話題のアコースティックマテリアルブランド“DrARTEX”が、ニューラインナップを発表! その全容をCheck! Part1 | Push on! Mycar-life

話題のアコースティックマテリアルブランド“DrARTEX”が、ニューラインナップを発表! その全容をCheck! Part1

車室内に侵入しようとするさまざまなノイズを抑え込むための部材(アコースティックマテリアル)を、世界に向けてリリースしている新進気鋭のブランド“DrARTEX(ドクターアルテックス)”。同社から、2019年モデルのラインナップが発表された。

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DrARTEX・Earth Iridium
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車室内に侵入しようとするさまざまなノイズを抑え込むための部材(アコースティックマテリアル)を、世界に向けてリリースしている新進気鋭のブランド“DrARTEX(ドクターアルテックス)”。同社から、2019年モデルのラインナップが発表された。

どのようなアイテムが顔を揃え、そしてそれぞれの特長は何なのか…。その全容を詳細にお伝えする。

“制振シート”系の部材は、新たに3グレード展開!


“DrARTEX”が日本初上陸を果たしたのは2018年の春だ。以来、その性能の確かさが徐々に口コミで広がり、これを使用する専門店の数も増加傾向にあるという。当サイトでもこれに注目し、今年の3月には同社のニューアイテムを一挙に紹介したのだが…。なんとそれから間もない今月(6月)、2019年のニューラインナップの資料が早々に編集部の元へと届けられた。

奇しくもその3月に公開した記事の中で、同社社長のAndrey・Dmitriev氏の「“革新的”な製品を“迅速”に生み出せるブランドでありたい」とのコメントも紹介したが、その言葉どおりに早速、新たなモデルが“迅速”に仕上げられたというわけだ。

資料に目を通すと、日本で発売される2019年モデルは計13アイテム。そのうち新製品は「10」。マイナーチェンジとなるモデルも含まれてはいるものの、至ってフレッシュな顔ぶれとなっている。

その中から今週は、ブチル素材が用いられた“制振シート”系の部材についてみていく。

なおこれまではこれらアイテムはグレード分けがされていなかったのだが、2019年のカタログからはそれぞれにグレード名が記された。ベーシックグレードとなる『Earth(アース)』、上級グレードとなる『Skyline(スカイライン)』、そしてサウンドコンペティター向けのスペシャルグレード『Competition line』、以上の3グレードでラインナップが形成されることと相成った。

スタンダードグレードのアイテムが増え、ますます使いやすく。


それでは製品を1つ1つ紹介していこう。まずは『Earth』シリーズから。

ところでこれまでのラインナップでは、『Earth』シリーズに相当するモデルは『Iridium(イリジウム)』のみだったのだが、2019年モデルではバリエーションが増えた。『Earth Iridium』、『Earth Gold HD』、『Earth Quatro(クアトロ)』、以上の3モデルが用意されることとなっている。

各品の基本プロフィールは以下のとおりだ。

DrARTEX・Earth Iridium

(写真)DrARTEX・Earth Iridium

☆Earth Iridium (税抜価格:2万円)
●仕様:制振シート
●サイズ:(幅×奥行×厚さ)750×500×2mm(10枚入) ●重量:3.1kg/m2 ●推奨取付箇所:ドア、ルーフ、トランクリッド、トランクサイド、ボンネット

DrARTEX・Earth Gold HD

(写真)DrARTEX・Earth Gold HD

☆Earth Gold HD (税抜価格:2万円)
●仕様:制振シート
●サイズ:(幅×奥行×厚さ)750×500×2.6mm(8枚入) ●重量:4.1kg/m2 ●推奨取付箇所:ドア、バルクヘッド、フロア、ホイールアーチ、トランクリッド、トランクサイド

DrARTEX・Earth Quatro

(写真)DrARTEX・Earth Quatro

☆Earth Quatro (税抜価格:2万9000円)
●仕様:低音制振シート
●サイズ:(幅×奥行×厚さ)500×275×3.8mm(15枚入) ●重量:6.4kg/m2 ●推奨取付箇所:トランクフロア、ホイールアーチ、バルクヘッド、フロア

『Earth』シリーズが3モデル編成となったことは、ニューラインナップの最大の見どころの1つだ。というのもこれまでは、制振効果がより強力な部材を使いたいと思ったときには、上級グレードに相当するアイテムを使用するしかなかったのだが、これからはよりリーズナブルな『Earth』シリーズの部材だけでクルマ1台を仕上げることも可能になった。“DrARTEX”がますます使いやすいブランドとなった、というわけなのだ。

ちなみに、3部材のうち『Earth Iridium』と『Earth Gold HD』の2つは、厚みは異なっているものの構造は同一だ。自己粘着性接着層、次世代合成ブチルポリマー層、アルミホイル層、以上の3層から成っている。

対して、『Earth Quatro』には、自己粘着性接着層、合成ブチルポリマー層、アルミ層、合成ブチルポリマー層、アルミ層という5層構造が採用されている。結果、より高い制振効果を発揮する。性能の目安となる損失係数は、『Earth Iridium』の「0.22」に対してその2倍以上となる「0.54」。ゆえに、ヘビーなノイズが伝わってくるフロアやホイールアーチ等でより高い防音効果を発揮する。

逆に、天井やボンネットといった、下側から貼ることとなる部位では、より軽い『Earth Iridium』が力を発揮する。ドアにおいては『Earth Iridium』と『Earth Gold HD』を場所によって使い分ければ、より効果的なデッドニングが行える。

上級グレードのモデルの方が高効果、しかし、軽い!


続いては、上級グレード『Skyline』に属する製品を紹介していこう。以下の2モデルがラインナップしている。DrARTEX・Sky Pallium

(写真)DrARTEX・Sky Pallium

☆Sky Pallium (税抜価格:3万1000円)
●仕様:制振シート
●サイズ:(幅×奥行×厚さ)750×500×2.7mm(8枚入) ●重量:2.7kg/m2 ●推奨取付箇所:ドア、バルクヘッド、フロア、ホイールアーチ、トランクリッド、トランクサイド

DrARTEX・Sky Armor

(写真)DrARTEX・Sky Armor

☆Sky Armor (税抜価格:4万円)
●仕様:低音制振シート
●サイズ:(幅×奥行×厚さ)500×275×3.5mm(18枚入) ●重量:5.5kg/m2 ●推奨取付箇所:トランクフロア、ホイールアーチ、バルクヘッド、フロア

なお、“DrARTEX”の“制振シート”系の部材は、上級グレードのモデルの方が重量が軽い。

厚みが似かよっている『Sky Pallium(パリュウム)』と『Earth Gold HD』との1平方メートルあたりの重さを比べてみると、『Sky Pallium』の方が0.1mm厚いにもかかわらず、『Earth Gold HD』の「4.1kg」に対して「2.7kg」と、相当に軽くなっている。しかしながら両者の損失係数は、『Earth Gold HD』が「0.33」、『Sky Pallium』が「0.42」。効果は後者の方が高い。

“低音制振シート”である『Sky Armor』も、同じく低音制振シートである『Earth Quatro』と比べると、1平方メートルあたりの重さは、『Earth Quatro』が「6.4kg」で、『Sky Armor』は「5.5kg」。そしてそれぞれの損失係数は前者が「0.54」後者が「0.60」。『Sky Armor』の方が薄く、そして軽く仕上げられているにもかかわらず、高効果な部材として仕上られているのだ。

ヘビーデューティなコンペカー向きのスペシャル部材も用意!


そして、“制振シート”系の部材はもう1グレード用意されている。グレード名は『Competition line』、そしてそれに属するのは1アイテム。製品名ならびにスペックは以下のとおりだ。DrARTEX・199dB Drag

(写真)DrARTEX・199dB Drag

☆199dB Drag (税抜価格:3万5000円)
●仕様:低音制振シート
●サイズ:(幅×奥行×厚さ)750×500×6mm(5枚入) ●重量:9.3kg/m2 ●推奨取付箇所:トランクフロア、ホイールアーチ、バルクヘッド、フロア
こちらは他のアイテムと比べて、1枚あたりの厚みと重みが群を抜いている。なのでコンペカー以外には不向きではあるのだが、静音効果にこだわるのであれば使ってみても面白そうだ。

ところで『Skyline』シリーズの各品と『199dB Drag』に使われているアルミ部材は、複数の熱処理が加えられて仕上げられている。結果、より強度が高められ、ゆえに制振効果も高くなっている。さらには耐久性も高い。ちなみに各部材に使用されている次世代合成ブチルも純度が高く無毒無臭。素材のチョイスにこだわりが発揮されているあたりも、“DrARTEX”ならではのストロングポイントだ。

以上が新生“DrARTEX”の“制振シート”系アイテムの全容だ。そもそもバリエーションが多彩で、適材適所で部材を使い分けられることも同社製品の強みだったのだが、ラインナップが整理されかつアイテムが増やされたことで、その利点もますます伸長した。対応力が一層高められている。

今週はここまでとさせていただく。次回は、これら以外のアイテムを一気に紹介していく。その中には新機軸な注目作も含まれている。次回の記事もお読み逃しなきように。

《太田祥三》

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