【オーディオ教養強化辞典】パワーアンプの大きな役割と性質(2) | Push on! Mycar-life

【オーディオ教養強化辞典】パワーアンプの大きな役割と性質(2)

具体的にパワーアンプとはどのような物があるのだろうか。ナビゲーション(以下省略:ナビ)やヘッドユニットに内蔵されているもの。そして外部に取り付けるアンプ。カー用ではこの2つだ。

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具体的にパワーアンプとはどのような物があるのだろうか。ナビゲーション(以下省略:ナビ)やヘッドユニットに内蔵されているもの。そして外部に取り付けるアンプ。カー用ではこの2つだ。

ナビやヘッドユニットでは、決められたサイズやコストが制約される中でアンプ回路を納めなければならない。このことからパワー・性能・音質に対し妥協しなければならず、パワーアンプとして最適な設計に徹することは難しいと推測する。

一方、別体パワーアンプは、内蔵アンプと比べ、制約を受けることが少ない。ある程度のスペースを与えられている分、最適な回路を搭載することができる。またコストに余裕があれば、高品位なパーツを使うことができる。特筆すべき点は、電源回路、出力段の充実を図る点だ。この2つは大切でスピーカーの駆動に優れたり、音質に大きく関係している。

お気に入りのスピーカーを選んで、音が良くなる取り付けを行ったとしても、パワーアンプの性能が良好でなければ満足できるサウンドは得られない。ここで、上文の説明に追加しておきたいのだが、内蔵アンプを全面否定するのでなく、比較すると優劣がつくと考えてほしい。あとパワーアンプは最大出力が大きければ、音がいいと思っている人もいるだろうが、これは正解であり、また間違いという部分もある。普段聴くボリュームの位置なら音の大きさは同じ。つまり音の大きさはアンプの増幅率(ゲイン幅)で決まる。繰り返して言うと別体パワーアンプのよいところは、回路構成が優秀なため、パワーだけでなく、再生時のクオリティーに優れている。クオリティーとは、さまざまなポイントがある。ワイドレンジ、低歪み、良好な過渡特性、高SN比など...そして測定器では判断することが難しい音質/音調である。

次回は、パワーアンプの使い方に進みたい。

《永松巌》

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