カーオーディオの醍醐味はココにあり! 『システムアップ術』研究!! 第7回「ケーブル交換で音質向上を楽しむ」 | Push on! Mycar-life

カーオーディオの醍醐味はココにあり! 『システムアップ術』研究!! 第7回「ケーブル交換で音質向上を楽しむ」

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チェルノフケーブルの製品。
  • チェルノフケーブルの製品。
カーオーディオを趣味として楽しもうとしたとき、『システムアップ』は最大のお楽しみポイントとなる。次には何をすると効果が大きいのかに思いを巡らせ、そして実行し、音が変わった時にはなんともいえない達成感を味わえる。

そのポイントの数々を、これまで計6回にわたってお届けしてきた。今回はその7回目として、「ケーブル交換」について考えていく。


■情報をロスしないことが、良音を得るためのキモ。ケーブルでもそれは同じ。

ケーブルで音が変わることは、カーオーディオ愛好家の間では常識だ。ケーブルはメカニカルな仕組みは持たず、単なる“導体”であるのだが、音への影響は多大なのだ。機械ではないが、“1つのユニット”、と考えるべきものだ。

実際、ハイエンドシステムを構築している人の中には、ケーブルに、高級パワーアンプと同じくらいの予算を割いている人もいる。システムがハイグレードになればなるほどケーブルの重要度は増すからだ。ケーブルが貧弱であったら、システムの良さ、能力を引き出せないのだ。

ではなぜ、ケーブルが音に大きな影響を与えるのだろうか…。その理由を簡単にご説明しよう。

オーディオの音を良くするためのキモは、音楽ソースに収められている情報を、いかに高解像度で、つまりはロスすることなく再生できるか、だ。パワーアンプもスピーカーも、もともとの情報を“改善”する能力は、基本的には持ち得ていない。いかにロスなく伝えられるか、その精度を上げるために、パーツが厳選され、構造が煮詰められているのである。

ケーブルでも同じことが言える。いかにロスなく伝送できるか。質の悪いケーブルを使えば、情報の精度、解像度は確実に、簡単に落ちる。他のユニットが血なまこになって守った情報の鮮度が、質の悪いケーブルによってあっけなく低下してしまうのだ。


■ケーブルの『システムアップ』のタイミングは、いつ?

さて、ケーブルの『システムアップ』は、どのタイミングでどのように行うと良いのだろうか。まずは、最初に「市販スピーカー」に交換した段階で、スピーカーケーブルをカーオーディオ専用ケーブルに換えるべきだ。廉価なもので構わない。逆に、純正ケーブルをそのまま使うのは避けたいところである。ただ、最初は敢えて純正ケーブルを使い、後から市販ケーブルに換え音の違いを楽しむ、というのはアリだ。とはいえ、ケーブルの引き回しにも手間がかかるので、スピーカー交換と一緒に行ったほうが合理的ではあるのだが…。

パワーアンプを導入した際にも、パワーケーブルとRCAケーブルにそれなりの予算をかけたい。ここでも、いきなり超高級品を使う必要はない。ちょっと良いもの、くらいの製品が使えれば、ひとまずはOKだ。

ただし、ケーブルにおいても“ムダを出さない”ことがとても重要だ。なので、ある程度早い段階で、長く使えるそこそこに高級なものを選んでおく、という意識を持っても良いと思う。

このときに注意したいポイントがある。それは、後々のシステムレイアウトをイメージすること、である。

例えばスピーカーケーブルを新調する際、オーディオメインユニットからドアまでの長さがあればいいわけなのだが、もしも近い将来にパワーアンプを入れる計画があるのなら、パワーアンプの装着予定場所からドアまでの長さを確保しておく、ということも考えておくべきなのである。

ケーブルは基本的には、継ぎ足して使うべきものではない。接点が増えることで情報のロスが起こる可能性が出てくるし、継ぎ足し部分が外れてしまったりすれば、思わぬ事故も招きかねない。しかし最初からパワーアンプを使う場合を想定してスピーカーケーブルを用意しておけば、パワーアンプを買うときの予算を節約できる。

長さが余り過ぎてしまうのも良くないのだが、余った分の処理がキチンと行えそうな状況であったら、長めのケーブルを使っても大丈夫だ。


■裏ワザ公開! 「一部分にだけ超高級品を使う」という楽しみ方。

ところで、ケーブルにまつわるちょっとした裏ワザも公開しておこう。それは、「超高級ケーブルを一部分にだけ使う」というものだ。

ケーブルにも、スーパーハイエンドな製品がいくつかある。そういった製品をリッチに、システム全体に使えたらそれに越したことはないのだが、そんなことをするとケーブル代だけで数十万コースになってしまう。なので例えば、超高級なスピーカーケーブルを1mだけ用意して、一部にそれを使ってみると…。

継ぎ足すのは避けたほうがいいとはご説明したが、このときだけは、継ぎ足しを解禁する。そして一部だけが超ハイエンドケーブルとなったとき…。

それでも確かに、音質は向上するのだ。超高級ケーブルのエッセンスが、サウンドに表れるのである。ご興味があれば、ぜひとも試していただきたい。

なお、この時の注意点を1つ。スピーカーケーブルでこれを行う場合には、左右で同じことをすべきだ。ステレオの大原則の1つに、「左右で条件、状況を揃える」というものがある。例えばホームオーディオのスピーカーで、左右のボックス形状や大きさが異なっている製品を見たことがあるだろうか。左右のコンディションが変わってしまっては、正しくステレオイメージを再現することは不可能なのだ。

さて、いかがだったろうか。とにもかくにも、ケーブルを換えることでも確実に音は良化する。サウンドを向上させたいと思ったとき、ケーブルが手つかずであったならば、ぜひともケーブルの『システムアップ』を♪
《太田祥三》

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