カロッツェリアから新“ディスプレイオーディオ”2機種が登場! 非カーナビユーザーのカーエンタメを、マルチにサポート! | Push on! Mycar-life

カロッツェリアから新“ディスプレイオーディオ”2機種が登場! 非カーナビユーザーのカーエンタメを、マルチにサポート!

「AV一体型ナビは必要ない」と考える方向けのカーオーディオメインユニットが今、充実一途だ。2DIN機、1DIN機ともに、製品ラインナップが増え、選択肢が広がってきているのだ。その中で一番の注目株と言えば、“ディスプレイオーディオ”である。

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カロッツェリア・FH-9200DVD
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「AV一体型ナビは必要ない」と考える方向けのカーオーディオメインユニットが今、充実一途だ。2DIN機、1DIN機ともに、製品ラインナップが増え、選択肢が広がってきているのだ。その中で一番の注目株と言えば、“ディスプレイオーディオ”である。

その利点はどこにあるのか。カロッツェリアから新登場した2機種を見ながら、じっくりと掘り下げる。

まず、“ディスプレイオーディオ”とは何なのか、から解説していきたい。つまりは、「モニターを備えたCD/DVDプレーヤー型のメインユニット」である。カロッツェリアから同タイプの製品が初登場したのは2012年初頭。ここ数年のうちに急激に人気が高まっている、新ジャンルのメインユニットである。

考えてみると、“ディスプレイオーディオ”が出現する以前は、非AV一体型ナビユーザーは不遇を囲っていた。というのも、「AV一体型ナビはいらない」と決断すると、ナビを失うのと同時に、インパネからモニターも失うことになっていたからだ。モニターを失うと、テレビやDVDが観られなくなり、さらにはバックカメラも使えなくなる。それらを失いたくないがために、ナビはいらないと思いながらもやむを得ず、AV一体型ナビを購入していた人もいただろう。

しかし、“ディスプレイオーディオ”の登場により、悩みは解消されることとなった。ようやく、“AV一体型ナビからナビ機能を抜いた製品”が、世の中に出現したのである。昨今は、ドライブレコーダーに対するニーズも高まっていて、インパネにモニターがあってほしいと望まれる度合いがさらに増している。“ディスプレイオーディオ”の存在感は高まる一方だ。

さて、カロッツェリアである。カロッツェリアは今回、“ディスプレイオーディオ”のニューモデルを2機種リリースした。全体のラインナップは計3機種だ。まずはその内訳を整理しておこう。

■FH-9200DVD(価格:オープン、実勢価格:4万円前後)<NEW>
7V型ワイドVGAモニター/DVD-V/VCD/CD/Bluetooth/USB/チューナー・DSPメインユニット

■FH-6200DVD(価格:オープン、実勢価格:3万円前後)<NEW>
6.2V型ワイドVGAモニター/DVD-V/VCD/CD/USB/チューナー・DSPメインユニット

■FH-6100DTV(価格:オープン、実勢価格:4万円前後)
6.2V型ワイドVGAモニター/DVD-V/VCD/CD/USB/チューナー/ワンセグ・DSPメインユニット

モニターサイズが2種類あり、7型モデルはBluetoothも搭載している。そして6.2型モデルは、ワンセグに対応するかしないか、というところがざっくりとした違いだ。

これを踏まえ、カロッツェリアの“ディスプレイオーディオ”の特長を解説していこう。ここでご紹介しておきたい利点は計5点ある。

まず1点目は、“タッチパネルディスプレイ”が採用されていること。これにより、タッチ、フリック、スライドといった直感的な操作が可能となっている。さらには、日本語表示やビジュアル表示もあいまって、扱い方がわかりやすい。

2点目は、モニターが高画質であること。今回リリースされた2機種においては特に、「ブリリアントフィニッシュパネル」が採用され、よりきれいな画像でDVD等の映像を楽しめる。

そして3点目は、音質性能が高いこと。搭載されているDSPが高性能なのだ。注目すべきは、「タイムアライメント」機能が搭載されていることと、「イコライザー」が13バンドの設定となっている点。リスニングポジションが左右のどちらかに寄ってしまうカーオーディオ環境において、近いところにあるスピーカーから発せられる音に遅延をかけられる「タイムアライメント」機能は、あるとないとでは大違いだ。この機能を利用することで、音像定位を調整でき、音楽が真正面から聴こえてくるようになるのだ。そして、「イコライザー」が13バンドというのは、ハイエンドAV一体型ナビ並みのスペックである。より緻密に音響特性をコントロールできる。

さらには、「ネットワークモード」も搭載されている。これに対応可能なスピーカーを用意すれば、リア出力をフロントスピーカーに用いる“マルチアンプ・マルチスピーカー+サブウーファーシステム”も構築できる。本格システムにも対応可能な、ハイレベルなサウンドコントロール機能を有している、というわけなのだ。

また4点目として、高性能カーナビアプリ「ドコモ ドライブネットナビ」をディスプレイに表示できることも特長だ(Android端末のみ)。カーナビはスマホアプリでいい、という観点で当シリーズを選んだとしても、カロッツェリアの“ディスプレイオーディオ”なら、いざというときにナビを画面に映すことも可能なのだ。

利点はまだある。5点目として挙げたいのは、スマホ内の音楽を快適な環境で聴けること。iPhoneでもAndroidでも、USBで接続して楽曲情報を画面に映し出すことができ、選曲等の操作をスマホ側、車載機側両方で行える。メディアフォーマットの対応も幅広い。

モニターを利用して、利便性、エンターテインメント性を拡張させることが可能で、かつ、オーディオメインユニットとして高機能なカロッツェリアの“ディスプレイオーディオ”。これを使えば、非AV一体型ナビユーザーのカーライフが、ぐっと充実することは間違いない。要チェック。

《太田祥三》

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