“関西発 体感型カーイベント”『まいど大阪!!秋の車音祭2017』が、11月19日、大阪府「南港ATC」において開催された。今回で第14回目を数える歴史ある同大会。年々参加者の輪が拡大中で、今年もほぼ全国から強者が大集結した。
当日は絶好のイベント日和。心配された寒さも太陽の光と参加者の熱気で跳ね飛ばされ、良好なコンディションの中でプログラムが進行した。2017年シーズンを締めくくるに相応しい、活気あるイベントと相成った。
当サイトでは今日から3日間にわたり、登録店からエントリーした注目車両を掲載し、それぞれのシステム、サウンドコンセプト等々をじっくりと紹介していく。
スバル・レヴォーグ(オーナー/西田憲二さん)by オートステーションK2
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イベントの約ひと月前に出来上がったというレヴォーグで参加した西田さん。納車されたばかりの愛車に、前のクルマからスピーカーとアンプを移設。そこに新調したDSPとDAPを加えて、現在のシステムが完成されている。搭載製品の顔ぶれは以下のとおりだ。ソースユニットがウォークマン、プロセッサーがヘリックスのDSP-PRO MKII、パワーアンプにはカロッツェリアXのRS-A09XとRS-A99Xを使い、フロントスピーカーがダイヤトーン・DS-SA1000、サブウーファーが同・SW-G50。目指すサウンドは、「聴きやすく心地良い音」とのことだった。実際に聴いてみると、音にコクがあり質感が上質で、なるほど耳に心地良い。1音1音の粒立ちの良さも光っていた。
マツダ・アクセラスポーツ(オーナー/宮下耕一郎さん)by イースト
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宮下さんはアクセラスポーツで参加した。同車の現在のシステムが完成したのは今年の9月。夏から、サブウーファー、プロセッサー、パワーアンプという順番でシステムアップが敢行されたとのことだ。またそのタイミングでトランクも作り直された。使用ユニットは以下のとおり。DAPをソースユニットとして使い、プロセッサーにはヘリックスを採用している。パワーアンプがモスコニ×2台+シンフォニ/クワトロリゴ×1台、そしてフロントスピーカーとサブウーファーにベンチャーオーディオをチョイスしている。「システムを変更したことで、スピーカーの能力がいかんなく発揮されている」とのことだ。聴いてみると、キリッと引き締まった、ヌケの良い爽快サウンドが堪能できた。
ポルシェ・マカン(オーナー/米田真弓さん)by AVカンサイ堺店
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ポルシェ・マカンで参加した米田さんはカーオーディオ歴は約5年。ご主人の影響で興味を持った、とのことだ。搭載システムは以下のような陣容となっている。プロセッサーにヘリックス・DSP-PRO MKIIを用いて、パワーアンプとスピーカー群をブラックスで統一している。フロントスピーカーにはマトリックスの3ウェイをチョイス。サブウーファーはラゲッジスペースに埋め込まれている。なお、当システムが完成したのはこの秋。それ以前は内蔵アンプシステムで楽しんでいたのだが、ユニット構成を刷新しサウンドを一気にグレードアップさせることに成功。その音は、密度感が高く、キレ味も至ってシャープ。高解像度、高S/Nのハイレベルなサウンドが展開されていた。
BMW・M235(オーナー/志方祐司さん)by AVカンサイ宝塚店
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カーオーディオ歴は約10年になるという志方さんはBMW・M235でエントリー。このクルマには約2年前からシステムを積み始め、以後大きなシステムアップが2回実行されているとのことだ。2回目が行われたのはイベントの3か月程前で、DAPとパワーアンプが新調された。搭載ユニットは以下のとおり。DAPがウォークマン、プロセッサーがヘリックス、そしてパワーアンプがブラックス×2台+アークオーディオ×1台、フロントスピーカーがDLS、サブウーファーがハーツ。なお、中心的に聴いているのは女性ボーカルとのことで、それらをしっとりと優しく再現することが目指されている。聴いてみると、声に生命力があり、余韻も美しい。リアリティも高く、充実したサウンドが楽しめた。
スバル・レヴォーグ(オーナー/佐野洋介さん)by カーオーディオクラブ
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完成してからまだひと月経っていないというレヴォーグで参加した佐野さん。カーオーディオ歴は10年で、このクルマは3台目のオーディオカーだ。システムレイアウトは以下のとおり。メインユニットがビーウィズ・MM-1、プロセッサーがヘリックス・DSP-PRO MKII、パワーアンプがブラックス。そしてフロントスピーカーにはダイヤトーン・DS-SA1000が選ばれている。ちなみにスピーカーは、以前は同じくダイヤトーンのDS-G50を愛用していたのだが、それをフラッグシップ機に換え、サウンドがガラリ一変。「2ウェイでここまでの音を出せるのは凄い」とのことだ。その音は密度感が高く、サブウーファーは未搭載ながらも低域のエネルギー感も十二分に表現されていた。
レクサス・GS350(オーナー/平野智之さん)by トゥルース
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イベントの前日に完成したばかりのレクサス・GS350で参加した平野さん。このクルマは平野さんにとっての初めてのオーディオカー。友人の影響で、5年前からカーオーディオシステムを積み始めたという。今回は、スピーカーを入れ換えた、とのことだった。搭載製品は以下のとおりだ。メインユニットがカロッツェリアX・RS-D7XIII、プロセッサーも同・RS-P99X、パワーアンプにはJLオーディオの5chモデルを使い、フロントスピーカーがフラックス、サブウーファーがJLオーディオ。オールジャンルで聴いているとのことだが、中心は日本のロック。目指しているのは「キレイな音で、かつ、なんでも楽しく聴けること」とのことだった。実際に聴いてみると、躍動感の高い低音が魅力的。全体的な見通しの良さにも唸らされた。
VW・ポロ(オーナー/矢野晋一さん)by サウンドカーペンター
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カロッツェリアのカスタムフィットスピーカーのトップモデル、Vシリーズのサウンドに惚れ込み、「それを使ってどこまでの音を出せるか」をテーマにカーオーディオと向き合っている矢野さん。Vシリーズの性能を十二分に引き出すべく、以下のようなシステムレイアウトを敷いている。ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーがヘリックス、パワーアンプにはカロッツェリアのPRS-A900を2台使い、サブウーファーとサブウーファー用のパワーアンプもカロッツェリアで統一している。なお、Vシリーズの2ウェイにカロッツェリア・PRSシリーズのスコーカーをプラスして、3ウェイ化も成されている。その音は実に瑞々しく繊細。低域のエネルギー感の高さも好印象だった。
トヨタ・ランドクルーザーシグナス(オーナー/佐野博也さん)by ルロワ
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![トヨタ・ランドクルーザーシグナス(オーナー/佐野博也さん)by ルロワ トヨタ・ランドクルーザーシグナス(オーナー/佐野博也さん)by ルロワ](/imgs/std_m1/137397.jpg)
ランドクルーザーシグナスで参加した佐野さん。佐野さんがこのクルマにオーディオを積み始めたのは約5年前。以前から欲しかったクルマを念願叶ってゲットし、それを機会にカーオーディオも極めようと、以後、システムアップを重ねて現在の形が完成されている。製品構成は以下のとおりだ。メインユニットがダイヤトーンサウンドナビ、パワーアンプがグラウンドゼロ・リファレンス4ピュア、フロントスピーカーがダイヤトーン・DS-SA1000。今後は、サブウーファーやスコーカー、DSPの追加も視野に入れているとのことだった。目指す音は「包み込まれるような心地良い音」。試聴してみると、音の質感の良さがこの上なく、心地良さが最上級。ハイエンドサウンドを堪能できた。