハイエンドカーオーディオコンテスト』注目車両 Part 2 | Push on! Mycar-life

再生力をガチで競う『第7回ハイエンドカーオーディオコンテスト』注目車両 Part 2

9月24日と25日の2日間にわたり「つま恋リゾート彩の郷」(静岡県掛川市)にて開催された、『第7回 ハイエンドカーオーディオコンテスト』リポートのPart2をお贈りする。

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ステレオ再生力をガチで競う『第7回 ハイエンドカーオーディオコンテスト』開催! 注目車両ルポ  Part2
  • ステレオ再生力をガチで競う『第7回 ハイエンドカーオーディオコンテスト』開催! 注目車両ルポ  Part2
  • BMW・MINI(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ
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9月24日と25日の2日間にわたり「つま恋リゾート彩の郷」(静岡県掛川市)にて開催された、『第7回 ハイエンドカーオーディオコンテスト』リポートのPart2をお贈りする。

今回は、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした注目車両のうちの下記5台について、搭載機材とサウンドインプレッションを詳細にお伝えしていく。

◆MINI(オーナー/古渡 浩さん)by サウンドウェーブ

古渡さんは、今年の夏に現在のシステムが完成したというこのMINIにて参戦した。当車に積まれている機材の顔ぶれは以下のとおりだ。ソースユニットとしてアステル&ケルンのDAPを使い、パワーアンプ内蔵プロセッサーにはオーディソンのモデルを選択した。なおサブウーファーを鳴らすパワーアンプにはJLオーディオのモデルを使用している。ちなみにフロントスピーカーはイス下にもインストーする4ウェイ構成。すべてモレルのモデルで統一した。サブウーファーはJLオーディオだ。ボーカル曲では繊細な音等を、オーケストラでは迫力と表現力等を意識してチューニングしたという。聴いてみると質感が高く情報量が豊富。ゴージャスでコクのあるハイエンドサウンドを楽しめた。

◆BMW M4(オーナー/塩川公康さん)by サウンドフリークス

塩川さんはBMW・M4で参加した。なお現在のシステムが完成したのは今年の8月。使用機材は以下のとおりだ。ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPを使い、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPをチョイスしている。パワーアンプには同じくブラックスのフラッグシップモデルMX4 PROを2台とサブウーファー用としてカロッツェリアのD級2chモデルを使用している。フロントスピーカーはRSオーディオのトップエンドキット、マスター3にマスターHACのツイーターを足し4ウェイを構成。サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSを選んだ。試聴してみると、とにもかくにも繊細でスムーズ。そして密度感が十二分。音場と音像のリアリティの高さも際立っていた。

◆トヨタ・プリウスPHV(オーナー/鈴木 亘さん)by サウンドワークス

鈴木さんはプリウスPHVで参加した。ちなみに鈴木さんがカーオーディオを本格的に始めたのは6年前。知り合いのシステムの音を聴いて衝撃を受けたのがきっかけだという。当車に搭載されている機材の陣容は次のとおりだ。プレーヤー&プロセッサーとしてエタニ電機のETN-1をチョイスし、パワーアンプにも同ETN-2を選択。さらにプラグアンドプレイのD級2chモデルも1台使用している。そしてフロント3ウェイ+サブウーファーはカロッツェリアの1000RSシリーズで揃えた。セッティングでは、解像度と情報量を引き出すことに注力したとのことだ。聴いてみるとまずはS/Nの高さが印象的。すっきりとしていてサウンドステージの見通しが良い。全体的にハリがあり躍動感も高かった。

◆アウディTT(オーナー/古川雄登さん)by イースト

古川さんはアウディTTで参戦した。機材の布陣は以下のとおりだ。ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、パワーアンプ内蔵DSPにはヘリックスのV-EIGHT DSP MKllをセレクト。スピーカーはムンドルフのツイーターとESBの3ウェイユニット、さらにはリアの純正位置にもスピーカーを入れフロント5ウェイ構成とし、シート下の純正位置にDLSのサブウーファーを入れている(これのみDLSの2chパワーアンプでドライブ)。セッティングにおいてのテーマは「2ドアクーペという限られた空間の中でどれだけ広さと深さを再現できるか」。そのサウンドは、分厚く充実感がみなぎっていた。それでいて各楽器の音の分離感が良くクリア。キレ味の鋭さにも良さが出ていた。

◆アウディA4 Avant(オーナー/塩谷明宏さん)by AVカンサイ堺店

塩谷さんは、この8月にシステムが完成したというアウディA4 Avantで参加。ちなみに使用機材は前のクルマから移設されたものだが、このクルマに載せ換えて一層性能が引き出されたという。ボディの剛性が上がり、特に低音の鳴り方が良化したとのことだ。使用機材のラインナップは以下のとおり。ソースユニットとしてソニーのウォークマンを使い、プロセッサーにはブラックスのBRAX DSPを選択。パワーアンプも同じくブラックスのMX4 PROだ。そしてフロントスピーカーにはイートンのコアをチョイスし、サブウーファーにはシンフォニ/クワトロリゴのモデルを選んだ(イートンのアンプでドライブ)。その音は至って繊細。それでいて低音は太く重い。質感の高さにも唸らされた。

《太田祥三》

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