【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く! #1: カーオーディオスタジアム(大阪府) | Push on! Mycar-life

【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く! #1: カーオーディオスタジアム(大阪府)

カロッツェリアのハイエンドスピーカー、RSシリーズの技術を落とし込んで設計されたという、注目のカスタムフィットスピーカー、Vシリーズ。そして今までのチューンナップウーファーの概念を突き破ったHi-Fiサウンドを奏でるWH-1000A。

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【carrozzeria TS-V172/WH-1000A】バリューをプロショップに訊く!

カロッツェリアのハイエンドスピーカー、RSシリーズの技術を落とし込んで設計されたという、注目のカスタムフィットスピーカー、Vシリーズ。そして今までのチューンナップウーファーの概念を突き破ったHi-Fiサウンドを奏でるWH-1000A。

その実力の神髄に迫るべく、今回から4週に渡って、全国の有名プロショップ・インストーラーの方々の声をお届けしていく。第1回目の今週は、大阪の人気ショップ、カーオーディオスタジアムの桑野さんにお話をお訊きした。


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ところで桑野さんは、これまでのVシリーズについては、高い評価は下していなかったという。カスタムフィットである以上、ユーザーは簡単な取り付けを望むケースが多い。しかしVシリーズでは、音質性能を確保するためにカスタムフィットとしてはツイーターが大きめ。ダッシュにポン置きすると目立ち過ぎる。かといってピラーに埋め込むとなると工賃がかさむ。もちろん、音質性能的には6万円台のスピーカーとして不満はなかったのだが、押しになるポイントが見い出しにくかった…。

その桑野さんが、新しいVシリーズを手にしたとき…。

「今回のスピーカーにも、正直それほど期待していなかったので、テスト機を取り寄せていませんでした。しかし、新Vシリーズを指名買いされたお客さんがいまして、それで初めて新Vシリーズを触ることになりました。実物を見たら俄然興味がわきました。良い音がしそうな雰囲気がぷんぷん漂っているんですよ。ミッドウーファーのマグネットの形、フレームの作り、ツイーターの振動板の形状、材質…。ミッドウーファーを軽く手で押してみた時の感触も、いかにも良い低域が鳴りそうで…。どんな音がするのかと、スタッフみんなで興味津々でした。


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取り付けて聴いてみて、想像通りでしたね。というか、期待以上の音が聴けました。クセがなく、無色透明なサウンドです。ローエンドの伸びもこのクラスとしては素晴らしいですね」

桑野さんは新Vシリーズを大いに気に入って、デモボードに早速導入。ところで前回のモデルで不満材料となっていた、ツイーターの大きさに関してはどうだったのか。

「カスタムフィットとしては大きめであることには変わりはないです。ですので、ダッシュにポン置きすると目立ってしまいますね。でも、この音が6万3000円で聴けるんですから、それは弱点として不満に感じるレベルではなくなりました。総合力で魅力的な製品に仕上がっていると思います」

ちなみに、今度のVシリーズはどのようなタイプのユーザーにおすすめなのかも訊いてみた。

「1、2万円台のスピーカーからステップアップするお客様で、取り付けにはあまり工賃をかけたくないけれど、今より音質を向上させたい、というご希望をお持ちの方々ですね。そのような方々はこのくらいの価格帯の製品から選ばれると思いますが、新Vシリーズなら、10万円台のスピーカーに迫る満足度が得られますから、真っ先におすすめしたい製品の1つです。

じっくりと音楽を聴く、ある程度オーディオに対して経験値のある方に特におすすめしたいですね。低域の鳴り方がハイエンド機のような感じなんです。1音1音に深みがあって、空気感の表現が素晴らしい。クラシック音楽も上手に鳴らしてくれます」

桑野さんは、新Vシリーズを高く評価している。「音がいいのに取り付け性も高い」スピーカーであり、クラスを越えた音質性能を持ったスピーカー、ということだ。エントリーモデルからのステップアップを検討しているユーザーは、新Vシリーズを候補に入れて損はなさそうだ。

《太田祥三》

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