予算10万円以内でカーオーディオを満喫!? 具体的プランをシミュレート! Part3「お手軽低音強化作戦」 | Push on! Mycar-life

予算10万円以内でカーオーディオを満喫!? 具体的プランをシミュレート! Part3「お手軽低音強化作戦」

“良い音”を獲得するための“カーオーディオ・スタート・プラン”を、“予算10万円”というシバリの中でシミュレートしている当週刊特集。今回はその第3回目として「お手軽低音強化作戦」を紹介していく。

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ロックフォード・フォズゲート PS-8
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  • ロックフォード・フォズゲート JPS-100-8
  • ヴァイブオーディオ BLACKAIR6C-V6B
  • ミューディメンション BlackBox i8
  • フラックス FS260
“良い音”を獲得するための“カーオーディオ・スタート・プラン”を、“予算10万円”というシバリの中でシミュレートしている当週刊特集。今回はその第3回目として「お手軽低音強化作戦」を紹介していく。

クルマの中は実は、低音が不足しがち!?


カーオーディオの音を良くしようと考えたとき、“低音を増強する”というアプローチもまた、スタンダードな作戦の1つとなっている。

さて、これがなぜに音を良くするための効果的な手段になり得るのかというと…。

その理由は至ってシンプルだ。ズバリ、「カーオーディオでは低音が不足しがちだから」である。実は車室内では、低音がしっかりと再生できていなかったり、低音が聴き取りにくかったりしている。そこに低音再生専用ユニットを導入することで、状況を一気に好転させられる、というわけなのだ

低音が不足しがちになる要因は主に2つある。1つは、「ドアに装着できるスピーカーでは口径サイズが不足していて十分な低音再生が難しいから」だ。

スピーカーは、口径が小さくなるほど高音再生が得意になるが、逆に低音再生は苦手になっていく。で、ドアに取り付けられるスピーカーの大きさには限りがあり(一般的には16cmから17cmクラスが最大サイズ)、実を言うとこの大きさでは、重低音のスムーズな再生は難しいのだ。スピーカーの性能差やドア内部に施す“デッドニング”のやり方でも状況は変わってくるが、100Hzあたりよりも低い帯域の音を再生するには限界がある、というのが実情なのだ。

そして低音が不足しがちになる2つ目の要因は、「ロードノイズが音楽の低音成分をマスキングするから」だ。クルマが走行すると、タイヤが路面を叩きロードノイズが発生する。このロードノイズは主に低周波で構成されていて、それが音楽に覆い被さり低音が聴こえにくくなる、という現象も起きている。

不足しがちな低音を増強しようと思ったら、“サブウーファー”の導入がもっとも有効!


それらへの対処法はいくつか考えられるのだが、もっとも有効な方法は言うまでもなく、「サブウーファーを追加すること」である。重低音再生のスペシャリストを動員すれば、再生できていなかった帯域の音を再生できるようになり、マスキングされていた低音の補強も行える。音の変化量は、フロントスピーカーを交換したときよりも大きく感じられることも多い。聴こえていなかった音が聴こえるようになるのだから、それもそのはずだ。

ただし、サブウーファーを鳴らすためには、それを駆動させるパワーアンプが必要となる。低音を再生するためにはドアに装着するスピーカーよりも大きな口径のスピーカーを使わなくてはならないわけで、そうなるとメインユニットに内蔵されているパワーアンプでは役不足だ。そしてスピーカーユニットだけでは音を出せない。そこそこの大きな箱(エンクロージャー)も用意しなくてはならない。サブウーファーを導入するというのは実は、ハードルはそれほど低くはない。

しかし、比較的に簡単に導入できるサブウーファーがある。その名は「パワードサブウーファー」だ。「パワードサブウーファー」とは、“サブウーファーユニット”、“ボックス”、“パワーアンプ”が一体化している製品だ。オールインワンで“低音増強”を完結できる。しかも薄型である場合が多く、そういったものを選べばインストールスペースも最少ですむ。

というわけで今回は、この「パワードサブウーファー」を用いるプランを、具体的な製品名を挙げながら紹介していこうと思う。もちろん、予算は「10万円以下だ(取付工賃は除く)。

プランの提案は、数々の海外カーオーディオブランドの製品をディストリビュートしている「イース・コーポレーション」にお願いした。今回も、同社の多彩な取り扱い製品の中から、お薦めアイテムで3つのプランを考案してもらった。

さて、それぞれの狙いや利点とは…。

★01 「“低音強化”徹底プラン」
【ターゲット】
●パワードサブウーファー『ロックフォード・フォズゲート PS-8』(税抜価格:6万5000円)
☆合計金額:6万5000円
ロックフォード・フォズゲート PS-8

まずは、“低音強化”だけに専念するプランから紹介していこう。当プランでは新規に用意するのは「パワードサブウーファー」のみ。そうすることで予算を切り詰めつつ、しかしながらできる限りの上級モデルをチョイスして、“質”の高い低音を手に入れようとする作戦となっている。

選ばれたユニットは、アメリカンカーオーディオブランドの雄、“ロックフォード・フォズゲート”の『PS-8』だ。

「パワードサブウーファー」と言うと5万円以下の製品も多くあるが、当機の税抜価格は6万5000円。そこそこに高額だ。ゆえに、価格に比例して性能も高い。

どのように高性能なのかというと、ポイントは2つある。1つ目は「パワー」。搭載されているパワーアンプの出力が大きめなので、比較的に余裕を持って低音を鳴らせる。余裕はすなわち“質の良さ”ももたらす。そしてもう1つのポイントは、「ボディが屈強であること」。「パワードサブウーファー」にとって、ここは非常に重要なポイントとなる。もしもボディの剛性が低いと、低音を鳴らしたときに自らのボディがビビってしまう。そうなるとむしろ「パワードサブウーファー」が“異音の発生源”ともなりかねない。これでは意味がない。

その点当機は、パワーもボディの屈強さも十二分。満足度の高い低音が得られることは間違いない。“低音の質”にこだわるならば、当プランの検討をぜひに。おすすめ度は高い。

★02 「“低音強化” & “スピーカー交換”両取りプラン」
【ターゲット】
●パワードサブウーファー『ロックフォード・フォズゲート JPS-100-8』(税抜価格:4万5000円)
●スピーカー『ヴァイブオーディオ BLACKAIR6C-V6B』(税抜価格:3万6000円
☆合計金額:8万1000円
ロックフォード・フォズゲート JPS-100-8
ヴァイブオーディオ BLACKAIR6C-V6B

続いては、“低音強化”と“フロントスピーカー交換”の両方を同時に行おうとするプランを紹介する。

チョイスされた「パワードサブウーファー」は“ロックフォード・フォズゲート”の人気モデル、『JPS-100-8』だ。先に紹介した『PS-8』と比べてぐっとリーズナブルであるが、当機の性能も確かなので、その点は心配無用だ。というのも当機は、「イース・コーポレーション」が毎年年末に発表している同社製品の実売ランキング『CAOTY(カーオーディオオブザイヤー)』の『パワードサブウーファー部門』で、なんと6年連続で第1位を獲得している。その性能に不足があれば、長い期間売れ続けることは不可能だ。当機の実力は市場が証明してくれている、というわけなのだ。

そして同時にフロントスピーカーもグレードアップさせて、サウンド全体のクオリティを上げようとするのが、当プランの特長だ。フロントスピーカーにもこのくらいの予算を割ければ、なかなかに満足度の高いスピーカーをゲットできる。

さて、ここでチョイスされたのは、“ヴァイブオーディオ”の『BLACKAIR6C-V6B(ブラックエア シリーズ)』だ。

ちなみに「イース・コーポレーション」は、約30社にもおよぶ海外カーオーディオブランドの製品を正規輸入しているので、この価格帯のスピーカーも当然ながら、相当に数多く取り揃えている。おすすめモデルは枚挙にいとまがなく、パワードサブウーファーと同じく“ロックフォード”を選ぶという手も、本来ならばおすすめ度が高い。

しかし今回はなぜに“ヴァイブオーディオ”が選ばれたのかというと、ポイントはコスパの高さだ。当ブランドは全体的に価格がリーズナブルで、しかも各製品が価格に対して高性能。ここで挙げられている『BLACKAIR6C-V6B』もしかりだ。メリハリのあるシャープでクリアなサウンドが楽しめる。この機会に、英国発の「ヴァイブオーディオ」というブランドがあるということも、ぜひとも覚えておいていただきたい。

「パワードサブウーファー」を導入するならば併せてフロントスピーカーまでも導入すると、相乗効果が発揮され、それぞれの良さがさらに引き立つ。効果的にサウンド全体の底上げを図りたいと考えるなら、当プランをご検討あれ。

★03 「本格システム構築プラン」
【ターゲット】
●パワードサブウーファー『ミューディメンション BlackBox i8』(税抜価格:4万8000円)
●スピーカー『フラックス FS260』(税抜価格:4万5000円
☆合計金額:9万3000円
ミューディメンション BlackBox i8
フラックス FS260

もう1つ、少々特殊なプランを紹介しよう。特殊であるその心は、「パワードサブウーファー」にフロントスピーカー用の“パワーアンプ”が内蔵されていることにある。

つまりこの『BlackBox i8』を導入すると、「フロント2ウェイ+サブウーファー」というスピーカーレイアウトを、“外部パワーアンプ”でドライブする“本格システム”が構築できるのだ。

なお、「ミューディメンション」も信頼性の高いブランドの1つだ。市場で本当に必要とされている製品をリリースするブランドという印象が強く、しかも多くの製品がリーズナブル。中でも「パワードサブウーファー」は特に人気が高く、当機はその最新作。“低音増強”能力に死角はない。

その上で当機ならば、中・高音の再生能力もアップさせることも可能となる。

そしてどうせならばその利点を最大限に活かそうと、組み合わせるフロントスピーカーにも、最大限の予算が割かれている。選ばれたスピーカーは、ドイツ発の実力ブランド「フラックス」の『FS260』。

「フラックス」は、音の“質”に特に強いこだわりを発揮するHi-Fiブランドだ。当機はそのラインナップの中での最エントリーモデルであるのだが、これが案外に侮れない。「フラックス」らしい上質なサウンドを十分楽しむことが可能だ。

「02」の解説の中でも言及したが、サブウーファーを導入すると中・低音にも良い影響がもたらされる。“低音増強”作戦は、サウンド全体のクオリティを上げる効果も確実に発揮してくれる。当プランをチョイスすると、“10万円”という予算の中で、その効果を最大限発揮させることが可能となる。ぜひ、参考にしていただきたい。

次回は、より本格的な低音を手に入れる方法を紹介する。クルマの中で良い音を聴きたいと思っている方は、次回もお読み逃しのなきように。
《太田祥三》

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