カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! PORSCHE CAYENNE(オーナー:中溝一馬さん) by  custom&car Audio PARADA 前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! PORSCHE CAYENNE(オーナー:中溝一馬さん) by  custom&car Audio PARADA 前編

好み音を明確に持つオーナーの中溝さんがショップと二人三脚で作り上げたのがこのカイエン。サウンド面のこだわりに加えてデザインでも好みを見事に反映させた。デザインセンスの高さでも注目される福井県のcustom&car Audio PARADAがラゲッジを作り上げた。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! PORSCHE CAYENNE(オーナー:中溝一馬さん) by  custom&car Audio PARADA 前編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! PORSCHE CAYENNE(オーナー:中溝一馬さん) by  custom&car Audio PARADA 前編
  • 「自分が聴いていて楽しい音」を探し求めてオーディオのシステムアップを楽しんでいる中溝さんのカイエン。
  • ラゲッジには手前にブラックスのサブウーファー、奥にモスコニのパワーアンプをレイアウトするシンプルなスタイル。
  • 左右対称のデザイン、グレー系の落ち着いた生地を使った処理など、大人のムードを崩さないインストールもオーナーのお気に入り。
  • モスコニのZERO4を2台使うシステムデザイン。もともとオーナーはモスコニの音が好きでチョイスした。
  • フロア底の関係から一段かさ上げしたパネル面にパワーアンプをビルトインしたしたスタイルが独特なデザインとなった。
  • サブウーファーにはブラックスをチョイス。低域の締まりを引き出すための今回のリメイクの主役のひとつだ。
  • 前方を一段高めて2台のパワーアンプをビルトイン。しかも大型のモスコニZERO4を2台並べたスタイルはインパクト大だ。

好み音を明確に持つオーナーの中溝さんがショップと二人三脚で作り上げたのがこのカイエン。サウンド面のこだわりに加えてデザインでも好みを見事に反映させた。デザインセンスの高さでも注目される福井県のcustom&car Audio PARADAがラゲッジを作り上げた。

ラゲッジフロアに段差を付けて
パワーアンプとサブウーファーを設置

「自分が聴いていて楽しい音」を探し求めてオーディオのシステムアップを楽しんでいる中溝さんのカイエン。「自分が聴いていて楽しい音」を探し求めてオーディオのシステムアップを楽しんでいる中溝さんのカイエン。

「自分が聴いていて楽しい音」を探し求めてオーディオのシステムアップを楽しんでいる中溝さんのカイエン。

ラゲッジには手前にブラックスのサブウーファー、奥にモスコニのパワーアンプをレイアウトするシンプルなスタイル。ラゲッジには手前にブラックスのサブウーファー、奥にモスコニのパワーアンプをレイアウトするシンプルなスタイル。

ラゲッジには手前にブラックスのサブウーファー、奥にモスコニのパワーアンプをレイアウトするシンプルなスタイル。

左右対称のデザイン、グレー系の落ち着いた生地を使った処理など、大人のムードを崩さないインストールもオーナーのお気に入り。左右対称のデザイン、グレー系の落ち着いた生地を使った処理など、大人のムードを崩さないインストールもオーナーのお気に入り。

左右対称のデザイン、グレー系の落ち着いた生地を使った処理など、大人のムードを崩さないインストールもオーナーのお気に入り。

システムアップを続けて高音質かつ見せるデザインを完成させた中溝さんのカイエン。サウンド面でのオーナーの希望は「優しさのある音」「余韻を楽しめるサウンド」だ。そのため今回ラゲッジに追加したのはブラックスのサブウーファー。低域の締まりを引き出すためにもっとも効果的だと判断してのチョイスとなった。ラゲッジ前方にはこちらもオーナーお気に入りのユニットであるモスコニのパワーアンプが2台ビルトインされている。遊び心のあるユニットに心ひかれるというオーナーの好みを反映させたシステムデザインとなっている。

デザイン面では広いラゲッジの前方の一段かさ上げしたスペースにパワーアンプ×2台を横置きでビルトイン、そしてラゲッジ後方のフラットなスペースにサブウーファーをインストールするレイアウト。カイエンのラゲッジは見た目の広さとは裏腹にフロア底部のスペースがかなり限られている。そこでフロアパネルへの干渉を避けるために、このように前後で段差を付けた独特のレイアウトとなったのだった。グレー系のカラーリングのチョイスや抑えめな造形など、落ち着いたデザインもオーナーのお気に入り。大人のムードを醸し出すスマートなデザインでカイエンの上質さを損なうことの無いラゲッジに仕上がった。

2台のパワーアンプを横に並べて
レイアウトする処理も見どころ

モスコニのZERO4を2台使うシステムデザイン。もともとオーナーはモスコニの音が好きでチョイスした。モスコニのZERO4を2台使うシステムデザイン。もともとオーナーはモスコニの音が好きでチョイスした。

モスコニのZERO4を2台使うシステムデザイン。もともとオーナーはモスコニの音が好きでチョイスした。

フロア底の関係から一段かさ上げしたパネル面にパワーアンプをビルトインしたしたスタイルが独特なデザインとなった。フロア底の関係から一段かさ上げしたパネル面にパワーアンプをビルトインしたしたスタイルが独特なデザインとなった。

フロア底の関係から一段かさ上げしたパネル面にパワーアンプをビルトインしたしたスタイルが独特なデザインとなった。

サブウーファーにはブラックスをチョイス。低域の締まりを引き出すための今回のリメイクの主役のひとつだ。サブウーファーにはブラックスをチョイス。低域の締まりを引き出すための今回のリメイクの主役のひとつだ。

サブウーファーにはブラックスをチョイス。低域の締まりを引き出すための今回のリメイクの主役のひとつだ。

ラゲッジのインストールを見ていくこととしよう。前方の一段持ち上げたスペースにはモスコニのZERO4が2台インストールされている。そんな印象的なデザインを持つモスコニのパワーアンプを横に2台並べたスタイルもかなりインパクトが強い。アンプ周囲にフレームを使って美しくビルトインされたデザインはオーナーのお気に入りポイントのひとつになってる。

またアンプの周囲にはスリット処理を施したパネルを用いて変化を付けるのもパラダならではのデザイン手法。グレー系の同系色でまとめたデザインも落ち着きのある風情となった。車幅いっぱいに広がる2台のパワーアンプはラゲッジインストールの最大の見せ所となっている。

新設されたサブウーファーはラゲッジ後方にインストールされている。先にも紹介した通りフロア下のスペースはかなり狭小で、エンクロージャー容量を稼ぎ出すために変形のボックスを工夫して製作し埋め込み設置。さらにラゲッジフロアの鉄板補強も兼ねてがっちりとした防振処理を施すことでオーナーが望んだ締まりのある低音を再生している。パワーアンプ周囲のデザインと同様に、デザイン処理されたバッフル面を用いることでラゲッジの統一感を出しているのも見どころのひとつだろう。

見せる効果を引き出すための
デザイン処理を随所に投入する

前方を一段高めて2台のパワーアンプをビルトイン。しかも大型のモスコニZERO4を2台並べたスタイルはインパクト大だ。前方を一段高めて2台のパワーアンプをビルトイン。しかも大型のモスコニZERO4を2台並べたスタイルはインパクト大だ。

前方を一段高めて2台のパワーアンプをビルトイン。しかも大型のモスコニZERO4を2台並べたスタイルはインパクト大だ。

サブウーファーのバッフル面やパワーアンプまわりにはデザイン処理を施したパネルを用いるのも遊び心。サブウーファーのバッフル面やパワーアンプまわりにはデザイン処理を施したパネルを用いるのも遊び心。

サブウーファーのバッフル面やパワーアンプまわりにはデザイン処理を施したパネルを用いるのも遊び心。

プロテクションボードを設置すればちょっとした荷物を載せることも可能。前方のパワーアンプもしっかりカバードされる。プロテクションボードを設置すればちょっとした荷物を載せることも可能。前方のパワーアンプもしっかりカバードされる。

プロテクションボードを設置すればちょっとした荷物を載せることも可能。前方のパワーアンプもしっかりカバードされる。

ラゲッジのインストールには多くのこだわりポイントが見られる。そのひとつが立体感あるフロアデザインだ。パワーアンプを設置した前方部分を一段かさ上げしたキックアップスタイルを採用(先にも紹介した通りフロア底の狭小スペースをクリアするための作戦)。後方のラゲッジフロアとの段差を設けることで、リアゲートを開けたときにすべてのユニットをギャラリーに見せるという効果も生み出している。

さらにサブウーファー、パワーアンプの周辺にはスリット状の切り込みを入れたパネルを用いて処理するのもこのクルマの見どころ。フラットなパネル面とユニットというシンプルな構造ではなく、あえてパネル側に変化を付けることでユニットを引き立たせ、同時にラゲッジ全体の統一感を出しているのだ。

さらにサブウーファーを設置するラゲッジ後方には実用性を高めるプロテクションボードを設置。もちろんサブウーファーの振動板周辺には抜けを考慮した穴加工も施され、サウンド面への影響は最小限に抑えている。このボードの製作にはオーナー自身も手伝ったという思い入れのあるパーツでもある。

音質にこだわってレベルを上げ続けるカイエン。同時のデザイン性も好みの方向でアレンジしたラゲッジが見どころとなった。次回の後編ではコクピットまわりの作り込みをチェックしていくこととしよう。

《土田康弘》

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