「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part3・メインユニット編 その5 2DIN機のトレンド解説 l | Push on! Mycar-life

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part3・メインユニット編 その5 2DIN機のトレンド解説 l

カーオーディオ愛好家の方々に向けて、製品選びの“勘どころ”をさまざま紹介している当コーナー。現在は「メインユニット」をテーマにお贈りしている。前回までは「1DINメインユニット」のトレンド解説をお届けしてきた。

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ケンウッド・DDX6190BT
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カーオーディオ愛好家の方々に向けて、製品選びの“勘どころ”をさまざま紹介している当コーナー。現在は「メインユニット」をテーマにお贈りしている。前回までは「1DINメインユニット」のトレンド解説をお届けしてきた。

それに引き続き今回からは、「2DINメインユニット」の現状分析を行っていく。

なお、「2DINメインユニット」を多彩に展開しているのは、“ケンウッド”と“カロッツェリア”、この2社だ。というわけで今回はまず、“ケンウッド”の「ディスプレイオーディオ」について分析していく。

その前に、「ディスプレイオーディオ」とは何なのかを簡単におさらいしておこう。これはつまりはその名のとおり、「フェイスパネルにモニターが搭載されているAVメインユニット」のことを指す。ちなみにこれが登場する以前は、「ナビは要らない」と考えた場合には、ナビと同時にモニターも失わざるを得なかったのだが、これが登場したことにより“非ナビユーザー”は、必ずしもモニターを失わなくてもすむようになった。結果、これを選べば、映像系ソースも楽しめるしリアカメラの映像も映し出せる。エンタメとドライブサポートの両面で利点を享受できるのだ。

ところで「ディスプレイオーディオ」は、初登場してから日が浅い。“ケンウッド”の場合は、初代モデルを登場させたのは2014年。まだ6年ほどしか経っていない。このように比較的に新しいジャンルの製品であるからか、仕様は年々変化してきた。ベストな仕様が探られているという部分もあるのだろう。“ケンウッド”の場合は、地デジチューナーが搭載され、さらには“Apple CarPlay”や“androidauto”に対応していた機種もあったのだが、それはなくなっている。つまり、機能の合理化が進められた格好だ。「価格が高くなりすぎないように」という配慮でもあると思われる。

しかしながらその一方で、基本的な機能はなかなかに高い。“ケンウッド”は現在2モデルを擁しているのだが、2機種とも96kHz/24bitのFLACデータの再生が可能だ。また両機とも“Bluetooth”にも対応しているのでスマホのワイヤレス接続も行える。さらには、“タイムアライメント”、“13バンドイコライザー”、“サブウーファー出力”も備えられていて、サウンドチューニング能力もそこそこに優秀だ。音にこだわりたい向きにも手応えあるモデルとなっている。

で、ラインナップされている2機種間での主な違いは、「モニターサイズ」だ。大きく見やすいモデルを選ぶか、モニターが多少小さくともよりリーズナブルなモデルを選ぶか、そこがチョイスの分かれ目となる。

今回はここまでとさせていただく。次回はカロッツェリア“の「ディスプレイオーディオ」についての分析を行う。お楽しみに。

《太田祥三》

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