【オーディオ教養強化辞典】digital(デジタル)オーディオ【その3】 | Push on! Mycar-life

【オーディオ教養強化辞典】digital(デジタル)オーディオ【その3】

CDからPCオーディオへ。カーオーディオでもメモリーメディアはなくてはならない存在。'01年、アップル社からiPodが。跡を追うように各社からmp3などの圧縮ファイルを使うメモリープレーヤーが続々と発売される。

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CDからPCオーディオへ。カーオーディオでもメモリーメディアはなくてはならない存在。'01年、アップル社からiPodが。跡を追うように各社からmp3などの圧縮ファイルを使うメモリープレーヤーが続々と発売される。

気軽にiPhoneや携帯プレーヤーで音楽を聴く。というスタンスは何処からきているのだろうか。

はじめにPCオーディオを説明したい。PCオーディオは簡単に言うと幅広いデジタル音源を録音、編集、再生と現在のデジタルオーディオに深く関わりをもっている。リッピングという手法はCDのデータをPCに取り込むこと。ダウンロードはウェブ上の音楽配信サイトから音楽データをPCに記録。PCに納められた音源は、iPhoneなどの携帯プレーヤーやUSBメモリに蓄えれば、さまざな場所で聴くことができる。その際、iTuneなどのアプリ(管理ソフト)を使うことでアルバム、楽曲の整理が大変スムーズに行える。

PC上には、さまざまなファイル形式がある。気にしてほしいのはデジタル音源の容量とファイル形式だ。高音質で楽しみたいなら相応しいファイル形式を選択してほしい。音質重視のファイルといえば、非圧縮のWAV、AIFF、可逆圧縮のFLAC。ほか、Apple Lossless、マイクロソフトが開発した圧縮方式のWMA。AAC、mp3と、音楽用ファイル形式はほかにもたくさんある。すべてを説明することは大変なので代表的な3つをご紹介しよう。

WAV(ウエーブ・フロム・ オーディオ・ フォーマット)は無圧縮の音楽専用データファイル。容量は大きく、リニアPCMで収録されたCDと同等。もともとはWindowsで使われるために開発されたという。5分でおおよそ50MB程度の容量。60分なら600MBとなるのでファイルサイズは大きく使いづらいが音質良好である。

近年ハイレゾによく用いられるFLAC(フリー・ロスレス・オーディオ・コーディック)は、可逆圧縮であるが、元音源データからの音質劣化はほとんどなく、WAVに対し、約半分程度に圧縮できる。すなわちWAV=5分50MBに対し25MB程度となる。

MP3(MPEG-1・オーディオ・レイヤー3)は高い圧縮率を得る非可逆圧縮方式。WAVに対して10分1程度。5分の曲なら5MB程度。ただ再生帯域やダイナミックレンジはWAV、AIFF、FLACに比べると、その差は歴然だが通常のCDをやや下回る程度のクオリティで楽しめる。データ容量が小さいので大量の曲をストックできる。

少しでもいい音で聴きたいなら、非圧縮WAV、AIFFを使う。可逆圧縮FLACを使う。ビットレートを上げることができれば数字が高いほど音質はよくなる。

《永松巌》

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