話題沸騰中の『DIATONE SOUND.NAVI』。
プロショップがこのモデルに何を期待し、実力をどう判断しているのかをリポートしている当コーナー。3回目の今回は、岡山の著名店、エスイズの佐藤マネージャーに取材をお願いした。佐藤さんは『DIATONE SOUND.NAVI』をどのように評価しているのか…。
まずは、『DIATONE SOUND.NAVI』の登場のニュースを聞いた時点での、佐藤さんの感想からご紹介してみたい。「どれくらい音が良いのか期待が膨らみましたね。ワクワクしました。その一方で半信半疑な部分もありましたね。どこまで期待をしていいものか…。やはり、ナビと一体というところには限界があるのではないかと」。期待を寄せるからこそ、不安にもなる…、そんなところだろうか。
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ただ、『2DINでナビとハイエンドソースユニットが完結する』というコンセプトについては、好感が持てたという。「2DINのナビを付ける人は多いですが、その上でオーディオを本格的にやっていこうとなると、もう1DIN分のスペースが必要になります。操作性を考えればセンタークラスターパネル内に収めたい。その場合、エアコンの移設などの大がかりな加工は避けられない。これはユーザーにとって大きな負担です。オーディオを諦めてしまうケースも多々あったと思います。でも2DINでナビとハイエンドソースユニットが両得できたら、状況は大きく変わってくると思ったんです」。
さて、ここからはいよいよ、実装後の話しに移っていきたい。
エスイズでの『DIATONE SOUND.NAVI』の装着第1号車は、十倉さんのライフ。ところで十倉さんがこのモデルを装着しようと思った理由は何だったのか。直接の動機はナビの買い換え。そろそろナビを新しくしたいと考えていたところに『DIATONE SOUND.NAVI』が登場。ちなみ十倉さんは、フロントスピーカーをDLSのミドルグレードモデルに換装していて、サブウーファーも使用していた。結構本格的にカーオーディオを楽しんでいたわけだ。ハイエンドソースユニットの導入も視野に入っていないこともなかったが、大がかりな加工には躊躇があった。このケースではもう、『DIATONE SOUND.NAVI』はジャストミート。願ったりかなったりの新製品である。
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そして肝心の、取り付けた後の佐藤さんの感想とは…。
「情報量の多さに驚きましたね。空気感、距離感の再現能力がすごい。フラットな特性も好印象です。ナビの中ではもう断トツです」。さらに「調整能力も十二分です。クロスオーバーのゲイン調整が0.2dB刻みなのは画期的。他のハイエンドモデルでも大体0.5dB刻みですが、それに限界を感じていたプロショップは多いはず。ここが微妙にコントロールできるようになると、イメージングの再現性をグンと向上させることができるでしょう。スロープの選択肢も広いし、調整機能の充実ぶりには感心させられます」
音質性能、調整能力ともに、佐藤さんの期待どおり、いや期待以上だったと言って間違いなさそうだ。さらにはこんな感想も話していただけた。「『DIATONE SOUND.NAVI』を手にしたら、どこまででも音が良くなっていきそうな期待感を感じてもらえると思うんです。夢が持てる機械を手にすると、それだけで楽しい気分になれるじゃないですか。そして、このモデルをきっかけに、カーオーディオをやってみようと思う人が増えてくれたらうれしいですね。そういう期待も抱かせてくれるモデルです」。
『DIATONE SOUND.NAVI』。その実力には疑いの余地はなさそうだ。ナビの買い換えを検討しているアナタ、新しいソースユニットを探しているアナタ、要チェック、デス♪
