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【オーディオ教養強化辞典】digital(デジタル)オーディオ【その1】

もう35年以上前のこと。デジタル技術が誕生し、プロの現場から開始された。

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もう35年以上前のこと。デジタル技術が誕生し、プロの現場から開始された。

デジタルという言葉は、80年代初頭、新鮮な言葉であった。それまでの録音とは根底から異なる新技術であり、データを数値で符号化。振幅(アナログ)する波形を電圧(0)と(1)だけで表現する方法である。

アナログ波形を一定の間隔で分割。時間軸に対して1秒間の分割数をサンプリングレートという。このサンプリングの間隔が細かいほどデータの精度が高い。そして、振幅・音の大きさを表すものをビット(量子化)と呼ぶ。無音から最大音まで音の変化を表現する。

つまり横軸:時間をサンプリング。縦軸:音の大きさがビットである。'82年に登場したCD(コンパクトディスク)は、44.1kHz、つまり44.100Hzで、1Hzは1秒間に1回の周波数と定義されているので44.100に区切る。一方、ダイナミックレンジ(音の大きさ)を指すのはビット。2の16乗なので65.536に区切る。ビッド数が増えれば音量を細かく表現でき、小さな音から大きな音まで差が狭まれば、さらに滑らかに表現ができるようになる。

CDに使われているデジタル記録方式はパルス・コード・モジュレーション。略してPCMだ。広く使われており、サンプリング周波数44.1kHz、量子化16ビット。再生帯域は数Hzから21kHz前後。ダイナミックレンジは96dB程度という。このスペックは当時、驚異的といえる値であった。とくにダイナミックレンジは非常に大きく、オープンリールテープ60dB前後、レコード50~60dB、カセットテープ55dB以下と、はるかに超えている。

つづく。

《永松巌》

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