カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! BMW i3(オーナー・橋本信義さん) by  LEROY(ルロワ) | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! BMW i3(オーナー・橋本信義さん) by  LEROY(ルロワ)

フォーカルサウンドをこよなく愛するオーナーの橋本さんが作り上げたBMW i3。まずはラゲッジの個性的な作りに着目した。インストールを手がけた愛知県のLEROY(ルロワ)が限られたスペースにユニットを詰め込み、なおかつ脱着式のボックスを完成させた。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  BMW i3(オーナー・橋本信義さん) by  LEROY(ルロワ)
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  BMW i3(オーナー・橋本信義さん) by  LEROY(ルロワ)
  • BMW i3という難易度の高いベース車を使って徹底した高音質マシンを作り上げた。アイデア満載のラゲッジも見どころのひとつだ。
  • ラゲッジの幅、前後長にピタリと合わせたラックを組んだ。天板はトノカバーをすればピタリと隠れるサイズに計算されている。
  • 右サイドにはサブウーファー、左サイドにはパワーアンプをインストールする機能的かつデザイン性に富んだボックス。
  • 天板には埋め込まれているのはフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQ。ブラウンの生地で周囲を彩るのアクセントが効果的。
  • ボックスの後面にもフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQをビルトイン。リアゲートを開けた際のアピール度も満点だ。
  • 右サイドにはフォーカルのサブウーファー・ユートピアSUB10WMをインストール。ボックスはそのままエンクロージャーになっている。
  • 左右のボックスは分割して設計されている。このように右サイドのボックスを簡単に脱着することができる、

フォーカルサウンドをこよなく愛するオーナーの橋本さんが作り上げたBMW i3。まずはラゲッジの個性的な作りに着目した。インストールを手がけた愛知県のLEROY(ルロワ)が限られたスペースにユニットを詰め込み、なおかつ脱着式のボックスを完成させた。

コンパクトにまとめた
ラゲッジのオーディオラックに注目

BMW i3という難易度の高いベース車を使って徹底した高音質マシンを作り上げた。アイデア満載のラゲッジも見どころのひとつだ。BMW i3という難易度の高いベース車を使って徹底した高音質マシンを作り上げた。アイデア満載のラゲッジも見どころのひとつだ。

BMW i3という難易度の高いベース車を使って徹底した高音質マシンを作り上げた。アイデア満載のラゲッジも見どころのひとつだ。

ラゲッジの幅、前後長にピタリと合わせたラックを組んだ。天板はトノカバーをすればピタリと隠れるサイズに計算されている。ラゲッジの幅、前後長にピタリと合わせたラックを組んだ。天板はトノカバーをすればピタリと隠れるサイズに計算されている。

ラゲッジの幅、前後長にピタリと合わせたラックを組んだ。天板はトノカバーをすればピタリと隠れるサイズに計算されている。

右サイドにはサブウーファー、左サイドにはパワーアンプをインストールする機能的かつデザイン性に富んだボックス。右サイドにはサブウーファー、左サイドにはパワーアンプをインストールする機能的かつデザイン性に富んだボックス。

右サイドにはサブウーファー、左サイドにはパワーアンプをインストールする機能的かつデザイン性に富んだボックス。

これまでも多くのオーディオユニットを経験してきたベテランユーザーである橋本さん。そんなオーナーが新しく手に入れたBMW i3という個性的なモデルを徹底的に自分仕様にカスタムしたのがこのクルマだ。

真っ先に注目したのはラゲッジルームのカスタム処理だ。ラゲッジのトノカバーの下に2台のパワーアンプ、サブウーファー&エンクロージャーなどをコンパクトにインストール。スペースを有効活用したオーディオラックのデザインがまずは見どころとなった。

個性的なデザインと機能性を兼ね備えた左右分割形状のボックスを組み、左サイドには2台のパワーアンプ、右サイドにはサブウーファーを組み込むというデザイン。グレー系のカーペット素材をベースに用い、ブラウン系の人工スエードを使ったワンポイントをあしらったデザイン処理は、このクルマの内装に貫かれるカラーコーディネートとなった。純正に溶け込みつつ、しっかりカーオーディオの存在感を主張しているところもオーナーの狙い通りの仕上がりとなった。

パワーアンプに加えサブウーファーや
プロセッサーをオーディオラックにビルトイン

天板には埋め込まれているのはフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQ。ブラウンの生地で周囲を彩るのアクセントが効果的。天板には埋め込まれているのはフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQ。ブラウンの生地で周囲を彩るのアクセントが効果的。

天板には埋め込まれているのはフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQ。ブラウンの生地で周囲を彩るのアクセントが効果的。

ボックスの後面にもフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQをビルトイン。リアゲートを開けた際のアピール度も満点だ。ボックスの後面にもフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQをビルトイン。リアゲートを開けた際のアピール度も満点だ。

ボックスの後面にもフォーカルのパワーアンプ・FPX4.400SQをビルトイン。リアゲートを開けた際のアピール度も満点だ。

右サイドにはフォーカルのサブウーファー・ユートピアSUB10WMをインストール。ボックスはそのままエンクロージャーになっている。右サイドにはフォーカルのサブウーファー・ユートピアSUB10WMをインストール。ボックスはそのままエンクロージャーになっている。

右サイドにはフォーカルのサブウーファー・ユートピアSUB10WMをインストール。ボックスはそのままエンクロージャーになっている。

ラゲッジの内壁にぴったりと沿うようにインストールされているオーディオラック。純正のウォール面とも一体感を感じさせる作りもこのクルマならではのインストールだ。

ブラウンのパネル面を設けてインストールされるパワーアンプはフォーカルのFPX4.400SQ×2台だ。オーディオラックの後方と上面にそれぞれビルトインされ、シンプルなインストールスタイルながらラゲッジデザインのアイキャッチになっている。

さらにオーディオラックの右サイドにインストールされているのはフォーカル・ユートピアのサブウーファーであるSUB10WMだ。こちらもバッフル面にブラウンの人工スエードを使うことでデザインの統一感を表現。ユートピアMの備えるマーブル調の振動板や周囲のグレー系のカーペット素材とも相まって、純正ラゲッジにスマートに溶け込むデザインとしたのも見どころ。

さらにパワーアンプがインストールされている左のボックスの内部にはヘリックスのDSP-PRO MKIIをビルトイン。フロント3ウェイ+サブウーファーのシステムをデジタルコントロールしている。見せるユニットはしっかり見せて、隠すユニットは完全にヒドゥンする、そんなメリハリの利いたデザインもこのクルマの魅力だ。

左右分割式のボックスにより
脱着可能なエンクロージャーを設置

左右のボックスは分割して設計されている。このように右サイドのボックスを簡単に脱着することができる、左右のボックスは分割して設計されている。このように右サイドのボックスを簡単に脱着することができる、

左右のボックスは分割して設計されている。このように右サイドのボックスを簡単に脱着することができる。

ボックスをセットした状態。リアシートに合わせて設計され、ムダのない作りになっているのも見て取れる。ボックスをセットした状態。リアシートに合わせて設計され、ムダのない作りになっているのも見て取れる。

ボックスをセットした状態。リアシートに合わせて設計され、ムダのない作りになっているのも見て取れる。

ボックスとラゲッジのウォールには脱着を想定してわずかな隙間を設けているが、グレー系の素材合わせもあり一体感を演出する。ボックスとラゲッジのウォールには脱着を想定してわずかな隙間を設けているが、グレー系の素材合わせもあり一体感を演出する。

ボックスとラゲッジのウォールには脱着を想定してわずかな隙間を設けているが、グレー系の素材合わせもあり一体感を演出する。

ここまで紹介してきたラゲッジのオーディオラックには他にはない大きな特徴がある。それは左右分割タイプであること、そして右サイドのボックスが脱着可能なことだ。オーナーのラゲッジ作り込みのリクエストは“奥さまの買い物でラゲッジを使用する際には長尺物も積み込めるラゲッジを確保したい”と言うことだった。

そこで通常はラゲッジいっぱいにオーディオラックをセットしているが、いざとなれば右サイドのボックス(サブウーファーをビルトイン)を脱着できる仕組み。配線類はカプラーを使って簡単に脱着できるので、必要なときだけボックスを取り外して、買い物が済めばまた元通りにセットすることも可能だ。サウンドクオリティを犠牲にすることなく実用面をしっかりと確保するのもベテランオーナーならではのクルマ作りと言えるだろう。

デザインセンスの高さと機能性に富んだラゲッジインストールを完成させたBMW i3。次回の後編では、独特な純正内装を持つ同車を巧みにカスタムし、純正っぽく仕上げたフロントまわりを紹介していくこととしよう。

《土田康弘》

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