交換するスピーカーの性能を引き出したいなら、“デッドニング”から入るのもアリ!? プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第6回 | Push on! Mycar-life

交換するスピーカーの性能を引き出したいなら、“デッドニング”から入るのもアリ!? プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第6回

音楽好きなドライバーなら、カーオーディオシステムのバージョンアップに多少なりとも興味を抱いているはずだ。しかし「何から始めたら良いのか分からない…」、そう感じてる方も少なからずいるだろう。当特集は、そんな方々に向けて展開している。

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“サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
  • “サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
  • “サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
  • “サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
  • “サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
  • “サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
  • “サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
  • “サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。
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音楽好きなドライバーなら、カーオーディオシステムのバージョンアップに多少なりとも興味を抱いているはずだ。しかし「何から始めたら良いのか分からない…」、そう感じてる方も少なからずいるだろう。当特集は、そんな方々に向けて展開している。

毎回、各地の実力カーオーディオ・プロショップに取材し、プロ直伝の“スタートプラン”を紹介している。今回は千葉県流山市の人気店、“サウンドエボリューション ログオン”に取材し、“デッドニング”から入るというスタートプランについて教えてもらった。さて、この方法の利点とは…。

スピーカー交換と“デッドニング”を、別々に行うのはアリ!

早速“サウンドエボリューション ログオン”の小溝さんに、“デッドニング”から始めるというアプローチがアリかナシかを訊いてみた。

「当店のお客様の中では、スピーカー交換から始められる方のほうが断然多いです。音を良くしたいと思われる方の多くはやはり、スピーカー交換にご興味をお持ちです。ちなみに純正システムの状況によっては、スピーカーを換えるよりもむしろプロセッサーを導入された方が良いケースもありますが、もっとも人気が高いのはやはり、スピーカー交換です。

とはいえ、“デッドニング”から入るのがアリかナシかと問われたら、もちろんアリです。スピーカー交換を行うのであればいつかは“デッドニング”も行うべきなのですが、それを先に行えばスピーカー交換をする土台を作れます。そして費用の分散化も図れますので、製品代により多くの予算を投じやすくなります。なので“デッドニング”から始めるというも、選択肢の1つになり得ます。

ただ当店では、各種スピーカー交換のセットプランに“デッドニング”も含めていますので、一緒に行った方がトータルのコストは抑えられます。とはいえ“デッドニング”の内容は選べますし、切り離すことも可能です。最終的な費用は変わってきますが、後回しにされてもOKですし先にされても構いません。

なお“デッドニング”とスピーカー交換の施行タイミングを別にするとそれぞれの効果がよく分かり、そして音が良くなる感動を2度味わえます。そこのところも利点ですね」

“サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。“サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。

“デッドニング”を行うと、ハンズフリー通話音声が外に漏れにくくなる!?

「ところで最近は、カースピーカーの音が車外に漏れることを気にされる方が増えてきました。そうであればなおさら、“デッドニング”から入るのはアリだと思います。

というのもハンズフリー通話機能をご活用される方が多くなっていて、その場合に通話音声が車外に聞こえてしまうことがよくあり、そのことを悩まれている方が増えています。

なお通話音声が外に聞こえてしまうのは、すき間から音が漏れているからではなく、ドアの鉄板の共振が原因です。スピーカーの裏側から放たれる音とドアの鉄板が同調して音が鳴ってしまうんです。でも“デッドニング”を行えば共振を抑制できますので、通話音声が漏れにくくなるんです」

さて、“サウンドエボリューション ログオン”の小溝さんに改めて、スピーカー交換をするにあたって“デッドニング”が必要となる理由を訊いてみた。

「“デッドニング”が必要である最大の理由は、鉄板が共振するからです。共振すれば音が外に漏れるだけでなく、車内のリスニング環境にも悪影響を及ぼします。共振すると異音を発しますので、スピーカーの表側から放たれる音を濁します。不要な音は排除すべきです。そうすることで再生音がクリアになります。

また“デッドニング”を行うと、低音の鳴り方も良くなります。何もしていない場合には、スピーカーの裏側から放たれる音が内張りパネルを介して車内にも漏れ、スピーカーの表側から放たれる音と干渉して多少なりともキャンセリング(打ち消し合い)が起こります。しかし“デッドニング”を正しく行えばキャンセリングも抑制できます。その効果は特に、低音に現れます」

“サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。“サウンドエボリューション ログオン(千葉県)”にて製作されたオーディオカーの一例。

質の高い“デッドニング”をリーズナブルに提供!

続いては、“サウンドエボリューション ログオン”にて提供している“デッドニング”メニューについて教えてもらった。

「当店では、2つの“デッドニング”メニューが人気です。1つが4万8000円(税抜)のメニューでもう1つが6万8000円(税抜)のメニューです。どちらも必要な工程をすべて行うのですが、使用部材の内容が異なります。

なお、どちらのメニューにおいても部材は潤沢に使います。ちなみにご自分で部材を調達されようとするときには、このご予算でこれだけの部材を手にすることは難しいと思います。しかも工賃も込みですから、ご自分で行われる場合よりもかなりお得だと思います。

そして積み重ねたノウハウを各所に注いで仕上げていきますので、効果も十二分に発揮します。“デッドニング”では、部材の貼り方によって得られる結果が変わります。せっかく良いスピーカーに交換されるのですから、その性能を可能な限り引き出したいと思っています。当店の“デッドニング”メニューでは、それが可能であると自負しています。

また、雨水対策と可動部分への配慮も重要です。それらが不十分だと耐久性に影響します。部材がすぐに剥がれてしまっては意味がありません。長きにわたって効果を上げられる方法で、“デッドニング”を実行しています。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。これからカーオーディオを始めてみたいと思われている方々に、満足度の高いさまざまなプランをご案内できると思います。またお見積もりはホームページ上でも行えますので、お時間がございましたらぜひホームページもご覧ください。多くの方のご来店を心よりお待ちしています」

《太田祥三》

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