カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! LEXUS LS500h(オーナー・太田浩史さん) by レジェーラ 前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! LEXUS LS500h(オーナー・太田浩史さん) by レジェーラ 前編

レクサスLS500hのトランクルームを極力スポイルせずに、純正のような作りでオーディオをインストールしたかったオーナー。製作ショップである静岡県のレジェーラでは二階建て構造のボックスを作ることで大量のユニット群をインストールすることに成功した。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  LEXUS LS500h(オーナー・太田浩史さん) by レジェーラ 前編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!!  LEXUS LS500h(オーナー・太田浩史さん) by レジェーラ 前編
  • トランクルームの奥に設置されているのがアンプラック&エンクロージャーだ。シンプルな作りでオーディオユニットを感じさせない。
  • 上部の隙間からのぞき込むとコンフィデンスIIIのサブウーファーが見える。真上にあるリアトレーへ音を伝える構造になっている。
  • 下段のカバーを外すとフロアに設置された頑丈なアンプラックが見える。大量のユニット類を支える支柱になるフレームでもある。
  • アンプに用いるのはビーウィズのP-1サンライズ。同デザインの安定化電源を加えて8台のユニットが並ぶ姿は壮観だ。
  • ビーウィズの音に惚れ込んだオーナーはパワーアンプ、プロセッサーを含めてオールビーウィズでシステムをまとめる。
  • アンプラックもよく見ると二段構造になっている。下段にはビーウィズのプロセッサーであるA6 PROを2台インストールしている。
  • エンクロージャーを引き出して振動板を見るとコンフィデンスIIIのユニットが見える。

レクサスLS500hのトランクルームを極力スポイルせずに、純正のような作りでオーディオをインストールしたかったオーナー。製作ショップである静岡県のレジェーラでは二階建て構造のボックスを作ることで大量のユニット群をインストールすることに成功した。


◆スペースが限られているトランクに
二階建て構造の特殊なボックスを設置

トランクルームの奥に設置されているのがアンプラック&エンクロージャーだ。シンプルな作りでオーディオユニットを感じさせない。トランクルームの奥に設置されているのがアンプラック&エンクロージャーだ。シンプルな作りでオーディオユニットを感じさせない。

「トランクルームの奥に設置されているのがアンプラック&エンクロージャーだ。シンプルな作りでオーディオユニットを感じさせない。」

上部の隙間からのぞき込むとコンフィデンスIIIのサブウーファーが見える。真上にあるリアトレーへ音を伝える構造になっている。上部の隙間からのぞき込むとコンフィデンスIIIのサブウーファーが見える。真上にあるリアトレーへ音を伝える構造になっている。

「上部の隙間からのぞき込むとコンフィデンスIIIのサブウーファーが見える。真上にあるリアトレーへ音を伝える構造になっている。」

下段のカバーを外すとフロアに設置された頑丈なアンプラックが見える。大量のユニット類を支える支柱になるフレームでもある。下段のカバーを外すとフロアに設置された頑丈なアンプラックが見える。大量のユニット類を支える支柱になるフレームでもある。

「下段のカバーを外すとフロアに設置された頑丈なアンプラックが見える。大量のユニット類を支える支柱になるフレームでもある。」

以前乗っていたプリウスでビーウィズのコンフィデンス・サンライズを装着して、すっかりコンフィデンスの音に魅了されたオーナーの太田さん。クルマをレクサスLS500hへと乗り換えたのを機会に、システム全体を見直しフルビーウィズのシステムを構築した。

イントール面で特に苦労したのはトランクへのインストールだった。ハイブリッド車であるLS500hはラゲッジの床下スペースにさまざまなユニットが埋め込まれているため、インストールに利用できるスペースがほとんど無い。しかしトランク内はあくまでも純正ぽく仕上げたいというオーナーの思いが強かったことから、ショップスタッフと相談の上決めたのがこのスタイルだった。

トランクルームの前方に作り付けたボックスは、フロア上にアンプラックを設置し、さらにその上部にサブウーファーのエンクロージャーを載せるという二階建ての独特の形状を採用している。純正トランク内と同様のグレーのカーペットで仕上げ、形状的にも派手さを抑えたデザインとすることでトランク内で主張することなく純正ライクな仕上がりとなったのもオーナーのお気に入り。こうして「純正に近い形ですべてのユニットを収めたい」というオーナーの思いはスマートに完成した。

◆下段のボックスはアンプラックとなり
大量のアンプとプロセッサーをビルトイン

アンプに用いるのはビーウィズのP-1サンライズ。同デザインの安定化電源を加えて8台のユニットが並ぶ姿は壮観だ。アンプに用いるのはビーウィズのP-1サンライズ。同デザインの安定化電源を加えて8台のユニットが並ぶ姿は壮観だ。

「アンプに用いるのはビーウィズのP-1サンライズ。同デザインの安定化電源を加えて8台のユニットが並ぶ姿は壮観だ。」

ビーウィズの音に惚れ込んだオーナーはパワーアンプ、プロセッサーを含めてオールビーウィズでシステムをまとめる。ビーウィズの音に惚れ込んだオーナーはパワーアンプ、プロセッサーを含めてオールビーウィズでシステムをまとめる。

「ビーウィズの音に惚れ込んだオーナーはパワーアンプ、プロセッサーを含めてオールビーウィズでシステムをまとめる。」

アンプラックもよく見ると二段構造になっている。下段にはビーウィズのプロセッサーであるA6 PROを2台インストールしている。アンプラックもよく見ると二段構造になっている。下段にはビーウィズのプロセッサーであるA6 PROを2台インストールしている。

「アンプラックもよく見ると二段構造になっている。下段にはビーウィズのプロセッサーであるA6 PROを2台インストールしている。」

トランク内のボックスを開けてみると内部には大量のユニットが入っていることがわかる。2階建ての構造になっているボックスは分割して脱着可能だ。上段のエンクロージャーを外すと下段のアンプラックのカバーを外すことができる。すると中にはP1サンライズのパワーアンプとA-50Aの安定化電源をズラリと並べたアンプラックが現れる。カバーで隠してしまうのが惜しいほどの壮観なスタイルのアンプラックはデザイン的にも見事。

同一デザインの8台のユニットを並べるアンプラック上部のデザインは厚みを出さずに大量のアンプをインストールできる最適なレイアウトでもある。これもオーナーの望んだ大量のユニットをコンパクトに収めるというスタイルにも合致する。スペース効率を最大限引き出したインストールスタイルである点も美しい。

さらによく見るとアンプラックは二重構造になっている。先に紹介したパワーアンプ+安定化電源は上段に、さらに下段にはステートA6 PROが2台インストールされている。左右独立でプロセッサーを備える充実のシステムデザインとしつつ、コンパクトなアンプラック内にそのすべてのユニットを納めているのも見どころ。大量のユニットをコンパクトに収めた凝縮インストールからは工夫の跡が見られる。

◆リアトレーに向けて振動板を設置
薄型エンクロージャーで省スペース化

エンクロージャーを引き出して振動板を見るとコンフィデンスIIIのユニットが見える。エンクロージャーを引き出して振動板を見るとコンフィデンスIIIのユニットが見える。

「エンクロージャーを引き出して振動板を見るとコンフィデンスIIIのユニットが見える。」

エンクロージャーはトランク上面ギリギリのサイズで設計されている。普段は振動板は奥に隠れていて見ることはできない。エンクロージャーはトランク上面ギリギリのサイズで設計されている。普段は振動板は奥に隠れていて見ることはできない。

「エンクロージャーはトランク上面ギリギリのサイズで設計されている。普段は振動板は奥に隠れていて見ることはできない。」

リアトレーのグリルを介してトランクルーム内のサブウーファーの低音を車室内に導入する構造。サウンド面も考慮した作りだ。リアトレーのグリルを介してトランクルーム内のサブウーファーの低音を車室内に導入する構造。サウンド面も考慮した作りだ。

「リアトレーのグリルを介してトランクルーム内のサブウーファーの低音を車室内に導入する構造。サウンド面も考慮した作りだ。」

アンプラックのカバーを被せて、その上に設置されているのがサブウーファーのエンクロージャーだ。コンフィデンスIIIのユニットを用いたエンクロージャーは薄型デザインで設計され、トランクルームの前方ウォールにフィットするようなデザインとする。下段のアンプラックはフロアに沿うようにやや広めのデザインで、その上にエンクロージャーを設置し、ちょうどL型のボックス形状にデザインしているのも個性的。エンクロージャーは脱着可能としているためメンテナンス性もしっかり確保している。

サブウーファーの振動板は上向きにセットされ、リアトレーを介して車室内に質の高い低音を導入することも狙っている。普段はトランクルームの奥に設置され、振動板はほとんど見ることはできないが、サウンド面で有利なスタイルを貫いたインストールスタイルだ。

省スペースに大量のユニットを収め、サウンド面に妥協することないインストールを完成させた太田さんのLS500h。印象的なトランク内のデザインには他では見られない工夫満載。次回は音にこだわるフロントステージの作り込みを見ていくこととしよう。

《土田康弘》

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