「注目カーオーディオ・ブランド」クローズアップ! 各社の実力と魅力を展望! 第9回“シンフォニ/クワトロリゴ”編 | Push on! Mycar-life

「注目カーオーディオ・ブランド」クローズアップ! 各社の実力と魅力を展望! 第9回“シンフォニ/クワトロリゴ”編

数々ある世界のカーオーディオブランドを1つ1つピックアップし、それぞれの実力と魅力を紹介している当特集。その第9回目となる当回では、イタリア発のハイグレードブランド、“シンフォニ/クワトロリゴ”にスポットを当てる。

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シンフォニ/クワトロリゴ・デシデリオ
  • シンフォニ/クワトロリゴ・デシデリオ
  • シンフォニ/クワトロリゴ・グランディオソ オーパス シリーズ
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数々ある世界のカーオーディオブランドを1つ1つピックアップし、それぞれの実力と魅力を紹介している当特集。その第9回目となる当回では、イタリア発のハイグレードブランド、“シンフォニ/クワトロリゴ”にスポットを当てる。

勢いのある欧州ブランドの1つ。スピーカーとパワーアンプの両方が人気!

“シンフォニ/クワトロリゴ”は、比較的に新し目のブランドだ。設立されたのは1997年、イタリア中部のマチェラタに本拠を置いている。

日本に紹介されてからの時間の経過も長くないので、愛用者の数は老舗欧米ブランドと比べればそこまで多くはないものの、特にここ数年、じわりじわりと存在感を高めつつある。その意味では勢いのあるブランドの1つと言っていい。

なお“シンフォニ/クワトロリゴ”は他の多くの欧州ブランドがそうであるように、特にHi-Fiユーザーからの人気が高い。そしてどちらかといえば、“ハイエンドブランド”というイメージを強く醸し出している。超高級モデルも擁しその性能が高い。ゆえにハイグレードモデルで強みを発揮するメーカーという印象が強いのだ。また製品展開は幅広くミドルグレードモデルまで持っているのだが、エントリー機はラインナップしていない。そんなところも、“高級ブランド”という印象を与える一因となっている。

また、スピーカーとパワーアンプの両方を手厚く製品展開させていることも特長だ。欧州のHi-Fiブランドの中には、そのどちらかに注力して製品開発しているメーカーも少なくないが、“シンフォニ/クワトロリゴ”は、スピーカーにもパワーアンプにもファンが付いている。

では、製品ラインナップを具体的に紹介していこう。まずはパワーアンプから。パワーアンプは2ラインを擁していて、『ラ プリマ シリーズ』が旗艦ラインとして君臨している。当シリーズに属するモデル数は計3機種。すべてが2chモデルで、AB級機が2モデル、A級機が1モデルある。

トップエンドモデル『デシデリオ』は、文字どおりの“超ド級”パワーアンプ!

なお、『ラ プリマ シリーズ』の各機には、それぞれ名称が与えられている。まずトップエンドモデルとして『デシデリオ』がある。そして当機の税抜価格はなんと、200万円(受注生産品)。性能的にも価格的にも破格のスーパーハイエンドモデルとなっている。そしてそれに続くのが『プロデジオ』で税抜価格は100万円(受注生産品)。当機も十二分に“スーパー”なパワーアンプだ。そしてもう1機種が『プレステジオ』。当機がシリーズ中唯一のA級駆動機で、税抜価格は60万円(受注生産品)。旗艦機と比べたら相当なプライスダウンが果たされているが、それでもまだまだ超高級機の範疇にある。もしも当機でフロント2ウェイをマルチ駆動させようと思えば2台を用いることとなり、その場合にはアンプだけで120万円という予算が必要となる。

そしてもう1つのパワーアンプラインとして、『テンポ シリーズ』が用意されている。こちらは一転して、現実的なプライス。どれもハイエンド機としては比較的に手が届きやすい価格設定となっている。なお、当ラインは2グレード展開だ。1つが『プレシジョン シリーズ』、もう1つが『ヘリテージ シリーズ』だ。シリーズ間での違いは駆動方式。前者はすべてA級動作機で後者はすべてがAB級動作機だ。そして前者には、出力違いで2ch機が2機ラインナップし、後者は2ch機が3モデル、4chモデルが1機種の計4モデル構成となっている。価格は『プレシジョンシリーズ』の上級機で18万円(税抜)、『ヘリテージ シリーズ』の2chの最上位機種で28万円(税抜)だ。

ところでこのように、“シンフォニ/クワトロリゴ”のパワーアンプはほとんどが“2chモデル”だ。しかもA級動作するモデルも多い。このあたりにも「音にこだわるブランド」という色彩が色濃く漂う。使い勝手の良さより音質性能が優先され各機が設計されている結果だろう。

スピーカーは4グレード展開。スーパーハイエンドグレードからミドル機まで手厚く用意!

続いては、スピーカーの製品構成を見ていこう。設定されているグレードは計4つあり、サブウーファーも2機種が用意されている。

上位機種から見ていこう。スピーカーのフラッグシップを張るのは『グランディオソ オーパス シリーズ』だ。当シリーズはツイーター、ミッドレンジ、ミッドウーファー、パッシブクロスオーバーネットワークがそれぞれ単品(ペア)で顔を揃える。ちなみにもしもパッシブレスで2ウェイを組もうとすると製品代だけで77万円(税抜)の予算が必要となる。パワーアンプの最上位機ほどではないものの、当シリーも“スーパー”なハイエンドシリーズとなっている。

で、これに続くのが、『テンポ シリーズ』だ。当シリーズもコンポーネントキットの用意はなく、ツイーター、ミッドレンジ(口径違いで2機種ある)、ミッドウーファー、パッシブクロスオーバーネットワークがそれぞれ単品(ペア)で用意されている。そして当シリーズのモデルでパッシブレスの2ウェイを組もうとするときの必要予算は28万円(税抜)。ハイエンド機としてスタンダードな価格帯に位置するシリーズとなっている。

そしてこれに続くのが『エロイコ シリーズ』だ。当シリーズは、ツイーター、ミッドウーファー、パッシブクロスオーバーネットワークがそれぞれ単品で用意されつつも、2ウェイキット(税抜価格:23万円)も設定されている。なおキットの価格は、すべてを単品で購入するよりリーズナブルだ。つまり、パッシブ付きが欲しい場合にはキットを、パッシブレスがほしい場合には単品購入すれば、それぞれお得に必要ユニットを手にできる。

スピーカーはもう1ライン、『アパッシオナート シリーズ』が名を連ねる。こちらも『エロイコ シリーズ』と同様に、ツイーター、ミッドウーファー、パッシブクロスオーバーネットワークが単品(ペア)で用意されていて、かつ2ウェイキットの設定もある。キットの価格は12万円(税抜)だ。

高品位なパワーアンプ、そしてスピーカーをお探しならば、“シンフォニ/クワトロリゴ”にもぜひぜひご注目を。そしてもしも当ブランドの製品の音に触れられる機会が得られたら、それを逃すことのなきように。サウンドを聴けば、良さを知れる。要チェック。

《太田祥三》

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