予算を10万円まで引き上げると、満足度がぐっと上昇! プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第2回 ミドルスピーカー編 | Push on! Mycar-life

予算を10万円まで引き上げると、満足度がぐっと上昇! プロが薦める「カーオーディオ・スタートプラン」大公開 第2回 ミドルスピーカー編

カーオーディオに興味を持ちながらも「何から手を付ければ良いか分からない…」、そう悩んでいる方も少なからずいるようだ。当特集はそのような方々に向けて、魅力的な“スタートプラン”を紹介している。

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フォーカル・PS 165 FE
  • フォーカル・PS 165 FE
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  • モレル・マキシモ ウルトラ 602。
  • ダイヤトーン・DS-G400
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カーオーディオに興味を持ちながらも「何から手を付ければ良いか分からない…」、そう悩んでいる方も少なからずいるようだ。当特集はそのような方々に向けて、魅力的な“スタートプラン”を紹介している。

今回は、取付工賃も含めて「10万円」前後の予算で実行できる「スピーカー交換プラン」を3つ紹介する。プランを練ってくれたのは、広島県広島市の人気店、“M.E.I.”だ。スピーカーは音の出口であり、交換すると聴こえ方がガラリと変わる。ゆえにここから始める人はかなり多い。さて、お薦めのモデルとは…。

5万円台のスピーカーまで手を伸ばせば、満足度はかなり向上!

“M.E.I.”の山本さんに、1つ目のプランから教えてもらった。

「当店では、これからカーオーディオを始めてみたいとお思いの方々に向けてスピーカー交換のセットプランをさまざまご用意しています。で、ご予算が10万円前後ということでしたらその中から、まずはこちらをお薦めしたいと思います。スピーカーには、イスラエルの有名スピーカーブランド、モレルの『マキシモ ウルトラ 602 MKll』(税抜価格:5万円)をお使いいただき、製品代とライトな“デッドニング”作業、そして取付工賃も含めて7万5000円(税抜)でご提供したいと思います。

なお当機は明るめのサウンドでしかも元気良く鳴ってくれますので、純正スピーカーとの違いが分かりやすいです。その点も当機を推す理由の1つです。

ところで低価格帯の製品は、グレードが1つ上がるごとに性能もグングン向上していきます。例えば1万2500円のモデルと2万5000円のモデルとでは価格が倍違いますので、性能差も相応に開きます。そして5万円のモデルともなるとそこからさらに倍の価格となるわけですから、一層の性能アップが果たされます。なのでこのクラスのモデルにまで手を伸ばすことができれば、得られる満足度はかなり高まります。

で、今回のプランでは“デッドニング”を軽めの内容とすることで総費用を抑えましたので、価値あるスピーカーをお求めやすい価格で手にしていただけます。

ちなみに当プランに含まれている“デッドニング”では、スピーカーの真裏でスピーカーの裏側から放たれる“背圧(音エネルギー)”に対処する作業を施します。“背圧”を吸音材で弱めたり拡散材で散らしたり、そして制振材で真裏の鉄板の共振を抑えます。これらを行っておくだけでも、かなり状況は上向きます。何もやらない場合との違いは相当に大きいです。結果、当セットは高いコスパを発揮します。自信を持ってお薦めできます」

モレル・マキシモ ウルトラ 602。モレル・マキシモ ウルトラ 602。

“デッドニング”のアップグレードもお薦め!

「続いては、フランス発の人気ブランド、フォーカルの『PS 165 FE』(税抜価格:5万円)を核とするプランをご紹介したいと思います。こちらも同じく製品代と、簡単な“デッドニング”作業代と取付工賃とを合わせて7万5000円(税抜)でご提供いたします。

フォーカルも人気ブランドですので、安心してお使いいただけます。そして当機もコスパが高いです。同価格帯の他の製品と比べて見劣りすることはありません。爽快で軽やかなサウンドを満喫していただけます。

なお1つ目のプランでも同様ですが、これらのスピーカーの性能をさらに引き出したいとお考えになるのなら、“デッドニング”作業を追加されても良いと思います。当店では、交換したスピーカーをより良い音で鳴らすための音質アッププランをさまざまご用意しているのですが、その中の『防振プラン2へのバージョンアップ』をオーダーしていただくと、サウンドクオリティをもう1ランク上げられます。

ちなみに、“デッドニング”は施工内容違いで3パターンをご用意してあり、その中でもっともライトな内容の『防振プラン1』(税抜価格:1万5000円)は、今回ご紹介しているすべてのセットプランに含めてあります。先にご説明したように同プランでは、スピーカー裏の背圧処理とさらにスポンジリング(スピーカーと内張りパネルとの間に装着する音漏れ防止のスポンジ)の取り付けを行います。

で、『防振プラン2』では、『防振プラン1』の内容に加えてドアのアウターパネルおよびインナーパネル全般へと作業を施します。こちらは5万円(税抜)ですが、『防振プラン1』の分の料金を引いた3万5000円(税抜)でバージョンアップが可能です」

ダイヤトーン・DS-G400ダイヤトーン・DS-G400

“デッドニング”は、同時にやるも良し、後からやるも良し!

「ちなみにスピーカー交換プランをご依頼される約半数の方が、『防振プラン2へのバージョンアップ』をオーダーされます。皆さま、“デッドニング”が音に効くことをよくご存知で、お薦めするまでもなくお選びいただくことも多いです。

もちろん“デッドニング”の追加は後からやられても良いと思います。そうした方が効果のほどがよく分かりますから、その点はメリットです。とはいえ、同時にやればまた改めてご来店いただかなくても済みますし最初からより良い音を満喫できますので、ご予算が許すのであれば一緒にやられた方が良いかもしれません。

次いで、3つ目のプランをご紹介します。最後は、スピーカーのグレードをぐっと引き上げてみました。ダイヤトーンの『DS-G400』(税抜価格:10万円)をお薦めしたいと思います。当機をお選びいただく場合にも基本の取付工賃は2万5000円でご提供できますが、計12万5000円(税抜)となり予算をオーバーしてしまいます。しかしながら製品代が倍になることはダテではなく、音もそれに見合ってさらに良化します。

なお当機は2021年の6月に発売となった新しいモデルで、従来機の『DS-G300』と比べて価格は2万円上がりましたが、音の進化度合いは価格の上昇率を超えていると思います。当社のデモカーの中に『DS-G300』を装着していたクルマがあり、ニューモデルが登場してすぐに付け替えたのですが、ガラリと音が良くなりました。

ところで当機を選ばれる場合でも音質アッププランの追加がお薦めなのですが、『ツイーターのマウント製作』(税抜価格:4万円)をお選びいただいても良いかもしれません。こちらでは、ツイーターをドアミラー裏もしくはAピラーへと埋め込む加工を施します。ツイーターの取り付けにも手をかけると、そこでもまたサウンドクオリティが上がります。スピーカーのグレードが高くなるほど、実行されての効果も高まります。ご検討いただく価値は大きいと思います。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。さまざまなご提案ができると思います。お待ちしています」

《太田祥三》

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