バックミラーに装着するリニアPCMプレーヤー『BEWITH STATE MM-1D』 | Push on! Mycar-life

バックミラーに装着するリニアPCMプレーヤー『BEWITH STATE MM-1D』

メモリーオーディオが主流となる近年、CF(コンパクトフラッシュ)、SD、USB、そして携帯プレーヤーなど、デジタルメディア機器は無くてはならない存在だ。

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メモリーオーディオが主流となる近年、CF(コンパクトフラッシュ)、SD、USB、そして携帯プレーヤーなど、デジタルメディア機器は無くてはならない存在だ。

ちょっと振り返ってみよう。デジタルが一般に使われたのはCD(コンパクトディスク)の普及から。'82年にソニーとオランダ・フィリップスが共同開発。12cmのディスクに740MB程度の音楽データが再生できる。今世紀に入り'01年、アップル社のiPodが発売され、あとを追うように各社からメディアプレーヤーが発売される。

ビーウイズは、'05年CFを記録媒体に採用したミラー型リニアPCMプレーヤーMM-1を世に放つ。このMM-1はルームミラーに被せて使うように設計され、取り付けるクルマを選ばないという利点。音質面ではリニアPCMに対応する非圧縮フォーマットWAV再生ができるというメリットからオーディオファンから厚く歓迎される。発売から10年MM-1は、MM-1Dとなり音質、品質ともに一段と向上した。なお同ブランドBEWITH STATE・A6プロセッサーと直接連結することでデジタルならではの明晰な高音質再生、そして高度なマルチプロセッシングDACの機能を駆使することで緻密な音場補正が行える。結果、パースペクティブな表現力に優れ、音の佇まいはリアルで実在的だ。

見渡すと、メモリー系プレーヤーはたくさんある。USB、SD、CF、そして携帯プレーヤーと。再生する機器の性能、ファイル形式の選択も重要といえるだろう。CFカード使うMM-1は、過去私が使った経験、取材試聴から高音質プレーヤーとして納得のゆくスペックを有している。独創的なアイデアでロングランを誇る人気モデルであり、リニアPCMプレーヤーとしての能力は秀逸。使い易さも魅力のひとつと付け加えておく。

《永松巌》

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