スロヴェニア発の気鋭ブランド「ZRスピーカーラボ」から“スーパーハイエンド”の入門機、満を持して新登場! 果たしてその音は…。 | Push on! Mycar-life

スロヴェニア発の気鋭ブランド「ZRスピーカーラボ」から“スーパーハイエンド”の入門機、満を持して新登場! 果たしてその音は…。

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試聴会場/イース・コーポレーション試聴室
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スロヴェニア発のスーパーハイエンドブランド「ZRスピーカーラボ」をご存知だろうか。トップエンドモデル『ZR Extravagance Line(エクストラバガンス ライン)』という、超高級シリーズを擁する、先鋭的なスピーカーメーカーである。

ちなみに、その『ZR エクストラバガンス ライン』中の上級2ウェイシステムの価格は、なんと95万円(Polished仕上・税別)…。まさしく“破格”のスピーカーシリーズである。

そんな同社からこの度、“スーパーハイエンド”の入門モデルとなる『ZR Entry Line(エントリー ライン)』なる新シリーズが登場するという。聞けば価格は2ウェイセットで38万8000円(税別)。なるほど、十二分に“ハイエンド”スピーカーではあるものの、「ZRスピーカーラボ」からすればあくまでも“エントリー”モデル、というわけなのだ。

これが気にならないはずはない…。スーパーハイエンドの入り口のサウンドとは、どのようなレベルで、どんな音色であるのか。「ZRスピーカーラボ」ならではの満足度を得られるものなのか、否か…。それらを確かめるべく、ディストリビューターであるイース・コーポレーションに緊急取材を申し込んだ。

かくして『ZR エントリー ライン』、そして同ブランドにおけるミドルグレード『ZR Prestige Line(プレステージ ライン)』、さらにはトップエンド『ZR エクストラバガンス ライン』も併せて、3機種同時の試聴取材を敢行した。

『ZR エントリー ライン』の実力と、そして「ZRスピーカーラボ」製品の全体のサウンドレベルとを、4週にわたって詳細にリポートしていく。


最高品質の材料と、ハンドメイドであることに強いこだわりを持つ、信念のブランド…

ZR スピーカーラボ
今週は、ブランドについてと、製品の概要とを解説していく。まずは、「ZRスピーカーラボ」がどのようなブランドなのかをおさらいしておきたい。

設立は1983年、創設者はZvone Raspor(ズヴォーネ・ラスポー)氏である。ブランド名の“ZR”はまさしく、ズヴォーネ・ラスポー氏の頭文字、というわけだ。特に、最高品質の材料と、ハンドメイドであることに強いこだわりを持つ、ハイエンドスピーカーメーカーである。

製品作りにおいての背景にあるのは、ズヴォーネ氏が長年にわたるスピーカーの修理やカスタムサービスの経験によって知り得てきたスピーカーの問題点についての見識、熱心なオーディオマニアからの要求、そして、氏の長年のバンド経験で培われた深い知識と経験、とのことだ。それらを礎として生み出される同社のスピーカーからは、スペックだけでは到達することのできない心に響く本物の音色や、「魂」をも感じ取ることができるという…。

音質性能の確かさはすでに、各方面から高く評価されている


続いては、そうして生み出されたトップエンドシリーズ、『ZR エクストラバガンス ライン』の概要をご紹介しておきたい。

当シリーズは、以下の3機種で構成されている。基本的に各ユニットが単品(ペア)で発売されていて、それぞれ、ポリッシュ仕上げとブラッシュド仕上げとが用意されている。

ZR Extravagance SATURN
☆ZR Extravagance SATURN : Polished / Brushed
税抜価格:41万円/36万円
●仕様:25mmトゥイーター(ペア) ●定格入力:100W(2kHz/12dB) ●公称インピーダンス:4Ω ●周波数特性:3kHz~22kHz ●最低共振周波数(Fs):600Hz ●能率:93dB ●取付穴直径:65mm ●取付深さ:40mm

ZR Extravagance F-1
☆ZR Extravagance F-1 : Polished / Brushed
税抜価格:45万円/40万円
●仕様:10cmミッドレンジ(ペア) ●定格入力:100W ●公称インピーダンス:4Ω ●周波数特性:50Hz~6kHz ●最低共振周波数(Fs):55Hz ●能率:90.2dB ●取付穴直径:100mm ●取付深さ:52mm

ZR Extravagance N°1
☆ZR Extravagance N°1 : Polished / Brushed
税抜価格:54万円/49万円
●仕様:16.5cmミッドウーファー(ペア)●定格入力:100W ●公称インピーダンス:4Ω ●周波数特性:40Hz~5kHz ●最低共振周波数(Fs):45Hz ●能率:93.1dB ●取付穴直径:146mm ●取付深さ:65mm
各製品ともに、使用素材、設計の細部、製造方法に至るまでこだわりが幾重にも注ぎ込まれている。例えばトゥイーターにおいては、ネオジウムマグネットを合計3個搭載し、インストール後でも角度を最大で±30°動かすことが可能なハウジングも開発されている。

ミッドウーファーでは、膨大なテスト結果からネオジウムマグネットを4つ組み合わせる構造が採用されていて、それを覆うバスケットには24Kメッキ加工が施され、かつ1つ1つ丁寧に磨き上げられている。さらにコーンにはケブラー素材を採用し、未コーティングの状態でわずか2.3gという驚きの軽さが実現されている。

なお、同シリーズの音質性能は、すでに各方面から高い評価を受けている。日本のカーオーディオ・フリークの間での評判も上々だ。すでに装着しているユーザーも少なくない。

そして、今回の記事でメインにご紹介していく『ZR エントリー ライン』の概要についてもご紹介しておこう。シリーズは以下の2製品で構成されている。

ZR エントリー ライン
☆ZR Entry 25T
税抜価格:15万8000円
●仕様:25mmツィーター(ペア) ●定格入力:80W ●公称インピーダンス:4Ω ●周波数特性:4kHz~20kHz ●最低共振周波数(Fs):1400Hz ●能率:92dB ●取付穴直径:44mm ●取付深さ:25mm
☆ZR Entry 18MW
税抜価格:23万円
●仕様:18cmミッドウーファー(ペア) ●定格入力:100W ●公称インピーダンス:4Ω ●周波数特性:35Hz~5kHz ●最低共振周波数(Fs):40Hz ●能率:91dB ●取付穴直径:158mm ●取付深さ:65mm
ちなみに、同シリーズの製品にはミッドレンジの設定はないのだが、1グレード上の、『ZRプレステージ ライン』のミッドレンジを組み合わせることで3ウェイ化が可能となる(『ZRプレステージ ライン』の製品の概要は、同シリーズ製品のインプレッション・リポートをお伝えする際にご紹介する)。

今回はここまでとさせていただく。次週の記事では早速、『ZR エントリー ライン』のインプレッション・リポートをお伝えしたいと思う。製品の細かな特長についても、次週に詳しく解説していく。次回もお読み逃しなきように。
《太田祥三》

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