【カーオーディオ最新事情】「1DINメインユニット」のトレンド解析!~おすすめ6選~ | Push on! Mycar-life

【カーオーディオ最新事情】「1DINメインユニット」のトレンド解析!~おすすめ6選~

現在の「カーオーディオ・メインユニット」の主流は、「AV一体型ナビ」だ。しかし、「車載カーナビは要らない」、そう考える人もいる。また、1DIN機しか装着できないクルマもある。さらには「できるだけ手頃なモデルが良い」そう考えるドライバーも少なくない。

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現在の「カーオーディオ・メインユニット」の主流は、「AV一体型ナビ」だ。しかし、「車載カーナビは要らない」、そう考える人もいる。また、1DIN機しか装着できないクルマもある。さらには「できるだけ手頃なモデルが良い」そう考えるドライバーも少なくない。

そういった人たちにはズバリ、「1DINメインユニット」が向いている。さて、「1DINメインユニット」にはどのようなモデルがあり、どんな観点で選ぶと良いのか。当記事では、それらを多角的に分析していく。

目次

  1. カーオーディオ・システム」の成り立ちとは?
  2. ・非ナビ系「メインユニット」のタイプ解説
  3. ところで…。「DIN」って、何?
  4. 「1DINメインユニット」の選択ポイント
  5. 「1DINメインユニット」、おすすめ6選
  6. まとめ

カーオーディオ・システム」の成り立ちとは?

クルマの中で音楽を聴くためには、カーオーディオシステムが必要となる。とはいえ、取りあえず用意すべきは2つだけで良い。「メインユニット」と「スピーカー」、これらがあればシステムを完成できる

なぜなら、「メインユニット」には以下のメカがすべて内蔵されているからだ。メディアから音楽信号を読み取るソースユニット、それを制御するプロセッサー、そしてそれを増幅するパワーアンプ、これらが一体化されているので、あとは音の出口となる「スピーカー」さえあれば、好きな音楽を目一杯楽しめる。

なお、「メインユニット」の主流は先述したとおり「AV一体型ナビ」だ。カーナビを必要とするドライバーが多いがゆえに、ナビと「メインユニット」とが一体化されたタイプのモデルがもっとも需要が高い。しかし、「AV一体型ナビ」は比較的に価格が高い。廉価なベーシック機もあるが、それでも標準的な非ナビ系の「メインユニット」よりは高価だ。そして、ある程度高機能なモデルを選べばそこそこに値が張る。

そして最近は、「ナビはスマホアプリで良い」、そう考えるドライバーも増えてきた。ゆえに、非ナビ系の「メインユニット」がターゲットとされることが、徐々にではあるが増えている

非ナビ系の「メインユニット」のタイプ解説

ケンウッド・DDX5020S

2DINメインユニット

ところで、非ナビ系の「メインユニット」のニーズが伸びつつあるのは、魅力的な機種が増えているからでもある。さて、どのようなモデルがあるのかと言うと…。

非ナビ系の「メインユニット」は、大きく2タイプに分類できる。1つが「2DIN機」で、もう1つが「1DIN機」だ

なお前者は現在、2タイプが存在している。1つがモニターを装備した「ディスプレイオーディオ」で、もう1つがモニターを装備しない「2DINメインユニット」だ。

ちなみに前者と後者では、価格差が結構開く。前者はモニターが付くことによるコストアップに加え、高機能な機種も増えているからだ。でも、それだけに使い勝手の良いモデルが多い。映像系のコンテンツが楽しめてリアカメラの映像も映し出せることに加えて、スマホとの連携力が高い機種も増えている。スマホナビアプリの地図を映し出せたり、場合によっては車載機のディスプレイ上でアプリの操作を行えたりもする。

一方モニターを装備しない「2DINメインユニット」は、機能的にシンプルな場合が多い。ゆえに、リーズナブルに仕上げられている機種が多い

ただし、「ディスプレイオーディオ」も通常の「2DINメインユニット」も、機種バリエーションは少なめだ。

1DINメインユニット

対して「1DIN機」は、機種バリエーションが豊富だ。そしてその傾向はここにきて一層顕著化している。もともとメディア対応や機能違いで細かく機種展開されることが多かったのだが、最近はそこに、本体は1DINながらもフローティング構造を持つモニターを備えた「1DINディスプレイオーディオ」も加わったのだ。

そしてさらには、音質性能に特化したハイエンドモデルも存在している。

「1DINメインユニット」は、機能的にも価格的にも選り取り見取りだ。結果、選ぶ楽しさも深く、そして本当に欲しいモデルが見つかりやすい。

ところで…。「DIN」って、何?

カロッツェリア・DEH-5600

ここで一旦、基礎項目の解説を行おうと思う。ここまで、「DIN」というワードを幾度となく登場させたが、この「DIN」とは何なのかと言うと…。

「DIN」とは、「ドイツ工業規格」のことを指す。そしてそれにて「カーオーディオ・メインユニット」のサイズが定められ、それが今でも使われている

ちなみに1980年代には、「カーオーディオ・メインユニット」のサイズについての「DIN規格」は、国際規格として採用された。そしてそれに伴い規格の名称も変更となったのだが、日本では以後も「DIN」という名称が使われ続けた。

で、「DIN規格」の実際の寸法は以下のとおりだ。「1DIN」が横178mm×高さ50mm、「2DIN」が横178mm×高さ100mm。つまり「2DIN」は「1DIN」がタテに2つ重ねられたサイズとなっている。

なお、奥行き寸法については規定がない。各社の各機器ごとでまちまちだ。

ところで昨今は、このサイズに当てはまらない大きさを持つ純正メインユニットも増えている。そのようなケースでは、市販のメインユニットへの交換がしづらい。対して市販機器は今でもかたくなに、「DIN規格」を遵守している。そうしないと汎用性が失われてしまうからだ。

「1DINメインユニット」の選択ポイント

アルパイン・DAF9V

「Bluetooth」対応は、今やマスト!?

ここからは、「1DINメインユニット」を選ぶ際のポイントを解説していく。各機ごとでの特長を吟味することも大切だが、メディア対応も見逃せないポイントとなるので、そのあたりについて詳しく説明していく。というのも、かつてはCDで音楽を聴くのが主流だったが、今はさまざまなメディアが使われるようになってきた。ゆえに、自分がよく使うメディアの再生がしやすい機器を選択しないと、日々の使い勝手が悪くなる

で、スマホ内のミュージックアプリもしくは音楽ストリーミングアプリを使うことが多いというのなら、「Bluetooth」に対応している機種を選びたい。そうであれば、スマホとのワイヤレス接続が可能となる。しかも「Bluetooth」は相互通信なので、曲送り等の主要操作を車載機側でも行える。結果、運転中の操作もしやすい

また「Bluetooth」接続では、1度ペアリングを行っておけば以降はクルマに乗り込んだ際に都度、自動で接続が完了される。これも大きな利点だ。さらには、ハンズフリー通話も行える。

AUX端子の有り無しも要チェック!

一方、導入コストを抑えたいと考えるなら「Bluetooth」対応機を候補から外すというのもアリだ。そしてその場合には、「AUX端子」が備わっている機種を選びたい。これは「外部音声入力端子」で、これを活用すると車外機器の音声を手軽に「メインユニット」内に取り込める。車外機器のヘッドフォン端子とこれとをステレオピンジャックケーブルで繋げばOKだ。

なおこれは、iPod等の車外機器が車内で使われることが多くなり始めた2000年代半ば頃に装備が加速した。そして2010年代にはほとんどの機種がこれを備えるようになる。しかし最近では、「Bluetooth」に対応している一部の機種では、「AUX端子」が省かれるケースも出始めた。なので、「Bluetooth」と「AUX端子」とを併用したいと思う場合には、当端子の装備の確認をくれぐれもお忘れなきように。

ちなみに、高性能なDAPを車内に持ち込みたいと考える場合にも、「AUX端子」の有る無しを確認すべきだ。ハイグレードなDAPは、ヘッドフォン端子から出力される音楽信号の質が高い。なので「Bluetooth」等で接続するよりもむしろ「AUX端子」を活用した方が、より良い音で音楽が楽しめる

「USBメモリ」で音楽を持ち運びたいなら、「USB端子」の装備を確認!

また、「USBメモリ」で音楽データを車内に持ち込みたいと思うのなら、「USB端子」が備わった「1DINメインユニット」を選択しよう

なお「USB端子」の装備率も今や、相当に高まっている。とはいえごく一部のベーシックな機種では装備されていないこともあるのでご注意を。

ところで愛用のスマホがiPhoneの場合には、それを「USB接続」するとミュージックアプリ内の音楽を快適に再生できるようになる。「Bluetooth」接続と同じように、車載機側で曲送り等の操作を行える。しかも充電もできるので、その点においても「USB接続」には利がある。

ただし、「USB接続」で利用できるのはミュージックアプリのみだ。ストリーミングアプリの再生は行えない。なぜならば、USBで接続するとき車載機はiPhoneを「iPod」として認識する。ゆえにミュージックアプリしか動かせない、というわけなのだ。

「1DINメインユニット」、おすすめ6選

アルパイン・DAF11V

アルパイン・DAF11V

当機は、11型大画面を装備する「ディスプレイオーディオ」だ。しかし本体は1DIN。ディスプレイをフローティング構造とすることで、このような仕様が実現されている。

また当機は機能も至って多彩だ。「Apple CarPlay」と「androidauto」に対応しているので、スマホの主要アプリを画面に映し出せて、かつ操作も車載機のモニター上で行える。「ナビはスマホアプリで良い」と考えるドライバーにとっては特に便利だ。

その上で「HDMI端子」も備えているので、スマホのミラーリングも行え、さらにはデジタルカメラ等のデジタル機器も接続できる。そしてサウンドチューニング機能も優秀で、FLACファイルのハイレゾ音源の再生も可能だ。なお販売は、「アルパインストア」のみ。 CD、DVDメカは非搭載。

カロッツェリア・DMH-SF700

カロッツェリア・DMH-SF700

こちらは、元祖「1DINディスプレイオーディオ」。フローティング構造を採用し9V型大画面の搭載を可能とした初めての機種だ。

なお当機はCD、DVDメカは持たない。そのかわり、「Apple CarPlay」と「androidauto」に対応しているので、音楽・映像ソースはスマホを介して幅広く満喫できる。「Bluetooth」も使える。そして「Amazon Alexa」にも対応しているので、これとスマホの音声操作機能とを併用すれば、声でさまざまな操作を実行可能だ。

サウンドチューニング能力が高いこともストロングポイント。「ネットワークモード」も活用でき、ツイーターとミッドウーファーの個別制御も行える。またブラウザも搭載し、車載機のモニター上でタッチ操作しながらネットサーフィンを行える。

ケンウッド・U381BT

ケンウッド・U381BT

当機は、「カーオーディオ・メインユニット」を多彩にラインナップしているケンウッドの「1DINメインユニット」中の最上位機種。

対応メディアは幅広い。CD、USB、iPod、AUX、Bluetooth、これらをそれぞれ活用可能だ。そして、「Amazon Alexa」にも対応する。例えば「ノリの良い音楽をかけて」と発話して選曲を行えたり、「明日の天気は」と話せば天気予報が聞けたりする。

なお、USB端子とAUX端子はフロントフェイスに装備され、しかもスライドカバーが備えられているので、未使用時のホコリの侵入を防げる。イルミネーションも設定されているので、暗がりでも接続がしやすい。

また、FLACファイルにも対応し、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生も可能だ。

カロッツェリア・MVH-7500SC

カロッツェリア・MVH-7500SC

こちらは、スマートフォンありきの個性派モデル。スマホがディスプレイとなり、そしてソースユニットともなる(CDメカは非搭載、AUX端子も省かれている)。

なお、当機は専用アプリをスマホにインストールすることで、本体のスイッチ操作によりナビアプリの起動を行えたり、メッセージアプリに届いた新着メッセージの読み上げを行えたりできる。つまり、車内でスマホを快適に使えるようになる。なおスマホは、タテでもヨコでもセッティングできる(ホルダーは格納可能)。

サウンドチューニング機能も充実している。「タイムアライメント」、「13バンドイコライザー」、そして「サブウーファー出力」も装備する。サブウーファーを接続した際には、フロントスピーカーとサブウーファー間の「クロスオーバー」調整も実行できる。

ケンウッド・U340BMS

ケンウッド・U340BMS

当機は、リーズナブルでありながらも高機能なひと品。コストを抑えるべくCDメカが省かれているが、Bluetoothに対応し、USB端子、AUX端子も備えているので、スマホ等の外部機器をソースユニットとして便利に活用可能だ。

なお当機もFLACファイルにも対応し、96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生も行える。

また当機は、スマホ内のストリーミングアプリ「Spotify」を快適に操作することも可能。そしてAndroid端末をUSB接続して端末内の音楽を聴く際に、内蔵メモリ/microSDのドライブ切り替えを車載機側で行える機能も搭載している。

サウンドチューニング機能も充実。「タイムアライメント」、「13バンドイコライザー」「サブウーファー出力」も搭載する。

カロッツェリア・DEH-P01

カロッツェリア・DEH-P01

当機は、「ハイエンドメインユニット」と呼ぶべき高級機(税抜価格:10万円)。音へのこだわりが多々盛り込まれていて、例えばパワーアンプは別体となっているので、その分、高性能な仕様を実現できている(ch数は6)。

そしてチューニング機能も至って優秀だ。「クロスオーバー」「タイムアライメント」、さらには「左右独立31バンドイコライザー」までも搭載している。しかも、フロント3ウェイ+サブウーファーというハイレベルなスピーカーレイアウトのシステムも、詳細にコントロールできる。

外部パワーアンプと組み合わせるのもアリだ。フロント3ウェイ+サブウーファーのすべてのchの信号をプリアウトできる。

本格カーオーディオシステムの構築に興味があれば、当機の導入が吉と出る。

まとめ

「車載カーナビは必要ない」と考えていて、かつ、今使っている1DIN、もしくは2DINの「メインユニット」の質や使い心地に不満があれば、最新「1DINメインユニット」への換装を検討しよう。「1DINカーオーディオ・メインユニット」市場は今、ますますの充実ぶりを見せている。ハイレベルな「ディスプレイオーディオ」から超お手軽なCD/チューナータイプのモデルまで、選択肢は多岐にわたる。

予算を鑑みながら自分にとって必要な機能や装備を取捨選択していけば、ベストモデルに辿り付ける。当記事を参考に、お気に入りを見つけ出すベシ♪

太田祥三|ライター
大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集者としてキャリアを積む。カー雑誌、インテリア雑誌、そしてカーオーディオ専門誌の編集長を歴任した後、約20年間務めた会社を退職しフリーに。カーオーディオ、カーナビ、その他カーエレクトロニクス関連を中心に幅広く執筆活動を展開中。ライフワークとして音楽活動にも取り組んでいる。

《太田祥三》

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