魅惑の“外部パワーアンプ・ワールド”への誘い…。Part9「2chパワーアンプ」でシステムを成長させる醍醐味とは? | Push on! Mycar-life

魅惑の“外部パワーアンプ・ワールド”への誘い…。Part9「2chパワーアンプ」でシステムを成長させる醍醐味とは?

本格的なサウンドを手にしたいと思ったときには、「外部パワーアンプ」の出番となる。当特集では、そんな頼れるアイテムの魅力から使い方までを解析してきた。その第9回目となる当回では「2chパワーアンプ」を用いてシステムメイクする醍醐味についてリポートする。

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2chパワーアンプの一例(DLS)。
  • 2chパワーアンプの一例(DLS)。
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  • 2chパワーアンプの一例(DLS)。

本格的なサウンドを手にしたいと思ったときには、「外部パワーアンプ」の出番となる。当特集では、そんな頼れるアイテムの魅力から使い方までを解析してきた。その第9回目となる当回では「2chパワーアンプ」を用いてシステムメイクする醍醐味についてリポートする。

「まずは2chパワーアンプから始める」ことの意義とは…。

これまでは「4chパワーアンプ」1台でシステムを構築する方法を具体的に3とおり紹介してきた。しかしながら実のところは、フロント2ウェイスピーカーを鳴らすためには「2chパワーアンプ」が1台あればOKだ。音楽信号の帯域分割をスピーカーに付属されているパッシブクロスオーバーネットワークで行うのであれば、「パワーアンプ」は左右で1chずつが確保されていれば良い。しかしながらそこを敢えて「4chパワーアンプ」を導入すると、システムメイクを効率的に行える。ゆえに実際は「4chパワーアンプ」が使われることの方が多い。

でも、「2chパワーアンプ」1台から始めてみても案外楽しめる。

「2chパワーアンプ」から始めようとするときのアプローチは2とおりある。1つは「コストを抑える」ことに主眼を置くやり方で、もう1つは「より良いパワーアンプを手にする」ことに主眼を置くやり方だ。

まずは前者について解説していこう。例えば10万円の予算があったとして、一旦は10万円の「4chパワーアンプ」に狙いを付けたとしよう。しかしそれを方向転換しそれと同グレードの「2chパワーアンプ」へとターゲットを変更すると、概ね半分くらいの価格でそれを手にできる。より低コストで「外部パワーアンプシステム」を完成できる。

後者については以下のとおりだ。10万円の「4chパワーアンプ」に狙いを付けていたところを方針転換して10万円の「2chパワーアンプ」をターゲットとすると、より高性能なモデルを手にできる。10万円の「4chパワーアンプ」では1ch当たりの価格は2万5000円だが、10万円の「2chパワーアンプ」では1chあたりの価格は5万円だ。その差はざっと倍。コストが掛かっているということはより良いパーツが使われているというわけなので、当然ながら音は良くなる。このように、“一点豪華主義的”により良いモデルを導入できるのだ。

最初に「ブリッジ接続」に対応したモデルを選んでおくと、システムアップしやすくなる!?

さて、ここからは「2chパワーアンプ」1台から始めた場合のシステム発展のさせ方について解説していく。

まずは、サブウーファーを導入したくなった場合のことを考えてみる。最初に、リーズナブルな「2chパワーアンプ」を導入してあったときには…。この場合には、どうせならフロントスピーカー用の「パワーアンプ」をステップアップさせると、システム全体の底上げも可能となる。

ただしこれをしようとする場合には、最初に買った「パワーアンプ」が「ブリッジ接続」に対応していた方がやりやすい。「ブリッジ接続」とは前にも解説したとおり、「パワーアンプ」の2chを使って1つのスピーカーを鳴らす接続方法のことを指す。これが行えるとよりパワーを掛けてスピーカーを鳴らせるので、サブウーファー用の「パワーアンプ」としても重宝する。つまり、最初に買った「パワーアンプ」をサブウーファー用に転用しやすくなる。

そして、最初の「アンプ」を転用すると決めたなら、次なる選択肢は以下の2つとなる。1つは、「より上質な2chパワーアンプを選ぶ」というもので、もう1つは「フロントスピーカーのマルチドライブを視野に入れ、4chパワーアンプを選ぶ」というものだ。言ってしまえば状況は一旦リセットされることとなり、ここからまた新たな方向性を模索できる、というわけなのだ。

対して最初に“一点豪華主義的”に上級な「2chパワーアンプ」を購入してあった場合には、その「パワーアンプ」はそのままフロントスピーカー用アンプとして使い続けた方が良いだろう。なのでこの場合には、サブウーファーを鳴らすためのパワーアンプを新規に購入することとなる。であるならば、サブウーファーを鳴らすことに特化した「専用アンプ」も候補となってくる。幅広い選択肢の中からじっくりと選び出せる。

システムの発展のさせ方の選択肢が豊富! そこを楽しみ尽くすベシ!

さて、“一点豪華主義的”に上級な「2chパワーアンプ」を購入しその次にサブウーファーにはそれを鳴らすための専用「パワーアンプ」を導入した場合、その後のシステム発展はどのようにしていくと良いのだろうか。

そこからの発展形として考えられるのは、フロント2ウェイスピーカーの「マルチアンプ駆動」または「バイアンプ接続」だ。そのときの「パワーアンプ」の追加方法は以下の2とおりが有り得てくる。

まず1つ目は「今使っている2chパワーアンプと同一のモデルをもう1台購入する」、というものだ。ある程度上級な「2chパワーアンプ」を手にしているわけなので、それと同じものを用意すれば高品位な「マルチアンプシステム」を完成させられる。そしてその2台を、1台はツイーター用としてもう1台はミッドウーファー用として使っても良いし、1台はLch用としてもう1台はRch用として使っても良い。このあたりは考え方が分かれるところではあるが、同一の「2chパワーアンプ」を2台用いた場合には、2とおりのシステム構築法の中から好きな方法を選べる。

または、より高級な「2chパワーアンプ」に狙いを定めるという手もある。なおこの作戦を実行する場合には、2台をLchとRchとで使い分けるというやり方は不可となる。左右で条件が変わったらステレオの原則が崩れてしまうからだ。

しかし、ツイーター用とミッドウーファー用とで使い分けるのはOKだ。例えばミッドウーファーにはよりハイパワーなモデルをあてがうと、中低音をよりトルクフルに鳴らせるようになる。

このように「2chパワーアンプ」の導入からスタートすると、都度いろいろな選択肢が浮上するので、案外より深くシステムアップの過程を楽しめたりもする。参考にしていただきたい。

さて次回は、ここまで解説してきた以外の「外部パワーアンプ」の導入方法を紹介する予定だ。お楽しみに。

《太田祥三》

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