カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER by S:iz(エスイズ) 後編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER by S:iz(エスイズ) 後編

アピール度満点のZベースのデモカーを製作した岡山県のS:iz(エスイズ)。前回紹介したコクピット背面の省スペースなインストレーションに加え、ドアへのスピーカー取り付けのデザインが絶品なので今回は重点的にチェックすることとした。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER by S:iz(エスイズ) 後編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN FAIRLADY Z ROADSTER by S:iz(エスイズ) 後編
  • 赤をイメージカラーとしたインテリアに、アルミを効果的に使ったドアバッフルが鮮烈に浮かび上がってくる。
  • パワフルで元気によいサウンドを堪能できる仕様を目指したZ。コクピットをみるだけでその狙いが理解できるだろう。
  • ドアには8インチミッドバスとツイーターをインストールし、見た目のインパクトもMax。豪快なサウンドを想像させる顔つきだ。
  • 8インチミッドバスとブレットツイーターを一つのアルミパネルの中に収めたデザインとしたドア。
  • 表面を磨き上げエッジ部分をヘアラインする処理はスピーカーの周辺にも踏襲。表情に変化をつけて金属の特徴を引き出す。
  • ドア下部にはイルミやバー構造を施し、スピーカーとのつながり鳴るデザインを作り出している。
  • ドアを閉めたときにはシートの隙間から見えるドアのアルミとイルミ処理がインテリアのドレスアップ効果を高める。

アピール度満点のZベースのデモカーを製作した岡山県のS:iz(エスイズ)。前回紹介したコクピット背面の省スペースなインストレーションに加え、ドアへのスピーカー取り付けのデザインが絶品なので今回は重点的にチェックすることとした。

◆エネルギッシュに鳴らすことをテーマに
 フロントスピーカーをチョイス

赤をイメージカラーとしたインテリアに、アルミを効果的に使ったドアバッフルが鮮烈に浮かび上がってくる。パワフルで元気によいサウンドを堪能できる仕様を目指したZ。コクピットをみるだけでその狙いが理解できるだろう。

このクルマのフロントステージはロックフォード・パンチプロの8インチミッドバスとブレットツイーターで構成されている。狙いはずばり「エネルギッシュなサウンド」をアピールすること。ドアに凝縮した2ウェイがいかにも鳴りっぷりの良さそうなフロントステージを作り、コクピットに座るユーザーを圧倒する。

オープンボディという音響面では不利な車体を使っているからこそ、パワフルで派手に鳴らし切るサウンドが心地よい。そう考えたどうショップではフロントで十分な低音を再生するために、ミッドバスには8インチ口径のモデルをチョイスしているのも鳴りを追求したデモカーならではの主張だ。

◆ドアに2ウェイを詰め込み
 アルミを使った処理が見どころ

ドアには8インチミッドバスとツイーターをインストールし、見た目のインパクトもMax。豪快なサウンドを想像させる顔つきだ。8インチミッドバスとブレットツイーターを一つのアルミパネルの中に収めたデザインとしたドア。表面を磨き上げエッジ部分をヘアラインする処理はスピーカーの周辺にも踏襲。表情に変化をつけて金属の特徴を引き出す。

そんな2ウェイをインストールしたドアはデザイン面でも印象的だ。このクルマのデザインのキーワードにもなっている「金属加工」を盛り込んだ処理が独特。スピーカーの周辺には5mm厚のアルミパネルを用いる。スピーカーグリルの形状ともぴたりと合わせた加工や、アルミの質感を残したデザインが他にはない雰囲気を作り出す。

2ウェイスピーカーをインストールしたドアパネル前方は一つの大きなバッフル面を作ってデザイン。周辺には内装のイメージカラーとなった赤のリブを立ててアルミパネルと周辺のレザーを融合させる。さらにドア後方にはイルミ処理とアルミバーを使ったデザインを施す。前回お伝えしたとおり、アルミは表面を磨き込み、エッジ部分はヘアライン処理するという手の込んだ加工が施される。

◆インテリアをテーマカラーでまとめ
 デモカーらしいバランスの良さを発揮

ドア下部にはイルミやバー構造を施し、スピーカーとのつながり鳴るデザインを作り出している。ドアを閉めたときにはシートの隙間から見えるドアのアルミとイルミ処理がインテリアのドレスアップ効果を高める。コクピット全体はシンプルでスタイリッシュにまとめられている。ダッシュから上は虚飾を排したシンプルな作り。

かっこよさを追求したインストールが特徴のZ、ダッシュ周辺はイメージカラーの赤を使ったデザイン処理を随所に施し、ムダを排除したすっきりとしたデザイン。フロントスピーカーを類はすべてドアにまとめるたことで、視界に入る部分をスマートに仕上げた。

フロントスピーカーはロックフォード・マリンのパワーアンプでドライブ。背面のサブウーファーとのコンビネーションで厚みのある元気サウンドを再現するのが魅力だ。

ショップの顔として活躍するデモカーのZ。限られたスペースに凝縮したセンス溢れるインストールを施し、見るものを圧倒するカスタムマシーンに仕上がった。取材後にはリアスペースにもさらにインストールを加えるなど、ますます進化を遂げるので注目。機会があればそのデザインやエネルギッシュなサウンドをぜひ体験してみよう。

《土田康弘》

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