エントリーモデルの常識を覆す"MAXIMO" ULTRA 602を聴く。 | Push on! Mycar-life

エントリーモデルの常識を覆す"MAXIMO" ULTRA 602を聴く。

カーオーディオ 特集記事

エントリーモデルの常識を覆す
  • エントリーモデルの常識を覆す
  • エントリーモデルの常識を覆す
  • エントリーモデルの常識を覆す
  • エントリーモデルの常識を覆す
  • エントリーモデルの常識を覆す
  • エントリーモデルの常識を覆す
  • エントリーモデルの常識を覆す
モレル製品をデリバリーする明宝自動車IQ事業部のデモカー、プリウスのサウンドを聴く機会に恵まれたのでご紹介しよう。

高忠実サウンドをクリエイト。緻密な設計、高度な製造技術、40年以上にわたり高品位なスピーカーを打ち出すイスラエル発、モレル。マニア御用達の高級品というイメージを持つ人も多いだろうがラインナップは豊富でサウンドと価格から選ぶことができる。プリウス・デモカー搭載の"MAXIMO"シリーズはエントリークラスという位置付けというがコストパフォーマンスに優れているだけでなくモレルの名に恥じない十分に手応えのあるサウンドを聴かせてくれるのだ。

新製品"MAXIMO" ULTRA 602は10万円以内のスピーカーでは再現しにくい低域の解像度、繊細感、空気感など上級モデルにも勝るとも劣らないサウンドを放つ。ソフトドーム25mmトゥイーターは新しく開発されたボイスコイル技術(EVC (TM))を投入。リニアに伸びる超高域までフラットに再生する。同価格帯のトゥイーターより歪みが少なく音質はナチュラルで透明感に優れている。一方ミッドバスは効率を考慮し磁力を増大させた高品質マグネットモーターを搭載することによりパワフルで緻密な低音が大きな魅力となっている。

*マキシモ・ウルトラ 602のスペックは以下の通り。
◆トリーテッドペーパーコンポジットコーン採用165mmミッドバス。
◆1インチボイスコイル設計。
◆ハイグレートフェライトマグネット。
◆25mm口径ソフトドームトゥイーター。
◆マグネット:ネオジウム
●インピーダンス:4Ω。●定格入力:90W/瞬間最大入力180W
●音圧感度:90.5dB。●周波数特性:50~20,000Hz。
価格:54,000円(税込)

さてプリウスに搭載のコンポーネントをご説明したい。フロントステージは"MAXIMO" ULTRA 602。このユニットを駆動するパワーアンプは同社の最新機MPS4.400(4チャンネル)を使用。MPSシリーズはMPS4.400(定格出力70W×4ch)ほか、MPS1.550(モノ定格550W2Ω)、MPS5.950(定格70W×4ch+1×350W)5チャンネル仕様の3つのモデルがある。

ダイヤグラムを見てほしい。ハイレゾが十分に堪能できる組み合わせとなっている。DAPはソニー・NW-WM1Z。DAコンバーターにオーディオテクニカ・AT-HRD500。サウンドナビ経由後アークオーディオ・ラインドライバーでゲインを昇圧しパワーアンプへ受け渡す。

試聴した音源はFLAC192kHz/24bitでダイアナ・クラールの最新アルバムから数曲選んだ。音が出た瞬間、ピアノ、ウッドベース、ドラム、そしてクラールの歌声が生々しく目の前に広がる。一つ一つの音がはっきりと聴き取れ、音が発するときの立ち上がりと立ち下がり(引き際)はスムーズでナチュラルだ。音調傾向は輪郭を曖昧しない明晰に描写するタイプ。このタイプはややもするとキツさが露呈して聴き辛いものが多い。しかし"MAXIMO" ULTRA 602は肩を張るような切迫感はなく心弾むサウンドである。トゥイーターとミッドバスユニットの実力の高さを垣間見ることができた。5万円代のスピーカーとして存在価値は大きい。なお再生系プレーヤー、アンプのグレードアップ、取り付け環境を整えることでポテンショナルがいっそう高まり音楽性が遺憾無く発揮する。

"MAXIMO" ULTRA 602価格からは信じられない素性のよいスピーカーと感心した。
《永松巌》

特集

page top