カーオーディオをもっと身近に感じるための、『ザ・用語解説!』 Part18 「ケーブル編 ll」 | Push on! Mycar-life

カーオーディオをもっと身近に感じるための、『ザ・用語解説!』 Part18 「ケーブル編 ll」

カーオーディオのシステムアップに興味を持ちつつも、「なんとなく小難しそうで敬遠している」というドライバーは少なくないようだ。そういった方々に向けて、カーオーディオをもっと身近に感じていただくための『用語解説』をお届けしている。

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チェルノフケーブル・ULTIMATE IC100
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カーオーディオのシステムアップに興味を持ちつつも、「なんとなく小難しそうで敬遠している」というドライバーは少なくないようだ。そういった方々に向けて、カーオーディオをもっと身近に感じていただくための『用語解説』をお届けしている。

今回は前回に引き続き、ケーブルに関連した用語に焦点を当て、解説していく。

01・「ラインケーブル」とは?

前回は主に、「スピーカーケーブル」について解説したが、今回は「ラインケーブル」について考察していく。

さて、「ラインケーブル」とは何なのかと言うと…。答は以下のとおりだ。ソースユニットとパワーアンプ、またはソースユニットとDSP、DSPとパワーアンプとを結ぶケーブルである。つまり、「パワーアンプで増幅する前の微弱な状態の音声信号を伝送するケーブル」ということになる。

ちなみに「ラインケーブル」は、メーカーごとで呼び名が異なったりもする。「オーディオケーブル」とか「インターコネクトケーブル」と呼ばれることもあり、さらにはプラグの形状が「RCA」タイプであるものについては「RCAケーブル」と呼ばれたりもする。

なお、カーオーディオでは「RCA」タイプが使われることがほとんどだ。よって「RCAケーブル」と呼ばれることも多い。

で、「ラインケーブル」は「スピーカーケーブル」と比べて、構造が比較的に複雑だ。「スピーカーケーブル」はプラスとマイナスのケーブルが2本1組になっているが、「ラインケーブル」では通常、プラスとマイナスの導線が1本のケーブルの中で組み合わされている。さらには、右ch用と左ch用の2本が1組となった状態で完成品となっていることがほとんどだ。なので、「スピーカーケーブル」のように左右を別々に購入しなくても大丈夫だ。

02・「ラインケーブル」は価格差が大きい。それはなぜ?

ところで前回、ケーブルを換えると音が変わることについて解説した。もちろんそれは「ラインケーブル」でも同様だ。むしろ、「ラインケーブル」の方が、音に対する影響が大きいと言われたりもする。

その理由は以下のとおりだ。冒頭で解説したように、「ラインケーブル」で伝送される音楽信号はパワーアンプで増幅される前の微弱な状態であるので、ノイズの影響を受けやすく、さらには伝送クオリティの差による影響も受けやすい。か細い信号であるので、伝送途中で受ける少々のファクターが、最終的に音となるときに大きな差となって表れるのだ。なので「ラインケーブル」には超高級品も存在する。質を上げれば上げるほど音に効くからだ。

ベーシックなモデルと超高級品とではどのくらいの価格差があるのか、具体的に例を挙げて紹介してみよう。1mのモデルで比べてみると…。

上質なケーブルを多々ラインナップしている“モンスターカーオーディオ”の製品の中での最廉価な「ラインケーブル」は、『MCA 100i-1M』だが、当機の税抜価格は2000円(1m、1ペア)だ。ちなみに、いわゆる“赤白ケーブル”と言われるもっともベーシックなものになると数100円から存在している。そういったものと比べると、当機も十分に高音質だ。

それに対してもっとも高級なタイプともなると…。高級ケーブルの代名詞的存在であるロシア発の“チェルノフケーブル”のラインナップをみると、トップエンドグレード『ULTIMATEシリーズ』の1mモデル『ULTIMATE IC100』の税抜価格はなんと、27万8000円(1m、1ペア)。価格差はここまで大きくなっている。

ただし、価格差に見合う音質差は確かにある。試聴会等で高級ケーブルの音を聴き比べる機会があれば、ぜひともご体験いただきたい。聴けば納得できるはずだ。体感するだけでも価値がある。

03・カーオーディオ用とホームオーディオ用で違いはある?

最後に、ホームオーディオ用とカーオーディオ用との違いについて解説していく。結論から入ろう。最大の違いはズバリ、“耐熱性”だ。

クルマの中には、排気管の真上のフロアの鉄板等、高温になる箇所がいくつか存在する。なのでカーオーディオ用のケーブルは、そういったところに配線しても大丈夫なように熱に強い設計となっている場合がほとんどだ。

さらには、カーオーディオ用のモデルは極端に太いモデルは少ない。特に「スピーカーケーブル」においては太過ぎると、車内からドア内部へと通すのが難しくなる。またカーオーディオ用では硬過ぎるモデルも少ない。くねくねと曲げたい場面も多いので、硬過ぎると配線作業がしにくくなるばかりか、ケーブル自体にもストレスが掛かる。

というわけで、車内で使用するケーブル類はカーオーディオ用に設計されたモデルを使うべきなのだが…。

しかしながら必要な対策を講じれば、ホーム用のケーブルも使用可能だ。特に「ラインケーブル」は、配線がトランク内のカーペット上で完結するケースも少なくない。であるならば極端に高温になる箇所もないので案外普通に使えたりもする。もちろん夏場には太陽光の影響で温度が上がる箇所もあるので慎重に扱うべきではあるが、必ずしもカー用でなければダメ、ということでもないのだ。

とにもかくにも、ケーブルを換えることで音が変わることは紛れもない事実だ。無理に予算を掛け過ぎるのは考えものだが、ケーブル選びも楽しむべきポイントの1つだ。今使っているものよりももう1ランク上のものを試してみるのも面白い。ご興味があればぜひともトライを♪

《太田祥三》

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