オイルフィルターはオイル交換2回に1回は本当?最新の「速くなる」オイルフィルターとは!?~カスタムHOW TO~ | Push on! Mycar-life

オイルフィルターはオイル交換2回に1回は本当?最新の「速くなる」オイルフィルターとは!?~カスタムHOW TO~

オイルフィルターはエンジンオイルを濾過して異物を回収してくれるものだが、

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オイルフィルターはオイル交換2回に1回は本当?最新の「速くなる」オイルフィルターとは!?~カスタムHOW TO~
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オイルフィルターはエンジンオイルを濾過して異物を回収してくれるものだが、交換サイクルは2回に1回でいいのか!? また、最先端ではチューニングパーツとしてのオイルフィルターも増えている。

信頼性の高いフィルターを定期交換するべき

オイルフィルターはオイル交換2回に1回は本当?最新の「速くなる」オイルフィルターとは!?~カスタムHOW TO~オイルフィルターはオイル交換2回に1回は本当?最新の「速くなる」オイルフィルターとは!?~カスタムHOW TO~

エンジンオイルには多くの場合、濾紙でオイルを濾すタイプのオイルフィルターが取り付けられている。一般的に常識として言われているのはオイル交換2回に1回はフィルターも変えましょうというもの。これは正解かというと、現代のクルマの規定からすると微妙。

最近のクルマだとオイル交換の指定が1万kmごとという場合も珍しくない。そういったロングライフなクルマの場合、毎回フィルター交換を指定されている場合もある。よくクルマごとの取扱説明書を確認してもらいたい。

オイルフィルターを交換する意味は2つある。ひとつは濾紙が詰まってきてしまうから。すべてのエンジンオイルが常に通過するオイルフィルターは大変重要な存在。そのためオイルフィルターには濾紙が詰まってしまったときには、濾紙をバイパスしてオイルが流れる構造になっている。

なので、もしスラッジなどでオイルフィルターの目が詰まってしまっても、油量不足でエンジンブローはしないようになっている。しかし、そうなるとオイルを綺麗にする作用は失われてしまう。なので、定期的にオイルフィルターの交換は必須。オイル交換に対するサイクルというより、1万kmに1度はフィルターも交換するようなイメージがいいだろう。

もうひとつの目的はオイルフィルター内のオイルも交換されることで、より多くの量の交換ができること。オイルフィルター内には300~500ccほどオイルが入っている。オイルフィルターを交換しないでオイル交換をすると、この分のオイルは交換されないことになる。

それによって問題になることはないが、劣化したオイルと新油を混ぜたら、劣化したオイルに性能は近くなる。なので、できるだけ多くの量を交換しておきたい。コップのきれいな水にスプーン1杯の泥水を入れたら、コップ1杯の泥水ができあがるのと同じ理屈である。

とはいえ、エンジン組んで最初にオイルを入れるときは、オイルフィルター交換時よりもさらに数百cc入ることを考えると、完全にすべてのオイルを入れ替えることはできない。そこまでシビアになることではないかもしれないがオイル銘柄を変える時など、オイルフィルターも交換して多くの量を交換したほうが、より新油の高価を発揮しやすいだろう。

激安メーカーのオイルフィルターでも問題はないが……

1個数百円という価格で激安オイルフィルターも販売されている。それによって問題が起きるかというと、とくに聞くわけでもない。しかし、オイルのトラブルはエンジンブローに直結するし、オイル漏れも下手をすれば車両火災につながることもある。それを考えれば1個1500円程度の純正品をチョイスするのは決して高い選択ではない。

純正品もしくは、純正品よりも高級なアフター品もある。有名なメーカーの製品であればまず問題はないので、信頼性の高さで選んでいただきたい。

速くなるオイルフィルターが話題に!!

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最近話題なのが内部の金属メッシュフィルターで汚れを取るタイプのオイルフィルター。濾紙に比べてオイルが通過する際の抵抗が少ない。それによって油圧を発生させるオイルポンプが軽く回ることから、抵抗が減り、パワーアップと同様の効果があるという。

人気の86/BRZワンメイクレースでは、プロ/クラブマンクラスのどちらも上位はほとんど、金属メッシュ製のオイルフィルターが使われているほどのシェアがある。熾烈なワンメイクレースで選ばれるということは、それだけの効果があるということなのだろう。

オイルフィルター交換はなく、オイル交換時に外して内部フィルターを清掃する。そのときに極小の金属片が出てくるといわれ、オイルを濾過する効果も高いそう。

価格は2万円ほどとかなり高価だが、使い捨てタイプの10~15回交換すると元が取れるので、長く乗るならアリかも!?

これまでになかったオイルフィルターでチューニングという新たなジャンルで人気を集めているパーツで、これからのプチチューニングのメインストリームになっていくかもしれない。

《加茂 新》

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