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car audio newcomer! トヨタ 86(オーナー:若林昌太郎さん) by サウンドステーション クァンタム 後編

スピーカー交換で大幅な音質アップを体感したオーナーの若林さん。次に愛車の86の車内で使い慣れたDAPを高音質再生するべくDSPやパワーアンプの追加を決断。茨城県のサウンドステーション クァンタムで実用的&デザイン性に優れた取り付けを実施した。

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スピーカー交換で大幅な音質アップを体感したオーナーの若林さん。次に愛車の86の車内で使い慣れたDAPを高音質再生するべくDSPやパワーアンプの追加を決断。茨城県のサウンドステーション クァンタムで実用的&デザイン性に優れた取り付けを実施した。

使い慣れたDAPを車内オーディオに
接続するためのシステムアップを開始

新しく愛車として86を手に入れて、オーディオのグレードアップをはじめたオーナーの若林さん。男性ボーカル&女性ボーカルの双方のサウンドを心地良く再生できることから決めたスピーカーがダイヤトーンのDS-G500だった。このスピーカー交換では大幅なサウンドの進化があり満足度も高かったオーナーは、すぐさま更なるシステムアップの計画を進めることになる。

「スピーカー交換がここまでの進化があったのは想像以上だったので、さらにシステムアップして良い音を聴きたくなってきました。次に計画したのは今使っているDAPを車内のシステムに接続して聴くことでした。現在DAPはA&KのSE100を使っています。若いときからDAPが好きでいろいろなモデルを試してきましたから、車載して良い音を聴きたくなりました」

DAP好きで高音質モデルを所有して、DAPの音にもかなりうるさいオーナー。これまではDAPを高音質で接続するシステムでは無かったため、せっかくの自慢のDAPをカーオーディオのシステムに接続することを諦めていた。

「DAPに収録している音源もいろいろ高音質化のための工夫をしています。高校生の頃から自宅のPCを使ってアップサンプリングしたりして、データをいじって楽しんでいます。MP3やWAV、FLACなどのファイルをいろいろと使い分けたり、音源データによる音の違いを聴き比べて楽しんだりしてきました。特に情報量と解像度を良くなる手法に注目して試しています」

音源にもこだわるオーナー、それを再生してきた使い慣れたDAPを車内で利用するために、次なるステップアップを計画する。スピーカー交換からわずか1カ月後のことだった。

DSPとパワーアンプを追加し
音の繊細さやリアルな再生を追求

早速、先にスピーカーをインストールしたプロショップであるクァンタムで相談したところ、DSPとパワーアンプを組み合わせたシステムを導入することになった。

「最初に選んだのはヘリックスのDSPであるDSP ULTRAです。調整機能はもちろんなのですがDAPをデジタル入力できることが前提のチョイスでもあったんです。次にパワーアンプにも同じヘリックスブランドのC-FOURを選びました。こちらはスケルトンのトップパネルを持つデザインがすごく気に入って決めました」

一気にシステムアップを進めたオーナー。ユニット数が増えたため、インストールを考慮する必要があった。取り付け時にオーダーしたのは乗車定員を変えずにすべてのユニットを設置すること、さらには赤のカラーリングを印象的に使ったデザインだった。

「パワーアンプのスケルトンのトップパネルを見せたかったので、パネルでユニット全体を隠してしまう取り付け方法は選びませんでした。そんなオーダーにショップから出された提案が今回のスタイルでした。デザインにも満足しています」

具体的にはリアシートを畳んだ上にボードを敷き、ここに2台のパワーアンプとプロセッサーをレイアウトする構造を採用。このボードは脱着も可能で元通りのシート状態に戻すこともできる。見せる効果も満点でノーマル状態も維持できることがポイントとなった。

「完成するとすぐに試聴してみました。内蔵アンプで鳴らしていたときと比べて音が数倍きれいになっているのにすぐ気づきました。また、音が繊細になっていて、目の前でボーカルが歌っている感覚がより強く感じられるようになっていたのも印象的でした。これにはすごく感動しました」

音の良いオーディオを聴いていると
長距離でも時間が過ぎるのが早く感じる

お気に入りのスピーカーを見つけ出し、さらにスピーカーの能力を引き出すためにパワーアンプを追加、加えてお気に入りのDAPを接続できるDSPも導入するなど一気にシステムアップをこなしたオーナー。サウンドは狙い通りにどんどんレベルアップしていった。

「今のシステムになるとかなり音量を上げて聴くようになりました。ドライブ中に気が付いたら音量が上がっていることもしばしばです。良く聴くのはJ-POPやアニソンなど、アップテンポな曲が好きで音源も幅広くDAPに収録しています。音源はハイレゾ音源が多いです」

愛車は通勤にも使っているが、通勤時間はわずか5分程度という短さ。そのため1曲を聴くのがやっとだという。そこでたっぷり大好きな音楽を楽しむため仕事が終わってからの夜のドライブに出かけることが日課になっている。

「夜のドライブに加えて休日には箱根にドライブに出かけたり、長野方面までロングドライブしたり楽しんでいます。現地のおいしい食事を目的にしてあちこち行くのが好きなんです。ドライブの間中、ずっと音の良いオーディオは心地良いですね。音の良い音楽を聴いているとドライブがもっと楽しくなるんです。長距離走行でも時間が過ぎるのが早く感じます」

現時点ではオーディオの進化に満足しているオーナーだが、現在はさらなる進化も模索中だ。

「フロントスピーカーを3ウェイ化するとどうなるのかなと思っています。YouTubeにも3ウェイ化したユーザーの動画がいろいろとアップされているんですが、それらの動画を見て、レベルの高いオーディオの世界を勉強中です。いずれは愛車も3ウェイ化したいと思って現在はいろいろと予習中です」

高音質化へのオーナーの欲求はますます強くなる一方。システムアップの作戦を練るべくWebで情報を検索する日々が続いている。3ウェイ化へのシステムアップも遠くは無さそうだ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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