カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA CROWN(オーナー・清水達哉さん) by サウンドステーション ジパング 後編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA CROWN(オーナー・清水達哉さん) by サウンドステーション ジパング 後編

クラウンに高音質化と年式に合わせたカスタムデザインをオーダーしたオーナーの清水さん。鳥取県のサウンドステーション ジパングが作ったコクピットまわりのカスタムにも細かな部分までこだわり満載。純正を尊重した上質な処理も見どころだ。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA CROWN(オーナー・清水達哉さん) by サウンドステーション ジパング 後編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! TOYOTA CROWN(オーナー・清水達哉さん) by サウンドステーション ジパング 後編
  • クルマの雰囲気に合わせたカスタムをテーマにした17クラウン。当時あったであろうをカスタム手法を取り入れたのが見どころ。
  • ドアのDLSはアウターバッフルで取り付けられる。大きく張り出すことのないフラットなデザインと同系色でまとめた処理がスマート。
  • 純正のドア内張りとの融合を考えたシンプルなデザイン。ブラウン系の人工スエードを使った処理など、落ち着いた雰囲気を出す。
  • 滑らかな曲線でDLSのトゥイーターをビルトインしているAピラー。音響的な面はもちろん視覚的にも効果大な取り付けだ。
  • ピラーの上部には写真のようにロゴの処理が施される。オーディオカーであることをさりげなくアピールするポイントのひとつ。
  • 存在感のあるDLSのトゥイーター。印象的なグリルデザインでAピラーのデザインを決定付けている。
  • コクピットは純正のウッド使い+ブラウン系のパネルを踏襲して各部がカスタムされているので違和感はまったくなし。

クラウンに高音質化と年式に合わせたカスタムデザインをオーダーしたオーナーの清水さん。鳥取県のサウンドステーション ジパングが作ったコクピットまわりのカスタムにも細かな部分までこだわり満載。純正を尊重した上質な処理も見どころだ。

コクピットの雰囲気を踏襲して
スマートなアウターバッフルを製作

クルマの雰囲気に合わせたカスタムをテーマにした17クラウン。当時あったであろうをカスタム手法を取り入れたのが見どころ。クルマの雰囲気に合わせたカスタムをテーマにした17クラウン。当時あったであろうをカスタム手法を取り入れたのが見どころ。

クルマの雰囲気に合わせたカスタムをテーマにした17クラウン。当時あったであろうをカスタム手法を取り入れたのが見どころ。

ドアのDLSはアウターバッフルで取り付けられる。大きく張り出すことのないフラットなデザインと同系色でまとめた処理がスマート。ドアのDLSはアウターバッフルで取り付けられる。大きく張り出すことのないフラットなデザインと同系色でまとめた処理がスマート。

ドアのDLSはアウターバッフルで取り付けられる。大きく張り出すことのないフラットなデザインと同系色でまとめた処理がスマート。

純正のドア内張りとの融合を考えたシンプルなデザイン。ブラウン系の人工スエードを使った処理など、落ち着いた雰囲気を出す。純正のドア内張りとの融合を考えたシンプルなデザイン。ブラウン系の人工スエードを使った処理など、落ち着いた雰囲気を出す。

純正のドア内張りとの融合を考えたシンプルなデザイン。ブラウン系の人工スエードを使った処理など、落ち着いた雰囲気を出す。

クルマが現役だった当時の雰囲気に合わせたカスタム処理がテーマになったこのクラウン。前回、紹介したリアトレーを使ったカスタムはその最たるポイントだった。今回はコクピット側のカスタムを中心に見ていくこととしよう。

作り込みはいずれも上質かつ上品。派手なカスタムを施すことは無く、大人のムードを醸し出すインストールが施されている。中でも注目したのはドアのインストール。ユニットにはDLSのRC6.2をチョイスし、ミッドバスをアウターバッフルで取り付ける。バッフルの作りは純正のドア形状を損なわないデザインなのも見どころ。広いバッフル面を作り、ここにはドア内張りと同系色のブラウンの人工スエードを使って処理。周囲を縁取り処理するデザインも、純正ドアのデザインをうまく踏襲している。いずれもブラウン系でフィニッシュすることでインテリアとの融合も図っている。

ロゴのアクセントを加えた
Aピラーのカスタム処理も見どころ

滑らかな曲線でDLSのツイーターをビルトインしているAピラー。音響的な面はもちろん視覚的にも効果大な取り付けだ。滑らかな曲線でDLSのトゥイーターをビルトインしているAピラー。音響的な面はもちろん視覚的にも効果大な取り付けだ。

滑らかな曲線でDLSのツイーターをビルトインしているAピラー。音響的な面はもちろん視覚的にも効果大な取り付けだ。

ピラーの上部には写真のようにロゴの処理が施される。オーディオカーであることをさりげなくアピールするポイントのひとつ。ピラーの上部には写真のようにロゴの処理が施される。オーディオカーであることをさりげなくアピールするポイントのひとつ。

ピラーの上部には写真のようにロゴの処理が施される。オーディオカーであることをさりげなくアピールするポイントのひとつ。

存在感のあるDLSのツイーター。印象的なグリルデザインでAピラーのデザインを決定付けている。存在感のあるDLSのトゥイーター。印象的なグリルデザインでAピラーのデザインを決定付けている。

存在感のあるDLSのツイーター。印象的なグリルデザインでAピラーのデザインを決定付けている。

コクピットのもうひとつのカスタムポイントがAピラー。DLSのツイーターがインストールされているピラーは、ドアのアウターバッフル同様インテリアと同系色のブラウン系の人工スエードを使って張り替え処理される。ショップ名のロゴ処理が施されるワンポイントも加えて、インテリアの中でしっかりと存在感を放っている。

さらに、ツイーターをビルトインした周辺にはしっかりと角度付けの処理が施され、指向特性を考えた計画的なインストールが実施されている。ツイーターまわりの処理は大きくピラー形状を損なわない最小限のサイズでスマートなピラーデザインとしているのも魅力的。サウンド面、デザイン面で上質な仕上がりとしたAピラーへのツイーター取り付けが完成した。

DLSのツイーターの存在感あるグリルデザインもあって、ピラーが主張するデザインとしている点も狙い通り。同ユニットの持つシルクドームのツイーターで滑から心地良い高域サウンドを響かせることが見た目からも想像できる美しい取り付けとなった。

派手さを抑えて純正の溶け込む
カスタムデザインを各部に徹底

コクピットは純正のウッド使い+ブラウン系のパネルを踏襲して各部がカスタムされているので違和感はまったくなし。コクピットは純正のウッド使い+ブラウン系のパネルを踏襲して各部がカスタムされているので違和感はまったくなし。

コクピットは純正のウッド使い+ブラウン系のパネルを踏襲して各部がカスタムされているので違和感はまったくなし。

リアシートのトランクスルーから振動板をのぞかせるDLSのサブウーファー。サウンド面の厚みと低域バランスも絶好に引き出す。リアシートのトランクスルーから振動板をのぞかせるDLSのサブウーファー。サウンド面の厚みと低域バランスも絶好に引き出す。

リアシートのトランクスルーから振動板をのぞかせるDLSのサブウーファー。サウンド面の厚みと低域バランスも絶好に引き出す。

ヘッドユニットにはサイバーナビXシリーズをチョイス。センタークラスター下部にスマートにビルトインする。ヘッドユニットにはサイバーナビXシリーズをチョイス。センタークラスター下部にスマートにビルトインする。

ヘッドユニットにはサイバーナビXシリーズをチョイス。センタークラスター下部にスマートにビルトインする。

ブラウン系、ウッド使いをメインにしたキャビンの純正デザイン。ここに違和感なく溶け込むようにデザインされたフロントスピーカーのインストールスタイル。ドアのアウターバッフルやAピラーはカラーリングやデザインを含めてスマートにインテリアに溶け込んでいるのが印象的だ。さらにキャビン後方にはトランクスルーからDLSのサブウーファーであるRCW10の振動板が顔をのぞかせる。ここにもインテリアに合わせた周辺処理を加え、サウンドのみならずデザインでも上質さをキープしている。

センタークラスター下部には加工を加えてカロッツェリアのサイバーナビXシリーズ(AVIS-CZ902XS)をビルトインする。最新の高音質ナビを当時のデザインのままダッシュにビルトインし、最新の使い勝手&高音質、そして違和感ないインテリアデザインを両立させた点もこのクルマのコンセプト通りだろう。

年式を意識して、新しすぎないデザインセンスをあえて投入したクラウン。リアトレーの作りからコクピットまで、統一感満点の美しいインストールが施された。高音質であることはもちろんだが、オーナーならではの狙いとアイデアの込められたカスタムからは大人の余裕が感じられる。派手さだけがカスタムインストールでは無いことを教えてくれる一台となった。

《土田康弘》

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