フロントスピーカー、アナタならどう鳴らす? 第13回「モレル研究」 | Push on! Mycar-life

フロントスピーカー、アナタならどう鳴らす? 第13回「モレル研究」

マイシステムの中で主役を張ることとなるフロントスピーカー。当短期集中連載では、その選び方から鳴らし方までを解説している。現在は、ブランドごとのラインナップを研究中だ。今回は人気ブランドの1つ、「モレル」をフィーチャーする。

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モレル・HYBRID 602
  • モレル・HYBRID 602
  • モレル・SUPREMO 602
  • モレル・38 LE 602
  • モレル・ELATE Ti 603
  • モレル・VIRTUS NANO 602
  • モレル・MAXIMO ULTRA 602
マイシステムの中で主役を張ることとなるフロントスピーカー。当短期集中連載では、その選び方から鳴らし方までを解説している。現在は、ブランドごとのラインナップを研究中だ。今回は人気ブランドの1つ、「モレル」をフィーチャーする。


■ハイエンドユーザーからの厚い支持を集める一方で、エントリー機も広く普及。

本拠をイスラエルに置く「モレル」は、世界中にファンを持つ、押しも押されもしない有名スピーカーブランドだ。

日本のカーオーディオ愛好家にも、「モレル」の名前は相当に浸透している。特に、ハイエンドユーザーからの支持も厚く、サウンドコンテストの会場では、トップエンドモデルを装着した車両を多く見かける。

だからといって「モレル」は、ハイエンドに特化したブランドかというと決してそうではない。ミドルからエントリーまでラインナップが豊富であることも特長の1つであり、そして各グレードの製品がおしなべて好評だ。エントリーグレードの製品については、カーオーディオプロショップの“初級セットプラン”に組み込まれることも多く、廉価な製品も広く普及している印象が強い。今年の春には同社初となるカー用のパワーアンプも発売され話題を集めたが、やはり未だ“スピーカー専業ブランド”というイメージは強く、それも“定番ブランド”の1つとして、確固たる地歩が固められている。

では、そのラインナップを上級機から順に紹介していこう。

まず、トップエンドに君臨している『SUPRIMO(スプリーモ)』から。当シリーズは、16.5cm2ウェイスピーカーシステムである『SUPRIMO 602』(税抜価格:80万円)と、そこからパッシブを抜いた『SUPREMO 602 Active』(税抜価格:70万円)、そしてツィーターの『SUPREMO PICCOLO ll』(税抜価格:15万円、ペア)、以上の3製品で構成されている。

価格的にもハイエンドモデルの中でも最上レベルにあるが、それをものともせず人気となっている『SUPRIMO』。その音を、是非とも体験しておきたいスピーカーの1つであることは間違いない。試聴する機会に巡り会えたら、それを逃すことのなきように。


■世界中の「モレル」ファンから“象徴”として認識されている『ELATE』。

そしてこれに続く現行製品の中での2ndラインとなるのが、『38 ANNIVERSARY LIMITED EDITION(38 アニバーサリー リミテッド エディション)』だ。ラインナップされているのは、16.5cm2ウェイスピーカーシステムの『38 LE 602』(税抜価格:51万円)と、ミッドレンジ『38 LE MIDRANGE』(税抜価格:17万円)の2モデル。なお前者は世界限定500本生産、後者は日本限定100本生産のスペシャル製品(プレミアムショップ専売品)で、現状、ディストリビューターが在庫する数は“かなり僅か”となっているようだ。もしも購入検討をしているのであれば、早めの決断をしたほうが良さそうだ。

その次には、通常モデルにおいての2ndラインとなる『ELATE Titanium(イレイト チタニウム)』が続く。同シリーズ中には16.5cm3ウェイスピーカーシステム『ELATE Ti 603』(税抜価格:32万円)と、16.5cm2ウェイスピーカーシステム『ElATE Ti 602』(税抜価格:24万円)とがあり、そして16.5cmミッドウーファーと、13cmミッドレンジスピーカーがそれぞれ単品(ペア)でも購入可能となっている。

『ELATE』は、世界中の「モレル」ファンから“象徴”として認識されている定番ラインだ。日本でももちろん、長きにわたり多くのユーザーに選ばれてきた。

さて、この後に控える“ミドル”グレードの製品もラインナップが多彩だ(16.5cm2ウェイスピーカーシステムで税抜価格:13万円8000円~10万円)。まずは『HYBRID(ハイブリッド)』、および『HYBRID INTEGRA (ハイブリッド インテグラ)』がある。前者は2ウェイセパレートタイプで、後者はコアキシャルタイプ。ともに16.5cm、13cm、10cmの3タイプの製品でシリーズが構成されている。

なお、ミドルグレードの製品でコアキシャルタイプの用意があるのは珍しい。手応えのあるコアキシャルスピーカーを探しているのなら、『HYBRID INTEGRA』のチェックはマストだ。


■『VIRTUS NANO』のミッドウーファーは、驚異的な“薄さ”を達成!

ミドルグレードスピーカーは、もう2ライン用意されている。『VIRTUS NANO(ヴィルタス ナノ)』と『VIRTUS(ヴィルタス)』がそれだ。前者では、16.5cm3ウェイスピーカーシステムと同2ウェイスピーカーシステムとの2モデルが用意されていて、後者では16.5cmの3ウェイと2ウェイに加えて、13cm2ウェイ、10cm2ウェイもラインナップされている。

両シリーズともに、取り付け性の高さもウリとなっているのだが、『VIRTUS NANO』においては、特にそれが顕著だ。写真を見ていただくとわかると思うが、ミッドウーファーの取り付け奥行き寸法はなんと、わずか17mm。この薄さは、にわかには信じ難いほどの驚異的なレベルだ。ここまでの薄型化を実現できるあたりからも、「モレル」の技術力の高さを伺い知れる。

これに続いて、ミッドウーファーとミッドレンジを1機種ずつ、そして3種のツィーターそれぞれを単品(ペア)で用意するグレードがあり、それ以降はエントリーグレードとして計8シリーズ展開されている(セパレートスピーカーとコアキシャルスピーカーが各4シリーズずつ。セパレート2ウェイスピーカーで税抜価格:8万円~3万9000円)。

セパレートスピーカーについてはまず、『TEMPO ULTRA(テンポ ウルトラ)』があり(サイズ違いで2タイプの2ウェイシステムを用意)、それに『MAXIMUS(マキシマス)』が続く(16.5cm2ウェイシステムのみ)。

さらには、『MAXIMO ULTRA(マキシモ ウルトラ)』と『MAXIMO(マキシモ)』とが名を連ねる。前者にはサイズ違いで2タイプのセパレートスピーカーが存在し、後者では16.5cmの2ウェイスピーカーが1タイプのみ用意されている。

駆け足で紹介してきたが、以上が「モレル」スピーカーのフルラインナップだ。「モレル」という名前に憧れを持つユーザーの期待に応えるべく、幅広く製品が用意されている、というわけだ。同社ならではの、ウォームで充実したサウンドに浸りたいと思ったら、予算に合う中でベストモデルを選択しよう。それぞれで、「モレル」だからこそのサウンドを満喫できる。音の“質”にこだわるのなら、「モレル」のチェックのお忘れなく。
《太田祥三》

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