トヨタ アルファードに社外オーディオ装着!Pro Shop インストール・レビュー(オーナー・鈴木元秀さん) by レジェーラ 前編 | Push on! Mycar-life

トヨタ アルファードに社外オーディオ装着!Pro Shop インストール・レビュー(オーナー・鈴木元秀さん) by レジェーラ 前編

レジャーギアを積み込むことを想定してオーディオユニットはすべてラゲッジのフロア下にインストールすることをオーダーした鈴木さん。製作を担当した静岡県のレジェーラでは床下スペースを巧みに利用してエンクロージャーまでを詰め込むことに成功した。

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トヨタ アルファードに社外オーディオ装着!Pro Shop インストール・レビュー(オーナー・鈴木元秀さん) by レジェーラ 前編
  • トヨタ アルファードに社外オーディオ装着!Pro Shop インストール・レビュー(オーナー・鈴木元秀さん) by レジェーラ 前編
  • ラゲッジのフロアパネルを開けるとこの通りパワーアンプやサブウーファーが見える。ユニットが美しくインストールされる。
  • 左サイドのスペースにはパワーアンプをインストール。中央部に見えているのはザプコのDSP。
  • フロアパネルを被せるとこの通り純正と同じ状態でラゲッジを利用できる。レジャーギアを満載して出かけることも可能だ。
  • サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSを採用。フロントスピカーと同じくRSスピーカーをシステムした。
  • エンクロージャーがフロア下に設置されているのがわかる。スライドレールを交わしてうまくスペースを利用している。
  • サブウーファーからの低音の車内に響き渡らせるためにフロアパネルには音抜け用のスリット加工が施されている。
  • ラゲッジフロアの左サイドにはこのようにパワーアンプを設置するラックが組まれている。積層した構造がかなり綿密。

レジャーギアを積み込むことを想定してオーディオユニットはすべてラゲッジのフロア下にインストールすることをオーダーした鈴木さん。製作を担当した静岡県のレジェーラでは床下スペースを巧みに利用してエンクロージャーまでを詰め込むことに成功した。

ラゲッジの豊かな積載性をキープするため
パワーアンプやサブウーファーなどを床下設置

ラゲッジのフロアパネルを開けるとこの通りパワーアンプやサブウーファーが見える。ユニットが美しくインストールされる。ラゲッジのフロアパネルを開けるとこの通りパワーアンプやサブウーファーが見える。ユニットが美しくインストールされる。

左サイドのスペースにはパワーアンプをインストール。中央部に見えているのはザプコのDSP。左サイドのスペースにはパワーアンプをインストール。中央部に見えているのはザプコのDSP。

フロアパネルを被せるとこの通り純正と同じ状態でラゲッジを利用できる。レジャーギアを満載して出かけることも可能だ。フロアパネルを被せるとこの通り純正と同じ状態でラゲッジを利用できる。レジャーギアを満載して出かけることも可能だ。

以前はカロッツェリアXのアンプ群やRSシリーズのスピーカーなどを愛車にインストールしてレベルの高いハイファイオーディオを楽しんでいたオーナーの鈴木さん。しかし、しばらくはオーディオから離れていたのだが、会社の先輩のオーディオカーを聴いたのをきっかけにしてオーディオを復活させることにした。

しかし多趣味なオーナーはアルファードの車内ユーティリティはスポイルすることなく高音質なオーディオを組むことをテーマにした。インストール上の特徴のひとつとなったのがラゲッジスペースを有効利用することだった。具体的にはゴルフや釣りに行く足として用いるアルファードは、ラゲッジに多くのレジャーギアを積み込んで出かけることになる。必然的にラゲッジにパワーアンプやサブウーファーなどを設置するのはNG。純正と同じフラットで使いやすいラゲッジスペースを確保することを製作ショップであるレジェーラにオーダーしたのだった。

そうして完成したのがこのラゲッジ。純正ボードの下層にパワーアンプやサブウーファーなど、すべてのユニットをビルトイするというかなり手の込んだインストールとしている。左サイドを見るとカロッツェリアXのパワーアンプであるRS-A99Xをビルトイン、さらにセンターのスライドレール裏にザプコのDSPやRSスピーカーのサブウーファーをビルトインするなど、フロア下にすべてのユニットをインストールする省スペース設計を完成させている。

サブウーファーまでをラゲッジ床下に設置
低音の音抜けを考慮したスリット処理も装備

サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSを採用。フロントスピカーと同じくRSスピーカーをシステムした。サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSを採用。フロントスピカーと同じくRSスピーカーをシステムした。

エンクロージャーがフロア下に設置されているのがわかる。スライドレールを交わしてうまくスペースを利用している。エンクロージャーがフロア下に設置されているのがわかる。スライドレールを交わしてうまくスペースを利用している。

サブウーファーからの低音の車内に響き渡らせるためにフロアパネルには音抜け用のスリット加工が施されている。サブウーファーからの低音の車内に響き渡らせるためにフロアパネルには音抜け用のスリット加工が施されている。

サブウーファーにはカロッツェリアのTS-W1000RSをチョイス。先にも紹介した通りラゲッジのフロア底にエンクロージャーごと埋め込んで取り付けるというインストールスタイルを採用しているのが見どころだ。純正パネルを被せれば完全に隠れてしまう構造になっているので普段使いの快適さはオーナーがリクエストした通りの仕上がりとなった。エンクロージャーもしっかり作り込まれ、サウンド面でも余裕十分な低音を再現するのもオーナーの望んだとおり。

そんなサブウーファーをドライブするパワーアンプにはビーウィズのR-107S 722Sエディションを採用。十分な駆動力でRSのサブウーファーを余裕たっぷりにドライブする。

サブウーファーの上部を見るとパネルにはスリット加工が施されているのがわかる。これはラゲッジにパネルを被せてフラットにして用いる際にも低音の音抜けを考慮した作り。サブウーファーの振動板の真上あたりに音抜けの通路を作ることでストレス無くサウンドを車内に導いている。

パワーアンプやプロセッサーもビルトイン
フロアに下にユニット群を詰め込み設置

ラゲッジフロアの左サイドにはこのようにパワーアンプを設置するラックが組まれている。積層した構造がかなり綿密。ラゲッジフロアの左サイドにはこのようにパワーアンプを設置するラックが組まれている。積層した構造がかなり綿密。

パワーアンプにはカロッツェリアXのRS-A99Xをシステムする。他にも同シリーズのRS-A09Xも利用する。パワーアンプにはカロッツェリアXのRS-A99Xをシステムする。他にも同シリーズのRS-A09Xも利用する。

フロア下のアンプラックの右側にはザプコのプロセッサーであるHDSP-Z16VAD-8Aの本体ユニットがインストールさせている。フロア下のアンプラックの右側にはザプコのプロセッサーであるHDSP-Z16VAD-8Aの本体ユニットがインストールさせている。

ここまでも紹介してきたとおり、パワーアンプやサブウーファーなどのユニット群をラゲッジのフロア下にすべてインストールしたアルファード。アルファードの床下収納スペースをフル活用して多くのユニット群を納めているのが驚きだ。

フロアのパネルを開けるとカロッツェリアXのパワーアンプであるRS-A99Xが表層に見える。このパワーアンプはツイーターとミッドレンジを担当するパワーアンプとして機能している。また、さらに下層には同じくカロッツェリアXのRS-A09Xもインストール。こちらはミッドバスのドライブを担当している。加えてサブウーファー用のパワーアンプであるビーウィズのR-107S 722Sエディションもインストールされる。

また、プロセッサーに用いるのはザプコのHDSP-Z16VAD-8A。本体をやはりラゲッジフロア下に設置する。限られたスペースを巧みに利用して美しく整然とインストールされている。

ラゲッジのフロア下にオーディオユニットをインストールしたこのクルマ。当初の目的通り、ラゲッジを純正同様にフラットに使える状態にしたことでオーナーも満足仕上がりとなった。次回の後編では高音質を支えるコクピットまわりのスピーカー群について紹介していくこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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