【Rockford Fosgate】220台限定!メイドインジャパンのハイエンドスピーカー『J5653-S』に大接近! #2: 使いこなし編 | Push on! Mycar-life

【Rockford Fosgate】220台限定!メイドインジャパンのハイエンドスピーカー『J5653-S』に大接近! #2: 使いこなし編

前回、J5653-Sの音質はこれまでのカー用ハイエンドスピーカーとは趣が異なることを報告した。今回はこのスピーカーの良さを引き出す使いこなしについて考察する。

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220台限定! メイドインジャパンのロックフォードハイエンドリミテッドスピーカー、J5653-Sに大接近!

前回、J5653-Sの音質はこれまでのカー用ハイエンドスピーカーとは趣が異なることを報告した。今回はこのスピーカーの良さを引き出す使いこなしについて考察する。


220台限定! メイドインジャパンのロックフォードハイエンドリミテッドスピーカー、J5653-Sに大接近! #2: <span>使いこなし編</span><br />


国産、海外製ともに、ハイエンドスピーカーはスピーカーユニットとパッシブネットワークがセットになったものが多い。メーカーが設定するパッシブネットワークは、各ユニットのおいしい部分を効果的に使えるようなクロスポイント設定と、パーツの組み合わせによる音作りを行っている。つまり、パッシブを含めたトータルでスピーカーシステムの音としてユーザーに提供しているのだ。しかし日本のハイエンドシーンではデジタルクロスオーバーが一般化していて、メーカー設定のネットワークを必要としているケースの方が圧倒的に少なくなっている。そのため日本市場向けでは、海外製を含めてネットワークレスのハイエンドスピーカーシステムが増えてきた。このJ5653-Sもデジタルクロスオーバーと組み合わせる前提で作られていて、最初からクロスオーバーは企画されていない。ここで悩ましいのはクロスポイントの設定をどうするかということ。パッシブ付きの場合なら、パッシブの設定値をベースに、取付やドアチューニングに合わせて微調整をかけていくことで、比較的短時間でいい結果を得やすくなる。しかし、J5653-Sは前例のない音色のスピーカーでしかも3ウェイのため、設定値を決め込むのは結構時間がかかりそうだ。

今回試聴させてもらった際に、クロスポイントやスロープを変化させながら音を聴き込んでいって得た、いい音への手がかりになりそうな項目を報告しておこう。


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220台限定! メイドインジャパンのロックフォードハイエンドリミテッドスピーカー、J5653-Sに大接近! #2: <span>使いこなし編</span><br />#2


まず、この3ウェイはミッド帯域のスコーカーが圧倒的なパフォーマンスを持っている。トゥイーターもワイドレンジで使えるのだが、トゥイーターの高域側のエネルギーが高いので、あまりレンジを欲張るとハイ上がりに聴こえやすい。これを抑えるのにイコライザーを使うのは避けたいので、トゥイーターはスパートゥイーター的に使った方が良さそうだ。スコーカーはトゥイーター帯域も完全にカバーできるが、超高域は雑になりやすいので、そこだけトゥイーターに任せると実にズムーズで落ち付きと伸びやかさのある再生を得ることができる。逆に高域のきらびやかさと反応の早さを重視するなら、トゥイーターをワイドにして、スコーカーの帯域を狭めにし、帯域も下側に設定するといい。

ウーファーは低域のエネルギーが高めで、エアサスペンションを効果的に使わないと極低域が鈍く感じてしまいかねない。できればサブウーファーを使って、63Hz~80Hzですっぱりと落とした方が、メリハリのある低域再生を楽しめる。サブウーファー無しのフロント3ウェイでいくにしても、低域は放っておいても出るので、少し上の帯域からゆるめに落としてやった方が良さそうだ。


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前回も触れたがこのスピーカーシステムは、レスポンスが非常によく調整の変化に反応するので、ユニットの良さを完全に引き出すには、細かな調整で煮詰めていく必要がある。またエージングに時間がかかるのも確かで、特にトゥイーターはしっかりと時間をかけて鳴らしてやりたい。逆に言えば音の変化や、自分で音を育てていく楽しみが非常に大きなスピーカーで、ユーザーとショップにとっては時間をかけて楽しめるユニットなのだ。入手した人は、時間をかけて音作りに取り組んで、カーオーディオならではの楽しさを堪能してもらいたい。

次回はユニットの素材や技術についてレポートするのでお楽しみに。

《編集部》

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